忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

過去の記事を読まれるのは少し恥ずかしい気持ち

 

 はてなブログの利点の一つに「ブログ開始直後でもある程度のアクセスを見込める」ことがあると、昔どこかで見たことがある気がします。実際、はてなブログは新規ブログの紹介やグループなどの機能がありますので、新規ブログにとってはアクセスを見込みやすいのでしょう。

 とはいえなんだかんだブログを継続していると、いつの間にかメインのアクセス元は検索エンジンになっていくものだと思います。たぶん、知らないですけど、恐らくそんなものです。比較評価していないのでフワフワな見解ですが、うちの駄ブログも2年目くらいから9割くらいが検索エンジン経由のアクセスです。

 

見られたくない気持ち

 毎日記事を投稿していると決して質が高いとは言えない駄記事が普通に出来上がります。素人が蘊蓄なり貴重な視点なりの高クオリティな情報を毎日安定して提供することはできません。

 個人的な感覚として、昔の記事は全部低クオリティにすら思えます。さすがに毎日文章を書いていると多少は成長するようで、読み返せば論理構成が不十分であったり反証が中途半端であったりと粗が見えるわけです。

 そのため検索エンジンで昔の記事に辿り着かれると少し気恥ずかしい気持ちになります。収益化はしていませんのでアクセス数は元々求めていませんし、いっそあまり読まないで欲しいと思うくらいには。

 昔作ったものを稚拙に感じて恥ずかしいと思う気持ちは比較的普通の感情で、それは我慢するしかないのですが。

 

感想戦

 そんなわけで、そんな流れではないことを重々承知しつつも、どんな記事が検索エンジンで見つかっているのかをピックアップしてみました。特に意味のない、本当にただの思い付きでこの記事を書いています。前置きとの繋がりは特にありません。

 

 何故か安定してアクセスされている記事。

 ネットミームは検索ワードとして強すぎるようです。ネットミームを調べたい人にとってはあまり有益な記事になっていないため、正直申し訳ない気持ちになります。

 

 FAOの飢餓マップがネットで話題になる度に、解説しているネット情報が少ないために辿り着かれている記事。

 この記事へのアクセスが増える度に、こんなに辿り着かれるのであればもっとちゃんと説明をしておけば良かったと思う気持ちと、もう2年以上前なのに同じデマ情報が何度も何度もネット上で蘇るのは怖いなと思う気持ちがよぎります。

 

 珍しく需要がありそうだと思って書いた記事。

 そのため内容は今読んでもそこまで恥ずかしくないですが、ただ急いで書いたために図表のクオリティが酷過ぎるのでやはり恥ずかしい記事です。もっと、もっと丁寧に図解せねば。

 

 何故か安定してアクセスされている記事。

 他人が馬鹿に見える時は誰しもありますので気を付けましょうというだけのつまらない話をした記事で、さらには学者先生の知見を援用した人の褌感もあり、なんとなく気恥ずかしさを感じます。

 

 こちらも何故か安定してアクセスされている記事。

 誰が尻拭いすべきかを検索する程度には皆さん興味があるのかもしれません。

 この記事はあまり役に立つような汎用的なことを書いていないため、やはりなんとなく申し訳ない気持ちになります。

 

 特に理由は不明ですが、やはり安定的にアクセスされています。

 この記事は「意見にはエビデンスが不要だが主張にはエビデンスが必要」だとエビデンス抜きで主張している体裁になってしまっているため、戒めのために修正していませんが正直とても恥ずかしい記事です。

 

 アメリカの肥満率はやはり一定の興味があるのでしょうか、この記事もそこそこアクセスが安定しています。

 ただ、典型的なn=1情報の記事です。肥満率の高さなんてもっと定量的な分析データを用意できるというのに、エビデンスの提示を手抜きしています。理系的には恥ずかしい記事です。

 

結言

 見られても恥ずかしくないような高クオリティの記事を書けばいいのでしょうが、そう簡単にはいかないのもまた現実です。

 この気恥ずかしさをバネに精進することが現実的には適切かと思っています。