忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

日帰り出張は楽しさと大変さのどちらが勝るか

 部署が変わっても出張の種は尽きまじ。

 ということで、出張に関する雑談です。

 

メーカーと公共交通機関

 営業さんほどではありませんが技術系もなんだかんだと出張があります。昨今はWeb会議で代替することも増えましたが、実物を見たりオフレコの情報を交換する場合はまだまだ直接会う必要があるので出張も致し方ありません。

 技術系の出張で赴く相手は開発職や技術職であり、そして製造業の開発部署や技術部署は大抵の場合で地方にあります。用地の広さや物流、水や資源、騒音や人件費、他にも様々な事情があるためこればかりはやむを得ません。

 立地は空港や新幹線停車駅が近ければ素晴らしく、車で行ける距離ならばラッキーで、運が悪ければローカル線で遥か彼方へ。立派なオフィスをドンと名古屋駅前に構えられるトヨタのようなメーカーもありますが、大抵は遠路はるばるの移動となります。

 

 メーカーの事業所と公共交通機関とのアクセス性はある種のバロメーターでもあります。

 大企業であればあるほど地価が高くアクセスの良い土地に工場を建てたり、もしくは建てた工場の近くに駅やバス停を誘致してアクセス性を向上させます。そこまでお金がない中堅企業は空港や新幹線の後にローカル線でそこそこの距離を移動する必要があり、多少不便です。そして中小企業はもはやローカル線すら無いこともあり、その場合は車で無ければ辿り着けません。

 もちろん必ずしもこれらが当てはまるわけではありませんが、ある程度は現実的な指標だと言えるでしょう。

 

日帰り出張の良否

 当たり前の話ではありますが、日帰り出張が楽かどうかは訪問先の立地次第です。

 近場でやたらとアクセスの良いところに行くのであれば楽なものですし、遠出で何故そんなところに土地を買ったのか理解に苦しむようなところへ行くのであれば辛いものです。

 

 後は同行する人との関係性もあるかとは思いますが、その辺は個人的には気にしません。私は一応まだ年齢的には同行者よりも下になる場合が圧倒的に多いので、素直にニコニコお礼を言うキャラであればまず少なくとも邪険にされることはありませんし、そもそも嫌いなタイプの人は居ないので相性で困ったことがありません。これはある意味私の強みと言ってもいいでしょう。

 

今回の出張は?

 さて、今回の出張はと言えば、まあ及第点です。

 行き先は中堅企業なので微妙に遠いです。新幹線を降りた後からのローカル線で数十分は掛かりますし、ローカル線を降りた後もタクシーが必要です。

 とはいえ移動時間は少し掛かるものの比較的順調に打ち合わせも終わり夕食前には東京へ帰ってくることができましたので、かなり楽な部類に入るでしょう。

 

 毎回このくらい楽ならいいのに。

 個人的な経験では、埼玉から京都府の西の端っこ辺りまでへの日帰り出張と、山形の山奥への日帰り出張が一番しんどかったです。これでもかというくらい早朝に出て嘘だと思うくらい深夜に帰って来なければなりませんでした。ただ移動するだけであればまだしも、その時は仕事が長引いたのがダブルパンチで痛かったです。

 いっそ九州くらい遠ければ一泊できるので楽なのですが。

 

結言

 ここまでの話をひっくり返す結論を述べますが、海外出張を何度かしてきた経験上、国内出張はどんな条件でも楽な気がするようになりました。

 だって日本語が通じるんですから。もうそれだけで凄く楽です。