忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

言論

プロパガンダの手法と注意すべきこと

何かしらを成し遂げるには人数が必要なことがあります。選挙に勝つにしろ革命を起こすにしろ商売をするにしろ、賛同者や顧客が多数必要だからです。そのため政治家や政党、企業や団体は自らの正当性を謳い支持を勝ち取るためにプロパガンダを行います。 プロ…

50音しかないのに個性が出るのだから文章は凄い

平日は朝と夜、可能であれば昼休みや職場の休憩時間にパソコンかスマホで人様のブログを読ませていただいています。読みたいブログがたくさんあり気付けば読者登録数が凄いことになっていますので、最近は見落としている記事があるかもしれません。仕事が忙…

異なる意見には価値がある~ヘーゲルの弁証法

推論をする際の論理展開としては一般に帰納法と演繹法があります。他にもいくつかありますが代表的なものはこの2つです。 帰納法と演繹法 帰納法は各種の事例やデータから結論を推論する方法です。「あそこで見たカラスは黒かった」「こっちで見たカラスも黒…

権力の監視はジャーナリズムの本業ではない

ジャーナリズムとは、誰かが報じられたくないものを報じることであり、それ以外はすべて広報である。 Journalism is printing what someone else does not want printed; everything else is public relations. ジョージ・オーウェルが言ったとされる言葉で…

「書く」ことへの思索

人が他の生物と明確に異なる点の一つとしてコミュニケーションの距離があります。他の生物は身体の動作や発声、匂い、色、光などを用いて相手とコミュニケーションを取りますが、それらはいずれも同時間における直接的な距離です。対して人間は言語を用いて…

情報の信頼性はどのように担保されるべきか

先日、文春オンラインの記事がバズっていました。 内容については置いておくとして、個人的に気になったのは情報の信頼性はどのように担保されるかというところです。 インターネットの情報は信用できないけど インターネットの情報は信用できないので正しい…

コミュニケーションは伝わらなければ意味が無い

「言ったでしょ!」 「言ってない!」 言った言ってない論争・言った聞いてない論争と呼ばれるコミュニケーションの失敗は恐らく全ての人が経験したことがあると思います。どちらの言い分も分かるのですが、残念ながらこれは「言ってない!」側に分がありま…

会話のキャッチボールとその派生形

会話のキャッチボールという表現は実に言い得て妙です。様々な例え話に広げることができます。私が職場で多用しているため、簡潔に紹介してみます。 会話のキャッチボール キャッチボールに求められるのは相手の受け取りやすいところにボールを投げることと…

両論併記における誤った等価関係への反論

客観的な事実や科学的な証拠よりも感情や個人的な信条によって表されたものの方が重視されて影響力を持ってしまう状況をポスト・トゥルース(post-truth)と言います。代表例としては2016年に起きたイギリスのBrexitやアメリカのトランプ大統領当選がよく挙げ…

表現や言論の自由に関する見解~規制のメリットとデメリット

ヨーロッパではナチスに関する事柄を禁止する法律があります。ナチスの礼賛や賛美、シンボルや敬礼の使用などが禁止されています。その是非については議論がありますが、私は表現や言論の自由を規制することによる弊害はそれを規制しないことによる弊害より…

両論併記の是非~民主主義国家に両論併記は不可欠である

ある事柄や事象に対しての意見Aと意見Bを並べて開示することを両論併記といいます。 この両論併記については是非が分かれています。私は是であるべきだと考えていますが、まずは先に非とする方の意見を参照してみましょう。 両論併記を非とする意見 「両論併…