2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧
両論併記に関する昨日の記事の続き。 両論併記に対して否定的な見解の一つとして、次のような言説も存在します。 「両論併記によって陰謀論が広まってしまう危険があるため、両論併記は避けるべきだ」 これについても私は否定的な見解です。むしろ逆に、両論…
「このような言説を世間に開示しては世の中の人々に誤解を与えてしまう」 「だからこそ両論併記はすべきではない、正しい情報だけを世間に流通させなければ」 時にメディアの言論人が語るこのような両論併記に対する言説について個人的には否定的なため、当…
脳が働かないからね、仕方がないね。 加齢か、耐性かは分からないけども お祝いイベントで気が大きくなっていたとはいえ、普段お酒を呑まない人が調子に乗ってガバガバお酒を呑んだらそれはまあこうなるだろうという良い見本の晒し者として、水を飲んで布団…
「稲森和夫が言うには・・・」 「ドラッカー曰く・・・」 「フリードマンの本によれば・・・」 このように、何らかの主張をする際に偉大な先駆者の言葉や結論をそのまま流用して語る人がいます。特にビジネスの分野で見かけることが多く、一部のライターや記事はこれ…
仕事ができるやつが好き 俺は仕事ができる奴が好きだ。 別に仕事ができない奴が嫌いってわけじゃあない。それは別にマイナス評価をするようなことじゃない。 そりゃあまあ、俺にだって物事に対する好悪の感情くらいはある。けど、誰にだって個性ってもんがあ…
11月24日朝の思索。むしろ模索、暗中模索。不定期の日記要素。 祝日の翌日に仕事をするのは法律で禁止してもいいのではないかと休みボケの頭で思う次第。思考回路がまだ休暇中です。 休みそのものよりも休めるというシチュエーションがエネルギーになるタイ…
(期首)「これは努力目標だ!達成できないかもしれないが、皆で一丸となって頑張ろう!」 (期末)「目標数値に届いていないじゃないか!何やってるんだ!死に物狂いで達成しろ!」 努力目標がいつの間にか必達目標にすり替わる、世の中ではよくある話です。よ…
私は一応科学者だから、超常現象を否定しない。わからないものはわからない。 引用元:佐伯 緑「What is Tanuki?」 このフレーズだけで筆者が真摯な科学者であることが分かります。 科学とは真理を追究する学問ではない 科学の基本は観察・測定・実験です。…
恐怖に対して動物が示す反応に、戦うか逃げるか反応(fight-or-flight response)があります。これは外敵や生命の危険といった回避すべきストレス事態に動物が直面した際、肉体や精神に変化が起こる反応です。英語ではfight-flight、日本語では闘争・逃走反応…
大抵の物事は、子ども向け作品のように善悪がはっきり分かれていることは珍しく、むしろ善悪で割り切れない複雑で複層的な構造を持っていることが一般的です。 言い換えれば、世の中には「悪いことにも別の側面から見たら良いところもある」という状況が無数…
陰謀論に対する私の考え方は、個人の趣味の範囲であれば別に目くじらを立てることは無いが、他者に押し付けるべきではない、です。 陰謀論に対する考え方 福澤翁が述べるように、人の自由とは天の道理に基づき人の情に従い他人の妨げをなさずしてわが一身の…
週に一度くらいの頻度で軽い話をしたいシンドローム。 平和な職場でのコミュニケーション 私「はい、もしもし」 営業「変なこと聞いていいか?」 私「度合いによりますよ」 営業「時計回しって、どっちだ?」 私「正気ですか?」 営業「いやさ、取扱説明書に…
「私って運が良いんだよね」 「俺って運が悪いんだよな」 個々人の運の善し悪しはそれこそ確率的な問題です。10回中8回くらい良い事象を引ける幸運な人もいれば、10回中ほとんど悪い事象しか引けない人もいます。吉凶禍福は人知の及ばない天の定めるもの、と…
不定期に話題となるSNSプラットフォームの住み分け 2020年アメリカ大統領選挙におけるトランプ大統領や関連アカウント凍結の影響を受けてパーラーや新規SNSが話題になったように、また2022年のイーロンマスクによるTwitter買収の影響を受けてマストドンが話…
隙あらば楽観と悲観の差異を語る楽観主義者、それが私です。 今回もまた楽観と悲観についての思索を述べていきます。 楽観と悲観に関する情報整理 楽観と悲観を分かつものは何かと言えば、その感度差は科学的にセロトニントランスポーター遺伝子の型で説明が…
理系の素朴な疑問。 スピリチュアル系にはまったく詳しくないので、詳しい方にご教授いただきたいと思っていることについて述べていきます。 理系的な態度 私の職場は機械系・電気系のエンジニアがゾロゾロと雁首を揃えており、「理系の巣窟」という空気感で…
私「なあなあ、仕事、面白いかい?」 若手「いや、まあ、面白くはないです」 私「そっかーそれじゃつまらないよな」 ふわっとした会話。若者との会話が下手なんじゃなかろうか。 近場にいる若手や新人に仕事が面白いかを聞くと、まあそこそこの比率で「面白…
一冊の書籍を読み、その感想を書く。その感想を書き連ねた文章は一般に読書感想文と呼ばれます。 ・・・わざわざ述べるようなことでもないですね。 いかんせん、何かを語り始める時にはまず言葉の意味をしっかりと定義したがる習性があるのです。 「何を語るか…
今日は訳の分からないことを話す日。あ、それは毎日でした。 自由と我儘との界は、他人の妨げを為すと為さざるの間にあり 個人のブログやWebサイトにおける個人の言論は基本的に個人の自由です。 人は他者の権利を故無く侵害する権利を持ちませんが、法的・…
口が悪い 「データの送付をお願いします、納期はXX日です」 は?知らんがな。 納期とは契約である 納期とは納入期限、つまり期日・〆切です。 納期は社会人として必ず守らなければならない絶対の約束事・契約に他なりません。 そして契約とは当事者間の合意…
ブログをやっている人にはあるあるだと勝手に思っているのですが、 「あの人、最近あんまりブログを更新しなくなっちゃったな・・・」 と寂寥感を覚えていたところで、久しぶりにブログの更新があると嬉しくなりますよね。ね?(同調圧力) そんなわけで唐突に、…
とある記事を読んで考えたことを記録がてら。 教育関係者ではない他業界の人間が考えた、ただの感想文と雑想です。 あまり同意していない記事を取り上げるのは気が引けるけども ある言論サイトで「離職率0.65%の公立学校は本当に“ブラック”なのか?」という…
サイレントチェンジは製造業で用いられている言葉の一つです。 本日はサイレントチェンジの概要と恐怖について、実際に製造業で働く技術屋の目線から語っていきたいと思います。 (前の記事) 工業製品における品質の考え方 職人が手作業で作るモノは一つ一つ…
いつも巡回させてもらっているブログの1つ、そこでは少しややこしい国際問題を取り上げていることからコメント欄が同意もしくは反論でとても賑わっています。 ほとんどのコメント投稿者は議論の作法を心得ているため、互いの意見を積み上げてより優れた見解…
「お金のために仕事したくない」 先日SNSで見かけた言葉なのですが、珍しく直球で反論してみたいと思います。 仕事っていうのは、お金のためにやるんですよ。 「なぜ仕事をしているか」と「なぜその仕事をしているか」の違い 私自身は子どもの頃からなりたか…
情報は人にあげても質的には減らないが、価値は減る。 では、減る価値の量はどの程度でしょう? 人はどれだけ無知か 私たち個人個人は世界や物事をどれだけ知っていると言えるでしょうか。 たとえば1%、まさかそんなに知っているわけも無さそうです。古代の…
ニュースを見ていて思い出した小話 ◆富士通ゼネラル、エアコン国内生産の再開検討 01年以来: 日本経済新聞 空調機器で有名な富士通ゼネラルですが、中国拠点は「富士通将軍」という名称です。勇ましくて結構好きだったりします。(Generalは日本語で全般的、…
精神面の不調で国会議員が議員辞職をするか休職をするかという話がありました。辞職すべしという意見や休職で良いという意見、休職を許可した上層部は模範的で素晴らしいという意見や上層部の責任に関する意見など、様々な見解を見かけます。 今回はその個人…
若い頃は「今どきの若者論」に対して年相応の言語化できない不愉快さを感じていたのですが、若者ではないこの歳になると多少言語化できるようになってきました。 年長者からすれば私などまだまだ若造だと思われるかと存じますが、私も若手を指導する立場にあ…
年に数度の恒例コミュニケーション 他所の新部長「いやあ、寒くなってきたな」 私「そうですね」 部長「なあ・・・寒くないの?」 私「死ぬほど寒いです」 部長「だよな、なんで腕まくりしてるんだ?」 私「袖が・・・嫌いなんです」 部長「は?」 私「袖が嫌いな…