忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

ブログでの雑談ではなく職場での雑談に関する自己分析

 

 省察は大切。

 

何故そう考えるのかを振り返る

 年度末の会話。

上司「来年度は組織再編に伴って大幅な席替えをするけど、席の希望はある?」

私「特に無いです」

同僚「座席に希望がないなんてあり得る!?」

 まあ、どこに座っていても仕事はできますし、座るための椅子と机さえあればいいかなと。

 

 周囲の傾向を聴いてみますと、基本的には雑談をしやすい席配置偉い人から遠い席が人気のようです。後は背後が壁だとなお良しといった感じでした。ふむふむ。

 私は雑談をしたい時は誰彼構わず雑談をけしかけるタイプの迷惑人間ですのでどこに座っていても雑談を躊躇しませんし、誰が隣に座っていても関係ありません。それこそ偉い人にも気にせず雑談を振ります。仕事中は偉い人に見られて困ることもなく、むしろ近くにいたほうが話しかけやすいので偉い人の近くのほうが仕事が楽です。よって座席は本当に何処でもいいです。

 ただ、後ろが壁の方がいいのはたしかに納得です。急に背後から話しかけられるとビックリしますので、それが無くなるのは良いことでしょう。

 

 もう少し深掘りしてみると、そもそも私は話をしたい相手を基準にしていないため、座席に拘りが無いのかもしれません。

 私は話をしたい内容をベースにしています。「Aさんと話をしたい」「Bさんとは少し話し難い」といった人間基準ではなく、「Xの話をするならAさん」「Yの話をするならBさん」と明確に区分しているため、何かしらの雑談をしたい時はその何かしらの話題に沿った人のところへ行って雑談をするので座席をどうでもいいと思っているのでしょう。

 私は子どもの頃からこんな感じで仲良しグループ的な固定メンバーではなく回遊魚的なポジションを好んでいるので、まあ要するに三つ子の魂百までということです。

 

なんか悪い気がしてきた

 さらに言えば、私は「最近はAさんとよく話したから今度はBさんと話すか」といったように話す相手をバランス良く分散しようと考える傾向を持っています。

 そういった傾向を持つから回遊魚的になったのか、回遊魚的ポジションを好むからそういった傾向を持ったのか、どちらが先かは分かりませんが。

 その結果、一番雑談をしない相手は直属の上司となります。なにせ仕事のことで毎日散々話しますので、バランスを考えると雑談のような話は別の人としようとなるためです。

 上司からすれば「自分には雑談を振ってこないが他の人には雑談をしている、しかし話しかけてこないわけでもない、フレンドリーなのかフレンドリーではないのか距離感を測りにくい意味不明な部下」に見えると思います。

 そう考えると、なんだか申し訳ない気分です。

 

結言

 今年度はフロア内で5本の指に入る偉い人の目の前の席になりました。座ったまま気軽に仕事の相談や報告ができて楽です。(下っ端にあるまじき舐めた態度)

 

 

余談

 こうやって省察をする行為は意外と大切です。自分の状態を知ること、振り返って自分の心や体を探る行為は正しく”気づき”であり、流行りのマインドフルネス的行為だと言えます。

I know plenty of deeply purposeful leaders who don’t meditate, and their performance doesn’t suffer. Perhaps running, cooking, dancing, walking in nature, or simply staring at the sky or ocean is your path to mindfulness. 

Mindfulness and Purpose

 

瞑想をしなくとも目的意識を持ったリーダーをたくさん知っていますが、彼らのパフォーマンスが低下することはありません。もしかしたらあなたにとってのマインドフルネスの道は、ランニングや料理、ダンス、自然の中を歩くこと、あるいはただ空や海を見つめることかもしれません。