忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

選挙の時期は政治の話題をしたくない

 

 参院選が近付いているためか、各所で政治的な話題が活発になっています。

 なので、当ブログではあえてそろそろ政治的な話題を控えることにしましょう

 

 よってこの記事以降、選挙が終わるまでは特別記したい事件が無い限り政治以外のカテゴリーで記事を書くことにします。

 

選挙の時期に政治から離れる理由

 これは天邪鬼だからというわけではなく、私は選挙の時期にだけ政治の話をするようなことは好みではないこと、つまりそもそも常日頃から政治的なトピックをブログで語っているのでわざわざ参院選にフォーカスした話をする意味がないことが最大の理由です。真面目に政治のことを考えるなら、選挙の時期に盛り上がるだけでなく日常的に頭の片隅で考えておくべきものだと思っています。

 もちろん選挙の時期には各政党が様々な政策案や公約を掲げますので、それらを取り上げるための報道や発信にはニュースバリューがあるでしょう。少なくとも常日頃から政治ニュースを追いかけるほど余裕の無い人にとって、どの政党やどの政治家がどういった考えを持っているかを理解する上で選挙時期の報道・発信には大きな意味があるはずです。

 そして、それは私の仕事ではありませんし、専門家や他の人がやっているので充分かと思っています。

 

 別の理由としては、このブログはまったく収益化をしていませんので、時事的な話題でアクセス数を稼ごうという気持ちが一切無く、悪目立ちしてしまうデメリットを考えれば過熱しがちな選挙の時期に政治の話題を避けたい気持ちもあります。

 世の中には「人に言葉の暴力を振るってはいけない」とした常識的な倫理観が何故か政治では適用されないと考える不思議な方々がいらっしゃり、政治的対立相手や政治家や学者などに対してやたらと強い言葉や罵言を飛ばして平気な顔をしている人がおります。そういった言論空間へ飛び込んでいってアテンションエコノミーに身を浸すのはあまり好みではありません。

 まあ、人が政治で感情的になるのは避け難く、多少は仕方がありません

 政治とは利害の調整であり、そして利害は人の情を著しく刺激します。利害とは露骨な言い方をすれば金銭のことで、そして金銭は「生存」「自由」「承認」といった本能的欲求と極めて強く結びついたものだからです。お金が絡む事柄は、どうしても生物の本能的な側面が強く現れます。

 よって政治関連のクラスターで罵詈雑言が飛び交っていることは実に自然な事象であり、掣肘には限度がありますし、やってもあまり効果的ではありません。できることとすれば朱に交わらぬよう距離を取ることだけです。

 そのため、私は選挙の時期には政治系の話題から離れたいと思っています。

 

結言

 凄く露骨で率直な言い回しをしますが、なんというか、街を歩いていて、暴力的な人たちが向こうから向かってきたら怖いとか怖くないとか関係なく関わりたくないから距離を取るじゃないですか。

 それにとても近い感覚です。

 少なくとも、政治関連であれば罵言が許容されると思って気軽にSNSなどで政治的対立相手へ悪い言葉を用いている人に近づきたいとは思いませんし、そういった言論環境を構築している「政治系の人々」こそが普通の人々を政治から遠ざけて投票率を下げているのではないかと危惧しています。

 ちょっと、露悪が過ぎる話ではありますが。