忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

晴読雨読の日々を過ごしたい

 ゴールデンウィークが終わって1週間、久しぶりの仕事に精を出したせいで疲れているため、土日は体の休憩がてらまったりと本を読んでいたらあっという間に休日が終わってしまいました。勿体ないような、まあ満足ではあるような、中ぐらいの気持ち。

 安全工学のなかなか良い本だったのでその話をしたい所ではありますが、インプットばかりでまだ言葉がまとまっていないため、読んだ本の話はさておき今回は別の話をします。そうですね、ちょうどいいので紙の本と電子書籍について気楽な話をしましょう。

 

紙の本を久しぶりに買った

 以前は本屋へ行く度に抱えられるだけ本を抱えてレジに行くような人間だったため、引っ越しの度に新居へ持っていく本の取捨選択に悩んでいました。月に数度、行く度に1万円程度は本を買っていたので他の家具や荷物よりも書籍のほうが圧倒的に嵩が多く、さすがに全ては持っていけなかったからです。

 しかしそんな引っ越しを数回もやっていると、本の分別と荷運びの労力が見合わないことに気付きます。山のような本の中からこれだけは捨てられないという本を探すのはとても大変な作業なのです。途中で読み始めて手が止まりますし。何よりもいつか本の重みで床が抜けるんじゃないかと余計な心配が付き纏うことが嫌でした。

 そんなわけで数年前に現在の賃貸に移った際に心機一転、紙の本はほとんど捨ててしまいました。今ではお気に入りの本だけ残して小さな本棚1つくらいに抑えることができています。本屋にもまったく行かなくなりました、全て電子書籍で購入しています。

 ここ最近は年に数冊しか紙の本を買っていませんでしたが、先日久しぶりに紙の本を買ったので土日に読んでいたというわけです。小さな本棚はすでにいっぱいいっぱいなので出来るだけ電子書籍にしたいのですが、どうしても専門系の類の古い本は電子化されていない場合が多く否応無しに紙で買わざるを得ないという現実があります。こればかりはやむを得ないのです。

 自力で電子化するという手も無くはないのですが、本をバラすのは好みではないですし何より絶対労力に見合わないと思っています。専門業者がやった成果を購入するに越したことはないのです。

 まあ、たまには紙の本を読むのも良いものですしね。むしろ読書的には圧倒的に紙推しです。電子書籍は目が滑りやすいので、じっくり本に親しむのであれば紙じゃないと駄目です。読書初心者には絶対に紙の本をおススメします。電子書籍は読書中級者以上のアイテムです。

 

 小学校で、シャープペンシルを使っていいのは高学年や中学生から、みたいなルールがありませんでしたか?地域性や教師次第だとは思うのですが、うちの学校では低学年は鉛筆を使うことというルールがありました。

 これは無意味で理不尽に見えて結構ちゃんと考えられているルールだと思うんですよね。効率だけ考えれば鉛筆よりもシャーペンのほうが良いのは間違いないですが、このルールは速度や効率よりも不慣れなうちは習熟の容易さを重視すべきだという目的を含んでいます。鉛筆のほうが柔らかいから文字を書きやすいのと同じように、本も紙のほうが読みやすいので、読書に慣れていない人には紙のほうがおススメです。

 

電子書籍の弱点

 電子書籍最大の弱点は何よりも重さが無いことです。私が電子書籍に移行した理由と矛盾しているようですが、実は矛盾していません。

 本屋で両手に本を抱えてレジに向かうと、物理的に持てる量には限界があることから1万円くらいの買い物になるわけです。

 それに対して、電子書籍って、軽いじゃないですか。こう、ポチっと押せば買えてしまうという軽さ。質量的にも行為的にも軽いこと軽いこと。高い専門書だろうが何十冊もある連載漫画だろうが、ポチーっと押すだけでもう購入はおしまい。風船よりも軽いです。

 そのせいで電子書籍に移行して以来、書籍購入費が間違いなく跳ね上がっているんですよ。これはマズイのです。そろそろルールを決めて月毎に使っていい金額を決めないといけないなー・・・と思いつつ、毎日Amazonの電子書籍をつい眺める日々。あ、良さげな本見つけた、買おっと。ポチー。だからお金が貯まらないんだっていうのに!

 

 

フリーライティングの練習

 よし、30分。今日の目標は書くことを決めずに思い付きで書き綴ったらいつも程度の文章量を書くのに何分掛かるかという実験でもありました。まあ、内容は毒にも薬にもならないしょっぱいものとなりましたが、テーマ決めも含めてこの時間ならば上々です。ええ、たまにはこういう日があってもいいでしょう。