先日の続き。記事タイトルだけでもうオチてる。
前提情報:ドイツ語で「魔女の一撃」=ぎっくり腰
先日の記事では労わりのお言葉をいただきありがとうございます。腰痛はもう慣れたものですので、大丈夫ではないですが大丈夫です。栃木弁で言えば「大事です」。
最近栃木弁使ってないなぁ・・・
栃木弁:芸人のつぶやきシローやU字工事をイメージしていただきたく。
栃木県民:自分たちは標準語を喋っていると誤解している人々。県外に出ると栃木弁の訛りを指摘されて、ちょっと焦る。栃木は南東北だ、と栃木県民に言うと少し機嫌を損ねるので注意。栃木は北関東であり、首都圏である。但し、国交省の首都圏白書では外されている・・・
こいつ、居座る気か?
脳を突き刺すような疼痛は無くなったものの、腰にはまだ微妙な違和感と時折の電撃的存在感が残っています。腰1(ようわん)くらいの痛みです、腰2(ようつー)までいかない程度の・・・となると腰3(ようすりー)はもはや結石レベルでしょうか?
何を言っているのかよく分からなくなってきました。つまりいつも通りということです。
過去の経験では魔女の一撃は2,3日で回復するのですが、居心地が良かったのか今回の魔女はなかなか帰る気配を見せません。お茶だけ飲んでそそくさとお暇するかと思いきや、夕食が出るまで滞在する気配を感じます。マイ座布団まで持ち込んでいる始末。もはや滞在どころか大罪です。
お盆に苦手な親戚のおじさんが来て、「早く帰って欲しいなー」と思いはするも直接言いはせず、正月にはお年玉をくれるので邪険にもできず、でも近寄ると「お、大きくなったじゃねえか」とワシャワシャ絡まれるから面倒なので客間には近寄らず遠目に眺めている子ども、のような気分です。妙に具体的なたとえ話だこと。なんにせよ早く帰って欲しいなー。
とにかくさっさとお帰りいただかなければなりません。腰に振動を与えないようロボットのような歩き方をするのはみっともないのでそろそろ止めたいのです。
友人からは「どんなに遠くから見てもお前だって気付ける」と言われる程度には個性的な歩き方に定評のある私ではありますが、それでもロボットウォークはさすがに恥じらいを覚えるのです。ええい、仕方がない、直接交渉といきましょう。
「wie geht es dir?(お元気ですか?)」
お元気じゃないよまったく。誰のせいだと思ってるのさ。
「Hier ist es gemütlich.(ここは居心地がいいです)」
知らないよ、いいから帰ってくれよ。
「あと3日ほど滞在しますね」
長いよ、今日帰ってくれ。というかドイツ語はどうした。
「いや、ドイツ語とか知らないですし・・・」
うん、まあ、そうだよね。ドイツ語専攻してないもんね。
「あ、お夕飯はブラートヴルストとサラミがいいです、あとビールも」
ドイツか!図々しい!でもビールは呑みたい!
結言
さて、今夜も魔女避けの霊験あらたかなお札(湿布)を貼って寝るとしましょう・・・
方言の余談
方言と言えば、栃木から秋田に越した際すぐにアルバイトを始めたのですが、秋田弁が全然聞き取れずに困りました。若い衆はまだいいのですがお年寄り方の言葉がさっぱり。
秋田は縦長のため南北でかなり方言が異なります。南部のほうはまだ断片的に分かるのですが、中央はだいぶ怪しく、北部の方はもうほとんど分からなかったです。恐らく青森まで北上するとさらに分からなくなると思います。津軽弁とかドイツ語より難しそう(偏見)。
(バイト初日の出来事)
「このゴミ袋、ゴミ捨て場に投げといて」
「え、投げるんすか?」
「そ、奥のほうにね」
・・・
「ここがゴミ捨て場か、もうほとんど倉庫だな。さて、奥のほうに投げろって言ってたから、とりあえず思いっきり奥のほうに放り投げればいいのかな?じゃあハンマー投げの要領で・・・ほいさ!」
ダッダッダッ
「このボケがぁ!なにやっとるかぁ!なにゴミさ放り投げとるんじゃぁ!」
「え、ゴミ投げといてって言われたので・・・」
嘘のような、本当の話。
※秋田弁で「投げる」は「捨てる」という意味。