忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事が終わらないんだ

仕事が終わらないです。 いや、まあ、社会人になって以降、完全に仕事が終わって無くなったことはないのでそれはいつものことなのですが、終わらない感じが違います。 単純に、スピードが遅いので仕事が終わりません。 単純に練度が低く理解が浅い 異動して…

説得とコミュニケーション能力

他者は基本的に変えられないが、変えるための高度な技術はある。 コミュニケーションの違い 対人コミュニケーションにはいくつかの種類とレベルの違いがあります。 まずは対話(dialogue)。 これはコミュニケーションの基礎で、自分の考えを伝えたり相手の考…

豊かになるにはどうすればいいか

豊かになるにはどうすればいいか。 簡単です。 家庭裁判所に「名の変更許可」の申立書を提出しましょう。 書類と理由がしっかりしていれば「豊(ゆたか)」になれます。 豊かさと教養 いや、まあ、真面目な話をしても面白くないじゃないですか。 豊かになりた…

代表的なメディアの偏向をまとめてみる

認知バイアスや詭弁などについては時々言及してきましたが、今回はメディアバイアスについて語ってみましょう。 偏向の善悪と対策 ジャーナリズムは中立公正・真実と正確さを重要な倫理規範としています。 しかしそれでも人が情報を取り扱っている以上、必然…

建設的な対話に必要な姿勢

相手を変えようとするのではなく自分を変えようとすること。 まるで宗教やスピリチュアルで聞きそうなフレーズですが、割とリアルな方針だと思っています。 変えられるものと変えられないものの峻別 過去の偉人や現代の賢者など様々な人が述べているように、…

情報と「三面図」

例えばAP通信とFoxニュースを交互に見ると分かるように、同じアメリカの同じ事象を報道しているとは思えないほど乖離しています。比較してみると報道の偏向に関する手法を学べますので、ちょっとした脳トレにおススメです。 比較しなければ分からない 三次元…

民主主義と党派性

そこまで目新しいわけではない話ですが、民主主義政治と党派性はとても難しい関係にあります。民主主義政治、特に間接民主制において党派性は不可欠な要素であり、そして党派性は民主主義を毀損する要因にもなり得るためです。 党派性の意味 党派性とは「主…

雑記でもええじゃないか

シンプルに雑記。 貧弱!貧弱ゥ! またもや体調を崩して寝ていたせいで、雑記です。 雑記は楽に書けるため、大抵こういった場合にサッと書き上げてソロっと投稿しています。 いつも書いているような社会や政治に物申す系の真面目風な押し付けがましいオピニ…

いずれ仕事が無くなることは必定である

未来予測は常に不確定で、不確定だからこそ恐れを生むが、恐れはほどほどに。 仕事はいつだって消滅と誕生を繰り返す 最近、「AIがホワイトカラーの仕事を奪うからこれからはブルーカラーの仕事が重要になる」的な意見が増えつつあるように思います。 ただ、…

話し合いの場を設けるためのコスト

誰かが支払わなければならないが、平等ではない。 民主主義と話し合い 民主主義を定義するための完全なコンセンサスは存在しないものの、そのうちの一つとして市民が平等な発言権を持つことが民主主義の根底的な特徴とされています。 言い換えれば、民主主義…

具体的にどうやって核武装をする?

率直に言って、無理では? 核武装の是非 近頃、日本のSNSや海外の著名人のオピニオン記事で「日本の核武装論」をちょこちょこ見かけます。 その理屈は理解できます。日米同盟の安定性に疑義を感じた人々が安全保障策の一つとして核武装を考えているのでしょ…

真面目で不真面目な真面目人間

職場や仕事のことあれこれ。 【ビジネス】カテゴリでは書かない程度の雑談。 馬鹿の発想 最近、一時間早く職場を出ると一時間早く帰宅できることに気付きました。 大発見です。 なんて考えがふと脳をよぎったので、たぶん疲れているのだと思います。 帰宅時…

言葉の乱れに関するどうでもいい考察

どちらの言い分も分かるようになった世代の戯言。 言葉が変化することへの是非 言語学者が語るまでもなく誰もが体感的に知っていることとして、言葉は変化していきます。それは言語自体が持つ動的な特性を理由とするものもあれば、外部環境によるものもあり…

幸福とマインドフルネスと微積分

幸福を感じることは実のところ難しくない、と私は雑に思っています。 何もかもが満ち足りていても不幸を感じる人もいれば、何もかもが不足していても幸福を感じる人もいるように、人は状況ではなく思考で幸福か不幸を感じるのですから、頭の中を足し算的に幸…

泥をかぶる仕事

頑張って探せば何事にも落としどころはある。 中間の仕事 営業と技術の対立や反目は会社あるあるネタです。 そして今の私はその対立を解す、或いはそもそも生じないように調整することがお仕事の一つです。 なにせ現在は企画職として営業と技術を繋ぐ中間地…

誕生日は年に一回訪れる

3月16日。 今日は私の誕生日です。わーい。 この書き出しも4回目です。芸が無いのもご愛嬌。 各種記念日どころか自分の誕生日ですら忘れる人並み外れた記憶力を持つ私ではありますが、ブログのおかげでここ数年はちゃんと誕生日を思い出せています。「そう言…

物事を相殺して考えるのは人間の自然な発想であり、悪い癖

とても自然な発想で、しかし気をつけるべき考え方について。 無意識の脳内裁判官 脳は非常にエネルギーを使う器官のため、人は無意識のうちに自然と省エネ思考をします。認知バイアスと呼ばれるその脳機能は、例えば物事から情報を削ぎ落して簡略化したり、…

統計的差別云々も考える必要はあるが、そもそも他者を攻撃すべきではない

誰しも内心の自由はありますので心の中で思うだけならばいいのですが、差別や悪口を口に出したりネット上に書き込んだりしてしまうのは宜しくないことです。 特に統計的差別は気をつける必要があります。 差別とは『人種、性別、宗教、国籍、民族、性的指向…

中道的視座を持つことの効用

ポジショントークと中道的視座を見分けることは難しいものの。 方法論の類似性 中道の視点で物事を捉えるためには必然的に両極端の見解を天秤へ載せる必要があります。 特に中道的思考で分かりやすいパターンとしては、「世間ではこのような見解が多い」が「…

饒舌多弁の無駄話

小賢しい小技。 或いは枝葉末節ばかりの小枝。 ブログの手抜き 当ブログにおいて、記事の構成はほぼ固定化されています。 3年以上毎日ブログを更新した結果「型が定まった」と前向きに捉えてもいいような気はしますが、ただ惰性に流れているだけです。守破離…

ようやくはてなブログに戻る気力が湧きつつある

事業所の設計職から本社の企画職へ、部署を異動してからおよそ一年経ちました。 設計職の頃は自分が扱う製品群の知見だけで良かったのですが、企画職は会社全体の製品知識や競合他社を含む市場情報の幅広い熟知のみならず、財務・経理・営業・経営に関する知…

好悪は本質的には差別

明け透けに語っていいことではないが、一応は考察して自覚的になっておく必要があると思う事項について。 社会は好悪で動いている 世の中の論議を眺めていると時々思うこととして、世の中は好悪の情が存外に支配的です。人々は何かしらを判断する時に自らの…

雑記アソート

どうにもお疲れなので、緩い話をしましょう。 サラリーマンのコスプレ 先日、同じ技術系の同期から「最近サラリーマンのコスプレしてるよね」と言われました。 気持ちは分かります。今年度から本社へ異動してスーツを着て仕事をするようになったので私自身「…

英語の道は遠い

今日は雑な日記です。 語学研修の終わり 先日、一年間の語学研修が無事修了しました。もちろん継続的な学習はこれからも必須ですが、これで英語力強化年間にもひとまずの区切りとなります。 研修開始前後のテスト結果を比較すると一応は誤差レベルで成績アッ…

問題を騒ぎ立てることの意味と無意味

先日投稿した記事、『問題を考える人』と『解決方法を考える人』は昨今の情報社会についての私的な見解を一般化したものとなります。 今回はもう少し率直に、昨今の言論空間に対して苦言を述べていきます。 問題を騒ぎ立てることの無意味 個人であれば問題と…

『問題を考える人』と『解決方法を考える人』

「世の中には3種類の人間がいる。数を数えられる人間と数えられない人間だ。」 これは私の好きなジョークですがまあそれはさておき、人間を二分で分けることは現実的ではないものの思考実験的に役立つこともあります。 今回はそんな二分法的思考で、人々を『…

アメリカの言い分と日本の立ち位置

仁義なき国際関係にも見かけ上の仁義を。 アメリカの存在 日本では日米同盟の有効性について意見が割れてきましたが、昨今のNATOやウクライナを見ればアメリカが及ぼす軍事プレゼンスには一定の効果があったと実証的に証明されたと言ってもいいでしょう。 ア…

アジア版NATOの非現実と国際的な世論の変化

昨今の国際的な時事問題はアメリカさんが大暴れしていてすぐに目新しい情報が更新されてしまうため、ちょっとストレートに触れにくいです。さらにはそれに振り回されてやたらと極端な陰謀論めいた言説も無数に飛び交っており、軽く拾うだけでも火傷しそうな…

穏健派の言い分

暴力の是非に関して。 暴力の応報 時代や教育の差異だとは思いますが、私は基本的に暴力反対派です。暴力は物事を容易に変革できる反面、副作用が大きいため控えた方がいいと思っています。 たしかに階級闘争的な発想において、弱者にとって暴力は有益な武器…

紛争の落としどころを模索することの巧拙

日本人、というよりは、定住する集団に対する偏見。 喧嘩を忌避する集団 これはデータに基づかない圧倒的な偏見なのですが、日本人はどうにも紛争の落としどころを模索することが苦手な気がします。 基本的には争いを避けるものの、争い始めたらどちらかが打…