小賢しい小技。
或いは枝葉末節ばかりの小枝。
ブログの手抜き
当ブログにおいて、記事の構成はほぼ固定化されています。
3年以上毎日ブログを更新した結果「型が定まった」と前向きに捉えてもいいような気はしますが、ただ惰性に流れているだけです。守破離の理屈からすればちゃんと師を定めて学んだわけではないので「型が定まった」のではなく所謂「型無し」です。
まずは頭に浮かんだ適当なセンテンスを冒頭に置き、ざっと1~3つの見出しになる程度の文章を書き、最後に結言としてまとめを書く。蛇足的な思い付きがあれば余談に記す。後は下書きに置いておき投稿する時にボタンを押す。イラストも、アイキャッチも、写真も無く、ただただ文字が羅列されているだけの簡素さ。そんな惰性です。
もっと露骨に言えば、悪い意味での手抜きでしょう。
なんとも酷い話です。
楽ではある
型無しとはいえ文章の書き方が定型化されて手馴れているため、記事を書くこと自体はかなり楽になっています。外部データを引用しない雑感系記事であれば、今では30分も掛からずに書くことができる程度になりました。
まあここまで傍若無人の馬耳東風で雑にブログを続けてきた人間ですので、今更小洒落た記事や瀟洒なデザインを出来るわけでもやりたいわけでもなく、もはやこのまま突き進むだけではあります。
そういうのをやりたくなったらセカンドブログを作ろうかと思っていたのですが、今のところその気になる気配はありません。一つでいっぱいいっぱいです。
ここらが話の切り処
真面目な考察系記事でも、今回のような雑談系記事でも、本来であればこの辺りが話の畳み所になります。見出しは基本1~3つです。
なにせ放っておけばいつまでもダラダラと好き勝手言葉を紡ぎ出す無意味に話が長い人間ですので、適度な区切りが必要です。
とはいえ常日頃よりのべつ幕無しに喋くり倒しているわけでもなく、大人しくしている時もあります。興が乗らない時は結構ダンマリです。その間は頭の中でクルクルと思考を回転させておき思考を貯蓄しています。考えるのを止めることは基本的にありません。情報を仕入れて脳内で加工することが趣味ですので。
このブログも一種の出力システムで、思考の貯蓄を口に出して喋るか文字に起こして喋るかの違いだけです。ちょっと内容が込み入っていたり口頭で人に説明するには難しいことなどは主にブログで出力しています。
おかげさまでブログの文字数やテーマで困ることはありません。脳裏を言語化して転写するだけです。
まあだからこそ圧倒的に方向性が無い雑記ブログと成り果てているのではありますが、それもまた一興ということで。
今日は限界突破
今回はあえて4節目へ突入してみましょう。型無しとはいえ時には型破りへ挑戦することも厭わない、そんな気分です。
これは型を持つことの利点とも言えます。ブログだって普段と違う構成を取るだけで一つの記事が書けるように、型を崩せばそれだけで一つの芸となるのですから。
まあ、より正確に言えばただの手抜きのズルです。
そう、今回は最初からこのズレをするためだけに雑談を書いてきました。
あえて普段と違う構成でブログを書いたら(読む人はさておき)(書いている当人は)面白いかもしれないと思い立ち、じゃあ今回は節を増やしてみるかと実験中です。
今のところ、勢いで書いているので楽しいです。貯蓄した思考を丁寧に出力するのではなく今瞬発的に思い付いた言葉を配置しているだけですので中身の無い不毛な文章空間となってはいますが、なに全ての事柄に有意義な価値が無ければならないわけでもなし、むしろ全ての事柄は誰かがその価値を認めて初めて相対的価値を得るのですから、私がこの記事を書くことに魅力と価値を感じているのであればこの記事は存在意義を有していると言っても過言ではないでしょう。
このように、勢いで書くと大体センテンスが長くなるので、普段はもうちょっと句読点を多用するようにしています。
もう一声いける?
まだいけます、やれます、やらせてください。
どうぞ
はい。
なんかこの手の見出し芸を以前もやったことがあるような記憶がありますが、どの記事でやったかは忘れました。
いや、もう1400以上記事を投稿してきていますので、その手のネタ枠の検索しにくい記事は埋もれてしまって見つけることができません。ちゃんとこまめに整理しておけばよかったのですが、まったりサボっているうちにすっかり分からなくなってしまいました。
そろそろブログの大掃除が必要な気がします。
特にネタ系の記事は発掘したいです。
完全なる自画自賛ではありますが、意外と上手く書けて読み返しても面白いと思える記事もちらほらありますので。
ここで参考例を挙げたいところですが、ちょっと発掘してからでないと。
とりあえず個人的には次の記事が(書くのに時間がかかった記憶があるので)ネタ枠の中ではお気に入りです。
そろそろ終わりましょうか
そうしましょう。2000字超えてしまいましたし。