忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

エアコンに関する小話『修理は難しい、悪徳業者、おすすめメーカー』

夏も近づき暑くなってきましたので、メディアやネットでは毎年恒例のエアコンに関する話題がたくさん出てきましたね。私も近しい業界でお仕事をしている技術屋・熱力学オタクとして、エアコンに関する小話をしてみましょう。 エアコン屋の回し者ではありませ…

仕事ができる人は(余裕があるから)行動が早い

書いている記事が真面目一色に染まって気持ちが盛り下がってきたので、一旦投げ捨てて緩い記事を書きましょうそうしましょう。 相変わらず真面目を維持できない悪癖ではありますが、高く飛ぶためには助走が必要であり、力を生むためには脱力が不可欠なのです…

気分良くお金を出してもらいましょう

どのような社会集団であろうと格差の是正は常に議題とされる社会問題です。社会集団はまったく異なる個々が集まって構築されることはなく、目的なり属性なり何らかのものを共通項として構築されます。よってその構成員に大きな格差がある状態では『同じ集団…

経済学の先生方、今がチャンスですよ!

物価上昇、してますよね。消費者物価指数、上がってますよね。 お金が無いくせにあまり値札を見ないでモノを買う適当人間の私ですら物価上昇を感じていますので、世間様の実感としてはきっと物凄いのだと思います。 「値札を見て買い物しないからお金が無い…

楽観と悲観を分かつもの:危機感の違いと誤解

同じ事象に対して楽観と悲観やポジティブとネガティブの差が出るのは、セロトニントラスポーター遺伝子の型、つまり遺伝的な要素が強いことが研究によって示されています。 神経伝達物質の働きがどうこうという生化学の話は専門家にお任せするとして、日常的…

アクセス数を増やすための流行に乗った記事を考える

人が物事を判断する時の基準について、リースマンの分類【伝統指向型】【内部指向型】【他人指向型】を援用して記事を書いたことがあります。 私自身は頑迷固陋な内部指向型のため、流行を追うのは正直とても苦手です。 しかし自分が良いと思ったものであれ…

国家や政府に安心を求めても仕方がない:安心と安全の違い

SNSやメディアでは国家や政府に対して何らかの対応や変更を求める声が日々流れていますが、参議院選挙が近くなったためかここしばらくは時にそのような声が多くなっているような気がします。 声を上げること自体には特に否定的ではなく、むしろ肯定的です。…

顧客問い合わせの応対~プロの仕事に求められるレベル

今日は顧客とのやり取りにおける少し贅沢なレベルの話をしましょう。 顧客とのやり取りは様々な業界で様々な形で行われますが、私が製造業に勤めている手前、製造業における顧客問い合わせを代表例として語ります。 顧客問い合わせへの応対 顧客からの問い合…

弱きを助け、強きはとにかく挫け?

今はなきお婆ちゃんとの思い出。 「婆ちゃんは箱根駅伝が好きだよね、正月になるといつもテレビに張り付いてるし」 「若者が頑張ってる姿がね、好きなんだよ」 「いつも負けてる学校を応援してるけど、なんで?」 「婆ちゃんはね、弱い方を応援してあげたいんだ、弱…

読者が増える夢を見た

普段はまったく夢を覚えていない人間なのですが、物凄く久しぶりに夢を覚えていたためせっかくなので記録しておきます。もう年単位で夢を覚えていないので大変に貴重な機会なのです。 あ、貴重な機会というだけで、内容は本当に大した話ではないです。内容は…

生き苦しい浮世に

「どうにもこの世は息苦しい、呼吸が上手く出来ねぇんだ」 そんな風に思ってる奴もいるだろう。そいつはまったくもって誤解じゃねえ。人の世なんてのは実際のところ、そんなもんだ。 足を伸ばして土を踏み、大地に根差す俺たちにゃあ、ちいっとばかし気付き…

雑記ブログには自らの思想や嗜好が投影されるか

雑記ブログだと言い張っているこの駄ブログですが、その実態はただただまとまりが無くその時々に考えたことを書き綴っているだけで、方向性が無いだけです。 しかし気付けばブログを初めて1年以上、そろそろ何らかの傾向が出てきたのではないだろうか、繋ぎ…

面白いほうがつまらないより面白い

同僚に社内チャットで「アルジャーノンに花束を」ごっこをしたらとても不評でした。そりゃあそうだ、読みにくいもの。 (例文) 試作図面に基づいたテスト品を30個サプライヤーに発注願います。急ぎのため納期は来週中でお願いします。 「あたらしく絵をかいたの…

同調圧力の功罪と折衷案

世間には「同調圧力が辛い」「同調圧力とか無くなればいい」というような風潮が一部にあるかと思います。それに対する反対意見、ではなく、解決方法を模索するための折衷案を考えます。 (同調圧力について考察した過去記事) 同調圧力のイメージ共有 まずは同…

衣替え・ブログ・制御工学

梅雨入りしてから急に寒くなりましたね、不思議です。雲があるから当然なのですけど。 私は季節の変わり目には150%くらいの確率で風邪を引きます。1回は確定で、運が悪いと2回、よって150%です。 風邪を引くことを確率がなんたらとか運がどうこうだとか言っ…

若者世代は対立を好まない~与党への怒りが世代により異なるのは何故か

今回は普段の論調とは少し異なり、政治的にあまり中立ではない考察を述べてみたいと思います。若者世代と年配世代に分けて世代に関する考察を述べますが、決して特定の世代を貶めたりその世代に属する方々をレッテル貼りして決め付けたいわけではないことを…

アクセス数を増やすための需要がありそうな記事を考える

「なんだ、急にアクセス数とかいつもと全然違うことを言い出したぞこいつ」と思われるかもしれませんが、ふと思いついたことを書いてみたくなっただけです。 アクセス数を増やすなら (まだ晴天) だってインターネットでブログに関する情報を探しに行くと、猫…

若者の理想と長老の知恵~問題を解決するためのアプローチ

メディアやネットでは「〇〇〇が問題だ、だから無くさなければならない」という言論をよく見かけます。もちろんその思考自体はとても普通の事です。誰だって問題をそのまま放置したいわけはなく、その解消を求めるのは当然でしょう。 しかし、問題を見つける…

もっと生産性を上げるために頑張ろう、への違和感

商売やビジネスにおいて、昨今はどこでも生産性について語られています。もっと頑張って生産性を上げなければ競争に勝てない、もっと努力して生産性を今以上に高くしなければならない、というような調子です。 生産性を上げること自体が目的化してしまったり…

誰だって争いや戦争は嫌いなのに

争い事や戦争を好む人は恐らくほとんどいないと思います。もちろんそれは多少の願望を含んだ考えではありますが、誰だって痛いのは嫌いですし、怪我するのはイヤですし、殺すのも殺されるのも御免でしょう。 でも、じゃあなんで世界には争いや戦争があるので…

行動の結果を楽しめるか~継続は力なり

継続は力なり。これはその正誤を問うまでもなく経験則的事実だと言えるでしょう。 個人的には「継続すると力が付く」なのか「継続こそが力そのもの」なのかで解釈問題を作れそうな気がして面白い言葉だと思います。正しい言葉の意味は後者なのですけど、なん…

正しさは何が担保するのか~エリート主義と反エリート主義

昨今に限った話ではありませんが、学問や科学において何らかの疑いが発生した際に紛糾するのが『正しさは何が担保するのか』という論争です。 もっと単純化すると『頭のいい学者先生の見解が正しいのか、そうではないのか』という点において揉める場合です。…

世代を超える作品は素晴らしいという緩い話

ある日の緩い愚痴トーク。 私「社員のメンタル不調が云々で横のつながりがどうたらってうちのお偉いさんが言ってたけど、どう考えても横のつながりじゃなくて縦のつながりが原因だと思うんだよな」 同期「マジで同意。上が潰してるんだから、上が変わらんと…

他人が馬鹿に見えた時、考えるべきこと

稀に、時々、頻繁に、常に。頻度は人によると思いますが、他人が馬鹿に見える時が大抵の人にはあると思います。 当人が物凄く賢い天才であれば常に他者が愚かに見えるのもやむを得ないでしょうが、大抵の人はそこまで隔絶した賢さを持ち合わせてはいません。…

まずはおっさんがスカートを履くのはどうだろう?

ちょっとした思考実験的思索。ちょっと極論ぎみ。 ジェンダーレス制服 ここ数年ほど学生のジェンダーレス制服についての話題を時々見かけるようになりました。「スカートとズボン、どちらも自由に選んでいいですよ」というようなやつです。 制服に関しては様…

たとえ話の欠点と効用

私は物事を説明する際に『たとえ話』を多用します。本日はそのたとえ話に関する所見を述べていきます。 たとえ話の欠点 たとえ話は結局のところたとえでしかなく、本質的な理解から遠のいてしまうことや意図を誤るといった欠点が間違いなくあります。それは…

防衛関係予算と国防に関する愚見

各所でここ数か月議論の焦点となっている事柄の一つである防衛関係予算と国防に関して、正直なところ左右どちらの側からも好まれなさそうな意見を述べてみたいと思います。まあ、正直あまり面白い見解ではありませんが・・・参考意見の一つということで。 GDP比…

食事が身体を作る、という現実に向き合わねばならぬ

堅苦しい記事が続いているので息抜きしましょう、息抜き。 真面目”風”な話が主食的ポジションとなっているこの駄ブログではありますが、毎日主食だけを食べていたら体を壊してしまいます。人はちゃんと主菜や副菜も摂らなければいけないのです。 この駄ブロ…

なぜ与党を攻撃する野党の支持率が伸びないのか

別に国政に限らず、何らかの意見対立や多数決において普遍的で、特に新しい発想でもなく、むしろ面白くもない普通の話をしましょう。つまり政党政治における支持率は一例に過ぎませんが、まあ例として説明しやすいので使います。 戦略を間違えている 例えば…

マスコミ批判で気を付けること

インターネット上では今も昔も報道機関(マスコミ)への批判が活発に行われています。これは日本に限らず諸外国でも同様です。いえ、むしろ日本よりも海外のほうがマスコミへの批判は強いと言えるかもしれません。 社会学者が国際プロジェクトとして行っている…