忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログの管理に関する雑談:静的な管理、動的な管理

先日、「文章量の少ない記事を投稿しようかな?」と書いた後に文章量多めの記事を2連続で投稿するあたり、先の事を本当に何も考えないで記事を書いているのだということが大変よく分かるんじゃないだろうかと思いました。 私が先の事を少しでも考えられる人…

紙とプラスチック、バランスが大切だと思う

先日、ようやく初めて紙ストローなるものを使う機会を得ました。 SNSなどで大変に酷評されている紙ストローですが、そうは言ってもデザイナーがストローとして使えるよう設計・評価しているのですから、そこまで言うほど酷いものであるはずがありません。プ…

集団の合意形成における作法:過激派と穏健派の役割

何かしらの問題が目の前にある。 しかし人々がどう対応すべきか意見が定まらない。 ある人はAをすべきだと言い、ある人はBこそが良いと主張し、ある人はむしろCだと提起する。 議論が紛糾し喧々諤々の様相を呈するもまとまらず、結局は何も定められずに膠着…

ここに記すには余白が云々

真面目なテーマの話を真面目ぶって書いていたらなんだか思った以上にまとまりが悪く綺麗に収まらない感じになってきたので、まだ書いている途中ですが一晩寝かせることにします。 文章とカレーは一晩寝かせるに限ります。 文章は一旦置いておく まあカレーは…

和製英語って名称が悪いんじゃなかろうか

今週のはてなブログさんのお題は「わたしは○○ナー」だそうです。 あ、いえ、別にお題に参加するわけではないのですが。 私は頑ななまでにお題には参加しない派の人間・・・というわけではなく、単純に書きたいことが無くなったら参加しようかと思っています。た…

テロリストとマーケティング戦略

ニューヨークポストの記事での一般コメントが面白かったので紹介します。 【ドイツの環境活動家がモネの絵画にマッシュポテトを放り投げた】 提案があるんだ。絵を移動して、彼らを1、2週間貼り付けたままにしておこうぜ。そうすりゃきっとマッシュポテトで…

リスク管理の観点から見た自衛戦力の保有に関して

自衛戦力をどの程度保有するか、そのためにどの程度の予算を確保するかが昨今議論されています。 防衛関係予算をどの程度確保するかという「予算ありき」の官僚的思考は望ましくないだろうことは過去の記事で述べました。 今回はその前段階、そもそも自衛戦…

つまり、文章を書くのが好きなのだ

次にアップロードするための書き途中の記事が政治やら経済やら軍事やらヘビーな内容ばかりになってきてしまったので、あえて息抜きとして軽い記事を書くことにしましょうそうしましょう。ふわふわした記事を書くのもまた一興なのです。 人生において一興とい…

結局テレビってどっちに偏ってるの?

結論の無い、ただ疑問を呈するだけの話。 中道的視点 私は良い言い方をすれば中道、悪い言い方をすれば日和見主義者です。極端こそを避ける穏健派でありたいという願望を持っています。 直ちに物事を変革したい急進派の気持ちが分からないわけでもないのです…

生き物がいっぱい

まるで豹変するが如く予測もつかぬほど変化の早い現代社会。捕らぬ狸の皮算用、穴の狢を値段するとはいえ、時には猫を被り、時に狸寝入りをし、猫も杓子も南船北馬の虎視眈々、隙あらば生き馬の目を抜く時代でございます。 このような時代では孤高にて糊口を…

異文化との遭遇

アメリカの営業拠点から届いたメール。 「やあ!元気してるかい?」 お、英語のメールだ。名前からするとアメリカ人か?(普通の推論) 「ちょっと困っててさ、教えてくれよ!」 まあ困っているなら助けようじゃないか。 「この絵に書いてあるS22ってどういう…

善意の製造責任

製造物の欠陥によって損失が生じた場合、製造者の損害賠償責任を定めた法律が多くの国で存在します。日本でも製造物責任法があり、これは欧米に倣ってPL法(Product Liability Law)という名称で呼ばれることもあります。 SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任…

人の意見を借用すると不平不満が湧いてくる

「なーなー、マイナンバーカードと保険証の一体化ってニュース、どう思う?」 「まだヤフコメを見てないので、回答は見てからでいいですか?」 「ふぁ!?」 久しぶりのカルチャーショック。 私はヤフコメの意見を知りたいわけじゃなくて、君の意見を聞きた…

真面目なサボり屋:サボり癖を活かす

人の時間は有限であり、仕事は成果で評価されるものであり、結果は行動が無ければ伴いません。 そのためサボり癖は社会的にあまり望ましい特性とはされないものです。 ただ、極めて個人的な好みではありますが、私は同僚や後輩として一緒に働く人の特性には…

足るを知るを知る

とにかく金があればいい、と思うほどの欲もなく、 お金なんていらないよ、と厭世的なわけでもなく、 さりとて必要よりもちょっとは余剰が欲しく、 あればあるだけ無駄遣いするので不要だとも思う、 私にとってお金とはそんな存在です。 適量とは何ぞや 元々…

事象と問題はイコールではない

マメ科クズ属のつる植物である葛の繁茂を防ぐ際は、つるを引っこ抜いたり切ったりしても意味が無いことは常識です。 ・・・おそらく常識だと思います。 常識ではないかもしれません。 葛は痩せた土地でも凄まじい速度で成長する植物であり、表面的なつるを取り…

現実逃避は面倒なので現実のほうが逃避してくれないものか

仕事が毎日楽しいです。 顧客「この製品、使用条件から外れて使っても大丈夫ですか?」 私「もちろん駄目です」 顧客「分かりました」 私(聞かなくても分かることでは・・・?) 仕事が毎日楽しいです。(自己暗示) 内規に書いてあるからさー・・・ 私は機械の技術屋…

STEM分野での男女比率に関して

テーマとしては少し扱いにくいジェンダーに関わる話。 前提として、本記事における男女差は平均の話であって、それぞれの事柄におけるトップ層の男女比や個々の人が特性に合致するかどうかはまったく別の話です。当然ながら個々人の特性には違いがあり、デー…

2022年度版:最高の国ランキング(Best Countries in the World)を見る

今年も最高の国ランキングが更新されましたので、順位とスコアを見ていきます。 (参考:2021年度版の記事) 最高の国ランキングとは 最高の国ランキング(Best Countries in the World)はアメリカのUSニューズ&ワールド・レポートが毎年公表しているランキング…

年金のソフトランディングとハードランディング

私は年金をもらうにはまだまだ遠い年齢ですし、お金が関わる話をするのはどうにも苦手です。 ただなんというか、煽りめいた記事がトレンド入りしているのを見ると、なんとなく一言居士めいた気分が沸々と。良くないのですけどね、こういうのは。 別に現政権…

教えたがらない人の是非:属人性の功罪

先日は「教えたがり」に関して記事を書きましたが、世の中にはその真逆である「教えたがらない人」もいます。個人的には過剰な「教えたがり」と同程度に「教えたがらない」人も問題ではないかと考えているため、少し語っていきます。 属人化 仕事の代替性が…

タブーにはどこまで触れていいものか

タブー(Taboo)とは、社会的・文化的・道徳的に触れたり口に出してはいけないと禁止されている物や事柄を指します。 日本語での訳語は禁忌とされますが、禁忌は科学的や技術的にすべきでないことも含まれるためニュアンスの差異が若干あります。タブーはそう…

人間を省いた環境負荷の測定に意味はあるのか

近現代において公害や自然破壊が社会問題となって以降、環境問題への意識は年々高まっています。それに従い、エコ活動やLOHAS、ISO14001やカーボンプライシングの概念、脱炭素社会やサスティナブル学など、様々な概念や手法が出現しています。 今回は現代の…

変わるのが日常であればそれは変わらない日常

なるべく土曜日は軽い記事を上げたいと思っています。思っているだけでできていないことも多々ありますが、思うことは自由なのです。 よって今回は軽い話をしたいがため、何が言いたいか分からない記事タイトルは放置して日記的な雑談をします。 新しいiPhon…

島津さんちの不適切行為に関する私見

2022年8月下旬、島津製作所の子会社において、医療用装置へタイマーを仕掛けて一定期間経過後に意図的な停止を引き起こし、故障を装って有償メンテナンスを行っていた疑惑が報道されました。 その件に対して島津製作所が調査を行った結果、保守点検業務に関…

個人崇拝系は少し苦手

先日は少し取り扱いにくいテーマである宗教関係の記事を書きました。今日も引き続き宗教をテーマにして記事を書いていきます。 話題の宗教に関して 学問的な視点で宗教を見る習慣があるのですが、ふと、そういえば各所で何かと話題に上がっている家庭連合(統…

私の幸せは貴方の幸せと同じではない、という考え

少し冷たいようで、案外そうでもない考え方。 宗教観に関する私見 私は比較的宗教に触れる機会が多い人生を歩んできたと思います。 母方は祖父母の代から熱心な仏教系信者ですし、親戚にはプロテスタントの人もいます。図書館では神道系の書籍をそこそこ読み…

継続のコツをイメージで捉える:心を満たす

走っていると疲労によって体力が失われていくように、転がる石の表面が他との接触によって剥落していくように、仕事や創作活動など何らかのアウトプットを行うことで人は摩耗していきます。 この摩耗は物理的に何かしらが目減りするものではありません。しか…

どう思う?が口癖のうっとおしい人と、雑談の効用

私です。 最近ふと気付いたのですが、一部の若者に話しかける時はかなりの頻度で「どう思う?」という言葉を使っているようなのです。 実にうっとおしいですね。 例えばちょっとしたニュースを雑談の種として振った場合、「なんか笑えるニュースがあったわ、…

申し訳ない顔をすると、申し訳ない空気になるんだ:明るい態度には価値がある

「この部分なんだけど、これじゃ少し分かりにくいかな、こう変えるのはどうだろう?」 もう少し遠回しであったり直截的であったりする場合もあるでしょうが、仕事の報告書なりプレゼン資料なり、そういった類における仕事の成果物をチェックされる際によく言…