忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

出張はいつだってあっという間に最終日が訪れる

 短期とはいえタイ出張もあっという間に最終日。

 ドライバーの運転に身を任せて各所を移動する中、モータリゼーションが進行し交通戦争と呼称することも吝かではないタイの交通事情を把握しつつある日々です。データを精査している時間があまりないのですが、WHOの統計ではタイの交通事故による死者率は世界トップ10以内、人口当たりの死者率も日本の6倍以上だったはずですので、実感的にも統計的にも大変に危険です。

 多くの企業が赴任者にドライバーを雇う理由が分かりました。日本のナイーブな道路環境で運転を学んだ人ではタイの道路を走ることはまず無理です。贅沢とかではなく安全のためだったのですね。

 

 タイ語は勉強する時間が無かったので最終日になってもほとんど理解できませんでしたが、サワディー・カップ(挨拶)とコップン・カップ(ありがとう)のセンテンスだけで乗り切ることができました。やっぱり挨拶とお礼はどこに行っても必須のコミュニケーションです。

 

暑いし寒い

 通路を塞ぐように寝そべる犬。気持ちよさそうです。

 でもサービスエリアのトイレの前なので、そこで寝るのはおススメしないです。

 タイはとにかく暖かい、というよりも暑いです。そりゃあ犬だって冷たい日陰の床に寝そべります。

 そして室内は恐ろしいまでにエアコンをかけているので震えるほど寒いです。

 現地スタッフから長袖を推奨された理由はこの温暖差にあることが体感的に理解できています。ヒートショックがエグいです。

 

3食

 今日も今日とて食事の記録。

 タイ料理ばかりだと面白くないかと思ったので、朝食は洋風にしてみました。

 THE・朝食。これぞホテルの朝食。文句のつけようがありません。

 アメリカのブレックファストは『ヘンゼルとグレーテル』に出てくる魔女の如く大量に胃袋へ詰め込んでくるスタイルでしたが、タイは人道的な量なので助かります。

 

 昼ごはんは当初の予定通りお偉いさんとのお食事です。今回は高級な店ではなく普通のタイレストランでしたが、やはり写真撮影は遠慮します。甘いのと辛いのが交互に襲いかかってきてなかなかに刺激的で楽しい料理でした。

 

 夕食は機内食です。会社の経費的に私のような下っ端はエコノミークラス一択ですので、機内食には毎度期待していません。食べられればそれで問題ないです。

 

 

結言

 さて、先日は深夜まで取引先と呑み、翌日は朝から顧客巡りをした後に空港へ直行して深夜便に駆け込み、そして今現在、これを投稿するのは早朝に羽田へ到着して会社に向かう途中となります。

 

「朝の6時頃に帰国するなら、出勤できますよね?」

「え、いや、休む時間が無いと思うのですが」

「飛行機の中で休めますよね?」

 

と総務部から素敵な見解を頂戴していますので、早朝に帰国後、すぐに出勤です。エコノミークラスでの移動が休憩に該当するかどうかはたしかに人によるかもしれませんが、一般にはさほどの疲労回復効果は無いと思うのですが。

 なにより移動は仕事と認定されないので、驚くことに労働基準法には引っ掛からないようです。なんとも恐ろしい話です。