忘れん坊の外部記憶域

主に時事やビジネス、政治経済や興味を持ったことについて書き散らしています。

社会全般

悟りと価値観の関係~宗教観に関する私的な見解

物事の善悪・好悪に関する価値観について考えていると悟りとは何かという考えに辿り着きます。悟りたいと考えている仏教ガチ勢というわけではないのですが、少し悟りについて考えてみます。もっとも、具体的な話はお坊さんの説法や書籍を読んだほうが良いで…

多様性とはどのような概念か~アライメントで考えてみる

大変ありがたいことに多様性に関する問題提起をいただいたため、個人的なアンサーを考えていました。もちろん私の意見が絶対的に正しいものではなく、人それぞれ多様性に関する意見はあると思います。しかしそのように多種多様な見解があることこそがダイバ…

歳を取ってからのほうが勉強は楽しい

若い頃に勉強が好きだった人は少数派だと思います。居ないことは無いでしょうが、「学校の勉強楽しいぜー!宿題大好き!授業最高!」というのはなかなかにレアケースでしょう。 反面、歳を取ってから勉強が楽しくなる人はそこそこの人数がいるように見受けら…

男は見栄を張らなければ死ぬ生き物である

男にとっての面子 今回は真面目な話ではないので、断言調に書きますが統計的なデータはありません。たまには根拠の無い大雑把な話をしましょう。 世の男性の大半は見栄っ張りで面子を気にします。プライドが高く、時に面子を傷つけられることを恐れて攻撃的…

真面目である、という悪癖

最近真面目風な記事ばっかり書いてしまっている気がします。ダメダメですね、もっともっとふざけないと! どうにも疲れて弱っていると真面目風になってしまいます、その方が楽なので。楽に逃げてしまっているのです。いや、もちろん真面目が悪いと言っている…

勉強はなぜ必要か~面白おかしく生きるために

「勉強ってなんの役に立つの?」 誰もが子供の頃に考える疑問です。大人になっても疑問に思うかもしれません。「え、勉強って面白いじゃん?」というのが私個人の答えではありますが、万人に適用できる汎用的な答えは見当たらない、なかなか難しい疑問だと思…

欧米と日本における同調圧力の違いに関する考察~同質化と強制の違い

日本は同調圧力(ピアプレッシャー)が強いという言説を度々聞くことがあります。実際のところはアメリカや日本の心理学者による研究から、個人主義的な欧米人と集団主義的な日本人の間では同調圧力に有意差が無いことが分かっています。 『ウチ』への同調 日…

人間関係を円滑にするには相手の嫌いなものを知ること

記事タイトルだけで終わっている気がしますが、もう少し書いてみます。 地雷を避ける 人間関係を円滑にするには相手の嫌いなものを知ることが手っ取り早いです。人間関係が円滑であるということは、阿吽の呼吸で物事を協業できるというレベルである必要は無…

反出生主義のロジックと公理

親ガチャという言葉がバズって以降、少し勢いが衰えていた反出生主義も再び話題に挙がるようになりました。今回は少しヘビーなテーマとして反出生主義を取り上げてみます。反出生主義は”主義”であり、つまりは考え方の話である以上良い悪いや優劣は水掛け論…

個性は保護するものではなく、現実と戦う武器である

「みんな並んでゴールしよう」 今でもやっているのかは分かりませんが、以前に学校教育がそういう流れになったことを覚えています。櫻木ゆめのさんにいただいたコメントで思い出しました。コメントに対して返信させてもらったことについて、少し深堀りしてみ…

必ずしも分かり合う必要は無い~ガチ勢とエンジョイ勢の住み分け

物事への姿勢の違い 世の中には人それぞれ異なる価値観があります。物事への取り組みに対する姿勢もその一つです。 姿勢の例を部活動で挙げてみましょう。部活動において全国大会を目指して積極的に練習をしたいという人もいれば、皆で楽しく運動をすること…

楽観か悲観かは重要ではない

物事の見方には大枠として楽観的思考(楽観主義・ポジティブ思考)と悲観的思考(悲観主義・ネガティブ思考)があります。フランスの哲学者アランは「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する」と述べているように、世の中の風潮としてはポジティブで前向…

失敗できない時代

「日本はやり直しができない社会だ」という言説を聞いたことがあるかと思います。確かに日本には切腹のような責任文化があるので腑に落ちやすくはありますが、実際のところはアメリカほど学歴・職歴重視の社会でもありませんので日本はどうこうと言うほどで…

物事の判断基準をどこに置くか~自分か、他人か

先日、いまここ (id:imakoko_blog)さんに素晴らしいテーマをいただいたため掲題の件について数日ほど考えていたのですが、私には他人を基準とする人の気持ちがさっぱり分からないことに気付いてしまいました。絶望的なまでに流行に乗れないタイプの人間なの…

普通の人には分からない~多数派と少数派の折衷

私は頭が悪くて性格が悪いくらいで、一応は健康な成人です。一般的・・・とまで主語を大きくしていいかは分からないですが、とりあえずは多数派といえる「健康で社会人として仕事をしている成人男性」の分類には入れてもらえると思います。誤解を恐れず臆面も無…

週5日8時間労働は昔に比べればとても短い

だから週5日8時間労働は余裕だ、甘えんな、とか言いたいわけではないです。労働時間は短いほうが効率的ですし、お休みは多い方がそりゃ皆ハッピーなわけですよ。そもそも人類が仕組みを作ったり装置を作ったりして文明を発展させてきた目的は効率的に必要物…

物事の始め方と継続~コンコルド効果を逆手に取る

コンコルド効果とは コンコルド効果とは、何かに対して金銭的・精神的・時間的な投資を続けることが損失に繋がると分かっているのにそれまで投資した分をモッタイナイと思い、投資を続けることが止められない状態を指します。コンコルドの誤謬やサンクコスト…

恥ずかしがり屋は損をする

恥ずかしがり屋で自己主張が弱い人であることは残念ながら基本的に得にはなりません。理由はとても単純で、誰もが超能力者やサトリではないからです。 喜びとは意が通ること 人が喜びを覚えるのは自らの希望や望みが叶った時です。つまり意のままとなること…

おっさんであることの罪~マンスプレイニング

マンスプレイニングとは マンスプレイニング(mansplaining)と言う言葉があります。男性(man)と、説明するの俗語であるsplainingを組み合わせた言葉です。男性が女性や子供に対して見下したかのような、自信過剰な態度で何かについてコメントしたり説明したり…

人はどのように寛容さを得るのか

以前の記事で寛容について述べた際は 「異なる意見・宗教・民族等に対して一定の理解を示し、許容する態度」 と定義して述べましたが、今回は少し幅広く寛容を定義して、 「他者の受容」 という敷居で考えてみたいと思います。 寛容はどのように得られるのか…

情報を再生産することの意味と価値

世の中には情報が溢れています。完全にオリジナルな情報は数少なく、多くは誰かの研究や見解、取材や撮影されたものから引用・追記したものです。そして元となった研究や見解も同様に先人のものを下敷きとしており、どこまでがオリジナルであるかを線引くの…

差別に関する考察

文字や言葉は人だけが使うものであり、さらに言えば人の意思を音や形で表したものであるため、言霊というほどではないのですが文字を記述したり言葉を発したその人の気持ちが明確に付随するものだと思います。霊力という言葉を用いなくても気持ちがこもると…

分かり合うことと同化することの違い

ニュースがオリンピックとコロナばかりのためどうしてもそのあたりのニュースが目に入りやすい昨今ですが、一つ気になる見出しがありました。 鉄棒「金」の橋本 君が代「しっかり歌った」 - 産経ニュース 産経新聞ですのでどちらかというと「立派な若者だ、…

主義・イズムとレッテル貼りの害悪

「先輩って保守的な政治志向なのに仕事ではグローバル化を推奨してますよね」 そんな後輩にはポリティカルコンパスを紹介しておきました。政治と経済は基本的に別軸なのです。保守主義やグローバリズムなど様々にある「主義・イズム」について少し書いてみま…

日本の若者の好奇心が低い理由の推察と私的な好奇心の原点

以前の記事で書いたアンテナ、つまり情報収集の能力ですが、これには好奇心の大小が重要となります。好奇心については過去にも記事を書いていますが、続きのような内容を書きます。 日本の若者の知的好奇心は低い 今回は若者に限定して好奇心が乏しくなる要…

恐怖と不安~テロリズムとマスメディアの共通点

テロリズムとマスメディアの目的は当然まったく異なりますが、1つだけ共通点があります。「恐怖と不安」を商売の道具にしていることです。 テロリズムとは 日本におけるテロリズムの定義は以下となっています。 広く恐怖又は不安を抱かせることによりその目…

理性よりも感情を優先すべきだと言われた話

ワクチンだか、エネルギー問題だか、貧困問題だか、なんの話をしているときだったかは忘れてしまいましたが確か社会問題の話をしていた時です。その際に新人の若い男の子に言われた言葉が未だに頭の中に残っています。 「僕たちはロボットじゃなくて人間なん…

フェイクニュースに対するファクトチェックの課題

フェイクニュースとは読んで字のごとく嘘情報のことです。事実誤認の場合もあれば誰かが悪意で流すこともあります。 フェイクニュースの実情 フェイクニュースの多くはたくさんのPVを受けられるように刺激的な見出しを用いて誘導しています。そのため拡散性…

社会はなぜ男性優位なのか~社会の成り立ちから考える

このテーマはあまり触れるべきではないでしょうが、恐る恐る書いてみましょう。 社会の成り立ち 社会というのは大なり小なり男性優位です。 理由はとても簡単で、社会を作ったのが男だからです。 社会の成り立ちから考えてみましょう。 狩猟採取の時代、生存…

多様性とリベラル思想~悪いことを排除すべきか

海外ではドラゴンボールは暴力的、女性差別的だから放送を中止すべきという議論があるようです。 この手の話題を見る度に思い出すのが以下の言葉です。 「高邁な理想と下劣極まりない妄想を共に抱けてはじめて人は人たりうる」 皇国の守護者という小説に登場…