忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

年度末なので頭の中の棚卸

昨日の記事は翻訳ばかりとはいえなかなかの文章量だったため指が疲れました。1記事に10000文字以上を費やすのは毎日更新しているブログにとってはとてもヘビィです、ええ。 今回は箸休め的に、頭の中で考えていることをざっくばらんに棚卸していきます。 『…

脆弱国家(失敗国家)の定義と評価項目の詳細に関して:Fragile States Index

ネット上で不定期に話題となる脆弱国家(失敗国家)、その具体的な定義と評価項目の詳細に関して、個人的なメモとして記録します。 日本の具体的なスコアは過去記事に記載しています。 脆弱国家(失敗国家)の大枠を理解するならば、うちの記事を読むよりも以下…

「強者から弱者への配慮」の感情での否定と道徳的な肯定

「頭の良い人は頭の悪い人に合わせなければならない」 「強者は弱者を助ける必要がある」 この手の類の言葉が、実のところあまり好みではありません。 道徳的には肯定していますが、感情的には否定しています。 そんな、社会的には少し不適切な考え方を提示…

仕事がデキる奴こそ積極的に休みを取れ!

同僚「月曜日は休まないといけないんだよね」 私「お、どっか遊びにでも行くの?」 同僚「いや、時季指定で」 私「ん?」 同僚「まだ5日消化してないからさ」 私「ごめん、1ミリも理解できないわ。それ何語だ?」 有給休暇の不思議 労働基準法の改正によって…

政治的公平を掲げるならば、安易に権力の監視を謳うべきではない

今回は言論やメディアと権力の距離感、及び「権力の監視」に関する思索です。 本来的に[権力]と[政府]はイコールではなく、ジャーナリズムが距離を置くべきは[政府]に限らず[政府を含めた全ての権力]ではありますが、今回は話を単純化するため[権力=政府]で…

GTD+カンバン+Trelloでタスク管理

ホワイトカラーやナレッジワーカーの人にとって必須スキルとも言えるであろうタスク管理術。 タスクの管理は人それぞれ様々なやり方があると思いますが、今回は一例として、私のやっているGTD+カンバン+Trelloを紹介します。 一応我流の組み合わせではあり…

人工知能チャットボットに感じる「頭の良い友人」くらいの距離感と道具的な効用

昨日はChatGPTを援用して記事を作成してみました。 仕事で活用する方法を模索しようとここしばらくChatGPTを弄っていますが、趣味のブログに使ったのは初めての試みです。 すでに人工知能チャットボットに関しては有識者が多数の見解を示しており今更私がな…

700記事目はコンピュータに頼ってみることにした

気付けばブログを始めて700記事投稿となりました。 700日間毎日ブログを更新できる健康と時間があったことはなんともありがたいです。 せっかくの節目は何か変な記事を書きたいのですが、今回はどうにも妙案が思い付きません。 何を書こうか悩んだ結果、コン…

年度末はなんだかんだ忙しいので軽い雑談

なんだかんだ年度末の駆け込み案件が多く仕事も忙しいですし、ここのところヘビィなテーマの記事が多かったので、今の私にはリラックスと気分転換が必要です。 放っておくとすぐ政治やら経済やら言論やら重い話を始めだしやがりますからね、この駄ブログは。…

誰が言っているかでフィルターするのは合理的だけども

軽いんだか重いんだか分からない話。 なんだ、○○○か インターネットを徘徊していると、特に党派性が高い堅苦しい分野に限らず、どの分野でも情報に対する嗜好での選別行動を見かけることがあります。 それは例えば「なんだ、○○○が書いた記事か」「タイトルだ…

書類を積んではいけない:積むときはせめて縦置きに

書類を積んではいけない。 まして平積みなんて絶対NG。 ビジネス系サイトやビジネス書でも散々言われていることだというのに、それでも書類を積み続けるデスクワーカーが世の中には多数存在しています。どうにも不思議でなりません。 なぜ積んではいけないの…

なぜ立憲民主党は支持率が伸びないのか?と聞かれたので考えてみた

以前、立憲民主党を支持している方から「なぜ立憲は支持率が伸びないのか分からない」と聞かれたことがあります。その際はいくつかの例を用いて理由を説明してみました。納得いただけたかは分かりませんが、一定の理解はいただけたと思っています。 普段は特…

差別やハラスメントの法制化と客観化の受容

昨今、差別やハラスメントの法制化が徐々に進んでいます。代表的なハラスメントであるパワハラやセクハラ、マタハラはすでに法制化されていますし、今は性的マイノリティへの差別禁止に関する法律案がよく議論されています。 差別やハラスメントは社会にとっ…

時事的な話を試しに取り扱ってみる【放送法の政治的公平】【日韓輸出管理】

この駄ブログではあまり時事ネタを取り扱っていません。 時事ネタは情報が流動的であり下手をすれば不正確な情報の拡散に手を貸してしまう危険があること、時事的に係争している案件では意見が両極端に分かれて対決し合っていることが多く中道の意見を述べに…

社会運動と当事者性:第三者が参画することへの是非

社会問題を議論されている場で、時々当事者性に関する言及を見かけます。 当事者性に関する言及は二種類あり、発信側による「当事者ですがこれについては~」や「当事者ではないので推測ですが~」といった形、もしくは受信側による「当事者でないなら語るべ…

一年ぶりの誕生日と子どもの頃の思い出話

3月16日、今日は私の誕生日です。わーい。 誕生日はなんだか久しぶりな気がします、1年ぶりでしょうか? 1年に1回しかないと忘れちゃうので、もう少し高頻度でやってくるといいんですけどね、誕生日。 ・・・個人的に鉄板のボケです。 本当に誕生日を忘れるので…

「バターよりも大砲」論と「ヒトラーに例える論証」

「バターよりも大砲」という言い回しがあります。 バターは民需品、大砲は軍需品を意味しており、元々は経済学において「大砲かバターか(Guns vs Butter)」、つまり軍需と民需のバランスを考えるためのモデルとして用いられている言葉です。 しかしながら、…

軍拡競争は軍事的緊張を高めるか否か

本記事では軍事と抑止力の話をします。リアリズム寄りの視点であり、非武装を望む方にはあまり好ましい言説とはならないのですが、ご承知いただけますと幸甚です。 リアリズム的視点 軍事に関する議論を見ていると「軍拡競争に対する軍事的緊張への認識」が…

そもそも『貧困』とはなんだろう?

政治や経済、格差や社会を語る上で頻繁に出てくる言葉の一つに『貧困』があります。 しかし具体的に何をもって貧困と指しているのか、どのような状態が貧困なのかは個々人によって異なるイメージを持っていることでしょう。頻出するとはいえ、よくよく考えて…

女性議員比率に関する余計な思索:性自認と男女平等

誰が正解を語れるのだろう。 現状把握 男女平等に関する国際的な指標は様々ありますが、日本は多くの指標で低スコアの低順位です。 よくニュースで話題になる世界経済フォーラムの「ジェンダーギャップ指数」やエコノミスト誌が毎年発表する「ガラスの天井指…

雑に話す雑談

真面目な記事が続いたので、雑談で息抜きします。 今回は「好み」の話ではなく、「好みではない」話を主に。 最近のストレス事例 件名:問い合わせ とか 件名:教えてください といった件名のメールがとてもイヤです。好みではないです。すごくストレスを感…

なぜなぜ分析は分岐しない:なぜなぜ分析とロジックツリーの違い

「なぜなぜ分析」とは問題や課題に対して「なぜ?」を何度も繰り返して根本原因を掘り下げていく手法です。 この「なぜなぜ分析」の作成例を書籍やインターネットで探すと、多くの場合で次のような図を用いて解説されています。 しかしながら、このように分…

一足飛びではない合理性と現実論:トヨタイムズを読んでの感想

唐突ですが、気に入った記事を紹介するコーナーをやります。 今回の記事は完全に人様のフンドシです。 トヨタイムズの記事 世界的な潮流として自動車のBEV化が進んでいます。トヨタは日本を代表する自動車メーカーであり、そのためにトヨタのBEV戦略やBEV販…

日本は海外への”ばらまき”が足りていない

なんとなくセンセーショナルな響きの記事タイトル。 ODA評価における一側面の話。 数値的事実 日本のODAや海外投資がニュースになるとほぼ必ず見かける「ばらまき」という表現に関しては、過去の記事でも述べたように個人的にはあまり同意しかねます。 日本…

個人のブログやSNSをソース・論拠にする場合の注意事項

この駄ブログでは各国の統計データやら国際ランキングやらを扱った記事を投稿している関係か、極めて稀ではありますが、SNSやネット上でその手の議論が行われている際のソースや論拠に使われる時があるよう、です? 微妙に疑問形なのは、ほとんど直接的には…

属性で区分することの問題:『高齢者』の資産を単純に再分配すればよいのか

現代日本において最も金融資産を持っているのは60歳以上の方々であり、金融資産シェアは60歳以上の方々が7割を占めています。 まあ、よくよく考えなくてもこれは当たり前のことです。培ってきた知恵と経験による高所得、積みあげてきた貯蓄、人生における大…

ペイウォールの向こう:情報を加工する手間の外注

ゆきにー (id:yuki_2021)さんがペイウォールについて語っていた記事を読んで思うところがあったので、ペイウォールと情報に関する個人的な考えを整理していきます。 ペイウォールに関して ペイウォール(Paywall)は読んで字の如く『お金を払わないと通れない…

データ系の記事を更新すべきか、放置すべきか、それが問題だ

記事にするようなことではなく勝手にすればいい話ではあるが、考えを整理するために言語化した結果をあえて残してみる。 今回はそんなエントリーです。 データの更新に対する葛藤 国家機関や国際団体が公表しているデータ・ランキングを読み耽るのが私の趣味…

「やってみなければ分からない」を技術屋は安易に言うべきではない

景気の悪化、財務の悪化など、失敗できる余裕が無くなると組織はリスクテイクではなくリスクヘッジに傾きます。 そしてリスクオフの空気が組織内に広まると組織は手広く様々な事柄を「とりあえずやってみよう」として進めるような前向きな姿勢は取れなくなり…

「正しさ」のメッキを剥がした後に残るもの:目的は手段を正当化しない

アメリカのオバマ元大統領が2019年に行ったスピーチがとても好きです。 スピーチの一部を記述したワシントンポストの記事からオバマ元大統領のコメント部分を訳してみましょう。 他人に石を投げつけたって世の中は変えられない “There is this sense sometim…