ビジネス(若手向け)
書類を積んではいけない。 まして平積みなんて絶対NG。 ビジネス系サイトやビジネス書でも散々言われていることだというのに、それでも書類を積み続けるデスクワーカーが世の中には多数存在しています。どうにも不思議でなりません。 なぜ積んではいけないの…
ビジネス分野において、新人教育系の話はメジャーなコンテンツです。インターネットでも書籍でも、様々な業種・職種・視点からの提言や見解、方法論やマインドの話が日々繰り広げられています。 教育には一家言ある人も多く、この手のコンテンツのコメント欄…
年末、職場の大掃除。試験評価室にて。 (終わったらちゃんと捨てればいいのに何故か溜め込んでいる)試験済みの製品サンプルを廃棄する若手と私。 良く言えば反面教師 「ああ、そんな丁寧に扱わなくてもいいんだよ、もう捨てるサンプルなんだからさ。ガチャガ…
「結果の出ない努力は努力じゃない」 「過程ではなく結果で評価すべき」 と日頃より述べている冷酷な成果主義者の私ではありますが、結果だけが全てであり過程はどうでもいいのかと言えば別にそういうわけでもありません。 結果に辿り着くためには過程が存在…
「この部分なんだけど、これじゃ少し分かりにくいかな、こう変えるのはどうだろう?」 もう少し遠回しであったり直截的であったりする場合もあるでしょうが、仕事の報告書なりプレゼン資料なり、そういった類における仕事の成果物をチェックされる際によく言…
多くの人は他者と異なる独自性・独創性・オンリーワンなオリジナリティを発揮することを望むものです。自らが発揮したソレはまさしく個人に付属する唯一性を持った価値として存在するものであり、それを追い求めることは決して悪いことではありません。むし…
「言い訳をするな!」という言葉は誰しも聞いたことがあると思います。確かに言い訳をせず過ちを素直に認める行いは潔く立派なことです。一般的に言い訳は望ましい行動とはされませんし、言い訳をしない姿勢はとても好ましいものでしょう。 言い訳が忌避され…
以前にも書いたことがある内容ですが、今年の新人に話すため再度情報整理を兼ねて、学生と社会人の違いについて述べていきます。 私がこの手の話題を人前で語るのは会社での技術講習会の前であることが多いので、それに合わせて普段の語り口調で記録しましょ…
上司から部下へはどう指導すればいいか、新人のOJTはどうやるのがいいか、これはもう実に様々な意見が各所で毎日のように語られています。個々人の個性や目的としている教育成果が異なる以上絶対的な正解は無く、だからこそ無数の意見が乱立しているわけです…
基本的に温厚であるつもりの私ではありますが、仕事中は技術屋として辛辣な表現を用いることもあります。そういう人を温厚とは言えないような気もしますが、厳しいのは仕事中だけですので見逃してください。 今回はそんな技術屋の辛辣な部分を語りましょう。…
仕事のやり方、その方向性には大きく分けて2種類あります。 一つは自分のペースで働くこと。仕事を生きる糧を得る手段として定義し、周囲に流されず自分の時間を大切に働く方向性。 一つはバリバリ働くこと。仕事を自己実現の場として定義し、自らの出来る限…
あ、あそこに居るのは佐藤(仮名)さんだ。話すことがあるから近づいて声を掛けよう。ん?最近あまり見かけなかったせいか少し痩せたかな?背もなんか縮んだような。歩き方もいつもとちょっと違う感じがする。よくよく見ると顔も違う、というかこの人佐藤(仮名…
ビジネスにおいて評価を得られる方法はいくつかありますが、その一つが早さです。中国の宋代に編纂された名作の選集文献「文章軌範」に巧遅は拙速に如かずとあるように、仕事における成果物は提出が早ければ早いほど評価を得られます。 もちろん巧くて早いこ…
仕事術の一つに「タスクの優先度付け」があります。抱えているタスクを緊急度と重要度でマトリクス化し、タスクの優先度を付けるというものです。これはビジネス書の金字塔であるスティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」で提唱されて以降、様々なビジネス…
「今時の若い奴は言わないと動きやしない、指示待ちばっかりだ」 というような言説を耳にしたことがある若者は多いかと思います。まあそういうのは聞き流してしまって全然オーケーです。若手に仕事を割り振るのはマネージャーの仕事ですので、若手が指示を待…
極めて個人的な経験則ですが、ちょっとしたことでも即座に動いて処理できる、つまりレスポンスが早い人はほぼ間違いなく仕事ができる人である、と考えていました。 難しい仕事で差が出るのはもう仕方ないことで、むしろ差が出て当然です。そうではなく本当に…
度々となりますが、人が成長するかどうかのファクターは大きく分けると2つ、能力(aptitude)と態度(attitude)によります。 そして業績や成果を出せる人は能力の多寡ではなく行動様式によって決まるとされています。この行動様式そのものや成果を出すことがで…
若者よ、活字離れなんて勿体ないぞ、もっと本を読もうぜ! なんて、いきなりおっさん臭いことから言い始めてみます。 ちなみに公益社団法人全国学校図書館協議会の調査によれば小学生と中学生の平均読書冊数は1991年~2021年の間ほぼ右肩上がりに上昇してい…
最近はメンタルに関連する記事を多く書いているのですが、これは私がメンタル面のことばかり考えているせいです。なぜ考えているかというと、私の職場に居る若手達のメンタルがヤバいからです。全体的に赤色灯がクルクル回っており真っ赤に輝いています。う…
自責・他責という言葉があります。失敗や過ちの原因を自身に求めるか他者に求めるかの違いです。 基本的には自責思考が望まれる 社会的には自責思考のほうが良いものとして好まれます。なんでもかんでも他責で考えていては自らをより良くしようとはならず成…
若手社会人に向けた仕事に対する少し意識高い系の話をしてみましょう。 仕事と作業の違い 仕事と作業は明確に別物として考える必要があります。仕事とは付加価値を付ける行為であり、作業は付加価値の付かない行為です。仕事の途中で作業が発生することはあ…
「やりたくないのでやってません」 頼んでいた事が進んでいなかったため状況を聞いたところ、若い子に言われてしまいました。なかなかのカルチャーショックです。仕事というよりも、君の業務に必要だからこれを読んで先に勉強しておいてくれというだけの内容…
新人は職場に配属された後、しばらくの間はOJTで教育を受けることが多いと思います。任せる仕事のレベルを徐々に上げていき1~3年ほどかけてOJTが行われますが、最初のうちは簡単な単純作業ばかりになりがちです。一言で言えば雑用です。 なぜ若手に雑用を頼…
ヤバい仕事や厳しい仕事、見て見ぬふりをしたくなるような損失がある仕事、納期が過ぎて放置された仕事とかのことをよく「爆弾」と表現します。・・・しますよね?いずれ爆発して大変な騒動になるような仕事のことです。 ベテランや中堅の社会人はちょっとやそ…
「シングルタスクのほうが効率が良いから仕事は並行してやらないほうがいい」 「メールを見る時間を決めて、それ以外はメールを見てはいけない」 というマルチタスクNGの意見が生産性向上に役立つとしてビジネス書やwebサイトなどで掲載されているのをよく見…
仕事や職場には多くの雑用があります。「雑」という言葉が入っていますが、大雑把でいい加減というような意味ではありません。いろいろなものが入り混じっているという意味で、お雑煮とか雑所得の「雑」です。 若手は雑用を頼まれることが多々あります。大し…
「世の中は理不尽だ」という話は学生や新社会人にとっては身近なテーマの一つかと思います。学校や社会から要求されるあれやこれやが煩わしいものです。 歳を取るとどうにも理不尽が身近になり、さらには抗う意味も見い出せなくなることから、理不尽への抵抗…
仕事ができない若手社員に関するアンケートの続きです。意外と書きたいことが多くて長くなっていますが、これで最後です。 コミュニケーションに関する項目は以下です。 3:報連相がない、コミュニケーション力が低い 7:挨拶・礼儀・マナー、勤務態度(公…
仕事ができない若手社員に関するアンケートの続きです。 仕事・能力に関する項目は以下です。 2:仕事が遅い、要領が悪い、ミス・不注意が多い 5:仕事の覚えが悪い、理解力が低い 8:態度が悪い、誠実さ・素直さに欠ける 9:気が利かない、臨機応変な対…
仕事ができない若手社員に関するアンケートの続きです。思ったよりも長くなりましたので分割しています。 さらに厳しい話になりますが、アルバイトや一般事務職での採用と異なり総合職で採用した若手に企業が求めていることは、新たな価値を創造して業績を伸…