2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
少しへこたれたので愚痴る。 システム開発 うちの会社は多種多様な製品を作っている製造業です。その中のある製品群をお客様が選びやすくするためのWebアプリを今年立ち上げる計画があります。 私は商品企画の担当ですが、アプリ立ち上げを主導するよう命令…
問題解決プロセスにおけるフレームや手法の中でも私はMECEがどうにも苦手です。「漏れなく・ダブりなく」と訳されるMECEですが、各所の様々な例示を見ても大抵は漏れが生じており、本当にMECEなロジックツリーを作るのは極めて難しいことだと思っています。 …
「言葉の暴力」は今や人口に膾炙した表現となっていますが、当然ながらそれに対して「言葉は暴力ではなく身体的なものだけが暴力」だとする反対意見もあります。 日本語圏ではほとんど見かけないものの英語圏ではそのような見解を見かけることができます。英…
政治経済に限らず、世の中では様々な事柄が問題だとされます。 問題は当然解決されなければなりません。 ただ、どう解決するかはとても大切です。問題の解決が新たな問題の温床となっては意味がないのですから。 私たちは外科医のように、問題箇所の切除だけ…
報連相。 それは社会人の基礎スキル的ポジションであり、時に厳しく指導され、時に無意味だと批判されるように毀誉褒貶ありつつも、ある意味で奥義とも言えるビジネスコミュニケーション技能です。 まあ報連相はツール・フレームワークに過ぎず、銀の弾丸で…
助けられたいのか、救われたいのか。 Help、Rescue、Assist、Saveなどなど 「助ける」と「救う」は近いニュアンスを持つ言葉ですが範囲や用途が若干異なります。 「助ける」は幅広い文脈で用いられる言葉で、主に補助・援助・支援に属する概念です。対して「…
人と比べても意味はありませんが、「勉強しています」と公言するレベリングの線引きは微妙に難しいと思っています。 毎日毎日しっかりとやってある程度身に付くまでやって初めて勉強していると言う人もいれば、まだ身に付いていなくともちょっとやっているだ…
面の皮は分厚いので堂々と言えるけども、言っても変な顔をされる趣味と特技。 の話を雑談的にします。 初手雑談 中国現地法人が主催のweb会議のインビテーションが私には届いていなかったので、呼ばれていないのだから出る必要は無いだろうと思っていた会議…
先日の帰宅中、同じ方向へ歩いている小さなお子さん連れのお母さんが約2分の間で5回くらい「お勉強しないとね」と言っていました。 その辺りについてちょいと余計な思索をしてみます。 強制性の難しさ 勉強を強制しても子どもの成績は伸びない、強制ではなく…
「いつまでに必要かを考えて、そこから逆算してスケジュールを立てる必要がある」 的なことはよく言われますが、逆算すべきはリソースだと思っています。 無い袖は振れない 私はことわざの「無い袖は振れぬ」が好きで結構な頻度で使用します。 恐らく袖が嫌…
率直に言って、ここの所ニュースがつまらないです。 私は基本的に国際ニュースを中心に摂取するようにしていますが、近頃は情報を呑み込みにくくあります。 知的怠惰 なんでつまらないかと言えば、アメリカ政府が次から次へとやらかした情報ばかりが国際ニュ…
政治家や有名人が失言をした時にメディアが一斉に取り上げるのは「皆さん、彼は失言しましたよ、叩くチャンスです、さあ皆で攻撃しましょう!」といった構図にしか見えないのですが、それはイジメと何が違うのか疑問です。 政治家や有名人に対してならばみん…
変な思考をする日。 神と動物と人間 「人は動物と神のどちらかに近いか」なんて疑問があるように、神様と動物、そして人間の三種を分けて考えることは一般的かと思います。 両端に動物と神が配置された直線があったとして、人は何処に配置されるか、どちらに…
その日の終わったことを雑談的記事として書き起こす時、「That's done(ザッツダーン、それは終わった)」としたフレーズが頭をよぎるのですが、ダジャレとしてはそこまで完成度が高くないので冒頭に書くべきかいつも悩みます。 という悩み込みで書いてみまし…
企画という名目の何でも屋の部署にいるため、本当に何でもかんでも仕事が舞い込んでくるのである意味楽しいです。 時に技術屋として開発に参加し、時に営業の真似事で顧客とやり取りをし、時に広報の代わりに新製品のリリースと販促を行い、法務的なことやグ…
さらっと書いてみる。 仏教者 仏教関連のワードに「仏教徒」と「仏教者」があります。 厳密な定義があるわけではありませんがまあ大雑把に、宗教的信仰として仏教を学び実践する人を「仏教徒」、哲学的指針として仏教を学び実践する人を「仏教者」と呼称して…
万能のツールは存在せず、何事も程度問題。 Philosophical razor 哲学には剃刀(Razor)と呼ばれる用語があります。剃刀とは「現象に対するありそうもない説明を排除、すなわち削ぎ落すための原理や経験則」のことです。 哲学的剃刀の中では【オッカムの剃刀】…
ある意味、経営者目線が身に付きつつある? 何処かしらは遅れているし、何かしらは進んでいる 「日本はITやAIで世界から遅れているからもっと投資をすべきだ」とした意見はネット上で散見されるかと思います。 テーマの範囲が膨大過ぎるため実態を正しく把握…
普段はネットでバズっているホットな話題を直接的に取り上げることはあまりやらないのですが、今回はちょっと製造業の人間として思うところがあるので開陳してみます。 長期的目線 先日、以下のようなまとめがバズっているのを見かけました。 まず中国におけ…
不確実な未来予測に対して、意思決定者は合理性を保てない。 損失回避バイアス 人間には損失回避バイアスがあります。 損失回避バイアスとは大きな利得よりも小さな損失を回避しようと考えてしまうバイアスです。例えば100万円を偶然得られなかったことより…
きっと多くの専門家が自分の分野におけるインターネットの情報を間違いばかりだと思っていることでしょう。 私も自分の分野に関して気になっているところをちょっと解説してみます。 よって今回は初学者向けではなく少しマニアックな話です。 テーマは冷凍サ…
「今年は階層別研修を受けてもらう」 「お前もそんな歳になったか・・・」 そんなしみじみと。親戚のおじさんかな? 順番が逆だと思っている 大抵の会社組織は管理職や一般社員などでピラミッド型の構造を持っており、その各階層ごとに階層別研修を行うことが一…
問題を指摘するばかりで対策案を出さず、人の失敗を批難して他者の提案をコケにする類の行為は、正直言ってあまり好みではありません。 いつまでやるんだ? 先日、床屋で散髪してもらっていたところラジオから日本学術会議のニュースが流れてきたので驚きま…
「力を持つと使いたくなる」は誤解だと思っている、そんな話。 暴力のカード 狭い範囲であれば「武器を持つと使いたくなる」、より拡張して言えば「暴力を持つと使いたくなる」は直感的には正しい言説かと思われます。人は集団になったり強い力を持つと気持…
昨日の奇行である『お腹が空いていないのに飲食店へ向かっていった』は、いくら私でもさすがに奇行が過ぎると思ったのですが、なんとなく理由が付いたような気がします。 風邪をひいていたようです。 道理で頭が働かないわけです。 馬鹿は風邪をひかないので…
ゴールデンウィークも終わりで明日から仕事だというのに、疲れているような気がする。 馬鹿なんじゃないか 去年東京へ越してきた際、そこまで長く本社勤務をするとは思えなかったので駅から近くて安い賃貸を借りたのですが、そこはとてもキッチンが狭く、ほ…
英会話上達の秘訣はたくさん喋ることだと、先日ポーランド人に英語で言われました。 一応そのくらいは聞き取れるようになったものの、まだまだ英会話は苦手です。読み書きは多少できますが、聞き取りが下手で、言葉は出てきません。 きっかけは大切 売れてい…
手癖で社会的な記事を書きそうになったので、ちょっと下書きに保存しておきましょう。連休中は基本マッタリ適当な記事でお茶を濁すようにしたいと思っています。 そんなわけで、最近のニュースに関して思う所を少しばかり開陳してみましょう。 ゴシップはど…
帰宅後、つい寝てしまって夕方になっていたので土曜日はおしまいです。 たぶん複合要因 十一連休ならぬ十二連勤が終わってようやくお休みに。ゴールデンウィークと銘打つならばせめて1週間は休みたいところですが、残念ながらお仕事はいっぱいあるのでそこま…
何処でもやっていけるとは思うが、首を振る時は慎重に。 チラチラ 今、弊社の中国現地法人では技術力のあるメンバーが必要らしい。先日中国へ出張した際に営業責任者から滔々と説明された。日本からの赴任者は何人もいるが、その多くが営業枠であり顧客への…