忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年末だから難しい話を語ることは避ける日記

早いもので今年も残りわずか。 ふらりと当記事へお越しいただいた方も、日頃よりこの駄ブログを御贔屓にしてくださっている方も、本年も大変お世話になりました。 好き勝手なことをのべつ幕無しに語り続ける不思議なブログではありますが、来年もまた気が向…

雪中を駆け回る犬のような気持ちを病み上がりでも忘れない日記

今の私の状態を五七五で。 全身が 筋肉痛で 動けない ・・・はしゃぎ過ぎた。 年末年始のまったり更新ということで、蘊蓄もオチも無いただの日記。 写真が下手 職場の大掃除や仕事納めも終わり、無事年末年始の連休に突入しました。 そして毎年恒例としているウ…

仕事の品質と、生まれながらの反面教師

年末、職場の大掃除。試験評価室にて。 (終わったらちゃんと捨てればいいのに何故か溜め込んでいる)試験済みの製品サンプルを廃棄する若手と私。 良く言えば反面教師 「ああ、そんな丁寧に扱わなくてもいいんだよ、もう捨てるサンプルなんだからさ。ガチャガ…

日本における”正義”の課題:World Justice Project Rule of Law Index

先日の記事では様々な指標を統括した腐敗認識指数を紹介しました。 その中でも個人的に気になった指標のWJP Rule of Law Indexを追加で紹介していきます。 気になった理由は名前です。World Justice Project・・・なんともストレートな名称です。 World Justice…

”憲法の解釈"に関する私見

今回は少し議論が難しいお題である「憲法」について、私見を述べていきます。 具体的には「憲法の解釈」に関してです。 憲法に対する私の考え方 最初に私の憲法に対する考え方を開示します。 まず、その実行力や擁護義務の範囲からして、憲法とは国家をどの…

汚職の本場アフリカの事例と、汚職の是非に関して

最近『論座』や『Books&Apps』でアフリカの汚職に関する話を見かけました。 汚職と経済低迷に苦しむ南アフリカの夜はいつ明ける - 花田吉隆|論座 - 朝日新聞社の言論サイト 日本のスタートアップがアフリカの犯罪者を追い詰めたら、汚職警官に銃で襲撃され…

やっぱり副反応には勝てなかった日記

12月24日、夕方。 本日幾度目かの目覚め。のそりと起き上がり、身体の調子を確認する。 やはり私とワクチンの相性は良いらしい、あいつは私を熱くしてくれる。 予想通りの想定通り、スキージャンプのK点越えよろしく、またもや体温は39度を華麗に超えていっ…

仕事中のくだらない思考・言動の記録

仕事を楽しくするコツは『楽しくやること』だとトートロジー的に思っている、私は恐らく変人です。そんな変人が仕事中に考えていることや戯けた言動を少し開示してみましょう。 変なことを考えていれば仕事も面白くなるのです。 つまりは雑談記事です。 ノン…

4回目のワクチン接種に挑む心境

2回目、3回目のワクチン接種では副反応に無事打ち負けてきた私ではありますが、さすがに4回目は大丈夫だと考えています。 あ、ワクチンは打つものですので"打ち負ける"はダブルミーニング的ですね。と、上手いこと言った感を醸し出しておきましょう。 しかし…

他者の言葉には常に意味がある

この世には様々な格言・名言・金言・箴言があります。それらの多くは有用であり、そこから何かしらを学び取ることは極めて有益です。時間の試練を乗り越え諸人の篩にかけられた数々の言葉はまさに砂金の如き価値を持ちます。 ではそういった言葉のみを拾い上…

閑話:気持ちが重いから重いことを考えるのか、重いことを考えるから気持ちが重くなるのか

The chicken or the egg [鶏が先か、卵が先か] チキンと卵、どちらを先に食べるべきか。それが問題だ。 ・・・そういうことではない? 閑話 油断すると堅苦しくて重いテーマばかり書いてしまうので、意識的に緩い話をします。下書きしている記事もなんだか重い…

公私の区分を明確にする:正義の"押し付け方"の是非

人それぞれどのような主義主張を持つかは自由ですが、それを社会全体の新たな規範としたいのであれば自身の主張を他者に伝達し他者の主義主張へ干渉する必要があります。 もっと抽象度を下げて言えば、自身の信じる正義を社会の倫理規範とするには、他者の正…

政府・公務員の腐敗度合いに関するランキング:腐敗認識指数(CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX)2021を見る

毎週のように政治家や公務員の汚職事件が報道されています。 そのため、まるで日本は役人の腐敗天国かに思えるところではありますが、では実際に腐敗が少ない国や多い国と比較すると日本の汚職度合いはどの程度なのか、その相対的な関係性にも興味が湧くもの…

グローバリズムへの個人的な愚痴

久しぶりに愚痴っぽい記事。 先日思い付いたジョーク 「俺の語学力を見くびらないほうがいい、俺は英検三段だぜ」 たぶん勢いで誤魔化せると思います。 グローバルへの憧憬・・・の有無 下らない冗句はさておき、本題に入りましょう。 グローバルな仕事や国際的…

特に理由もなく唐突に、断捨離について学ぶ

ある日の思索 糖質制限ダイエットが一時期流行ってた気がするけど、最近はあんまり聞かないな。まだ流行ってるのかな?別にダイエットはしてないけど、やるとしてもご飯が好きな私には向いてないだろうなー。お寿司のシャリ抜きとか嫌だし。 ん?シャリ抜き・…

アリさんだって休んでるんだからさ:働きアリの法則

働きアリの法則に関する言及を月に1回くらいの頻度で見かける気がするので、私もちょっと働きアリの法則に関することを述べてみます。 法則の概要 働きアリの法則は大雑把に言えば「よく働くアリとそこまで働かないアリが存在する」という法則です。パレート…

不適切なトップダウン:トップダウンと見切り発車は違う

組織における意思決定手順を極めて大雑把に分類すると、トップダウン型とボトムアップ型に分けられます。 トップダウンは組織のピラミッドにおける上層部が意思決定を行い、その指示が下の層へ下っていく上意下達の意思決定手順です。 ボトムアップは下の層…

いつの間にかの600記事

此度は『ぶろぐ』なるものを始めて早六百日。倦みもせず飽きもせず、日毎夜毎に弁を弄し、数え数えて六百記事。何をそんなに語ることがあるのやら、一体全体疑問は尽きせぬというもの。 いやさ尽きぬからこそ止まらぬ言葉、童が如き好奇心、自由気ままな方言…

過程と結果のどちらが重要か

「結果の出ない努力は努力じゃない」 「過程ではなく結果で評価すべき」 と日頃より述べている冷酷な成果主義者の私ではありますが、結果だけが全てであり過程はどうでもいいのかと言えば別にそういうわけでもありません。 結果に辿り着くためには過程が存在…

人の努力に口を出すべきではない

努力に関する、特に奇抜な視点でもなんでもない話。 他者には測定不可能 「努力が足りない」 「努力不足だ」 時々見かける言葉ですが、どうにも好みではありません。 人の努力に対して口を出すべきではないと考えているためです。努力の絶対値は他者と比較で…

サボり方を教える悪い先輩

ある日の雑談 私「ムリ・ムダ・ムラを探して無くす、それを指針にするといいよ」 若手「ムリ・ムダ・ムラですか」 私「そう、トヨタ生産方式でよく使われる言葉だね。無理があったり無駄があったりムラがあったりするのは何事においても宜しくない。実に宜し…

真面目な顔さえしていればいいのか?

ここ数日は少し真面目な路線が続いてしまったので、揺り戻しとしてふざけた話をしましょう。 「何もわざわざふざける必要は無いんじゃなかろうか」という心の声は無視します。 心の声には素直に従ったほうがいいと思いますが、人は時に心の声ではなく自らを…

善行も三杯目にはそっと出し

善をなす場合には、いつも詫びながらしなければいけない。 善ほど他人を傷つけるものはないのだから。 太宰治『美男子と煙草』 For in the fatness of these pursy times Virtue itself of vice must pardon beg, Yea, curb and woo for leave to do him goo…

賢い人はなぜ賢いのか

賢い人はなぜ賢いのか。 まあ、何もつらつらと述べるようなことでもなく、 「偽りても賢を学ばんを賢といふべし」 と徒然草の一節でも持ってくれば終わる話ではありますが、賢さについて考えるところを少しだけ語っていきます。 知識と知性、結果と姿勢 頭の…

過激派の他責性に関する考察と、暴力の排除に関して

「少数派の意見に対して多数派が耳を貸さない場合において、その意見を通して物事を変革するためには暴力的な手段も許される」 個人や何らかの団体が暴力的な手段に出たり、強硬な態度を持って自論を押し通そうとする際に時々見かける言説です。古くから述べ…

『豊か』とはどのような状態か:余剰があるよりも大切なこと

母「高校の同窓会の写真が友達から送られてくるけど、そこに写っているのは皆今でもキラキラ働いている人ばっかりなの」 父「まあ、この歳になると元気がある人しか参加してないからだろうな」 母「私は学校を出てからすぐに結婚して専業主婦になったから、…

良いとこ探しのコツ?

注意:個人の見解です すでに書き出しからへたれている及び腰ですが、愛憎の感情についてざっくばらんに語っていきます。 起伏と反転 人による話ではありますが、こう、極端なまでに感情がひっくり返る人っていらっしゃるじゃないですか。作品や他人に対して…

謝罪の暴力性、ヒューマンエラーの罪と罰、『間違い』と『過ち』の区分

謝罪ができる。それはとても立派なことです。当たり前のことのようですが、それがなかなか出来ない大人も世の中にはたくさんいます。 ですが、あえて言いますが、何でもかんでも謝罪するのは勘弁してください。 今回は間違いと謝罪に関する雑多な話をします…

我慢は美徳か:苦しみの分類と我慢の是非

我慢とは苦しいことを耐え忍ぶことを意味する言葉です。 世間一般には我慢をすることは美徳であると捉えられている節があります。辛く苦しいことを耐え忍ぶのは立派なことであり、優れていることだと。 そんな我慢の是非について語っていきます。 苦しさの分…

科学の話で「信じる」「信じない」という言葉が出るのは変だと思うんだ

軽めの語り口調でちょっと皮肉めいた話を。 お仕事柄、気候変動問題には否応なしに関わらざるを得ないため、日々その辺りの情報収集をしています。国際会議の結果次第で売れる製品が変わる業界なので仕方がないですね。 ただ正直なところ、この界隈ってギス…