ある日の思索
糖質制限ダイエットが一時期流行ってた気がするけど、最近はあんまり聞かないな。まだ流行ってるのかな?別にダイエットはしてないけど、やるとしてもご飯が好きな私には向いてないだろうなー。お寿司のシャリ抜きとか嫌だし。
ん?シャリ抜き・・・シャリを断つ・・・?
・・・糖質制限ダイエットって一種の断捨離だったのかな?
つまり・・・断シャリ?
聞いたことはあるけどよく知らない言葉
馬鹿なことを言って頭の悪さを盛大に露呈したところで、『よく知らないことを語ろう』のコーナーを始めます。ろくでもないことがすぐに分かるコーナー名ですね。
知らないことを語るべきではない、という正論は見て見ぬふりをします。この駄ブログは私の勉強記録も兼ねていますので、知らないことは知らないと前置きをしてから語るのです。
さて、断捨離。姉が一時期ハマっていましたし、各所のブログでも時々見かけるため見聞きしたことはありますが、実際のところ理念の面はよく分かっていないです。流行語大賞にもノミネートされたことがあるというのに。
そんなわけで、さっと調べてみましょう。
断捨離とは、モノへの執着を捨てることが最大のコンセプトです。モノへの執着を捨てて、身の周りをキレイにするだけでなく、心もストレスから解放されてスッキリする。これが断捨離の目的です。
必要もないもの、使わないものを手放すことで、本当に必要なもの、本当に価値のあるものがさらに浮かび上がってきます。
「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、
断:新たに手に入りそうな不要なものを断る
捨:家にずっとある不要な物を捨てる。
離:物への執着から離れる。
という意味がある。
ふむふむ。つまり物への執着を断って自由になる、そのために不要なものを手に入れないようにしたり、不要なものを捨てる、そういうことだと理解しました。
実に良い考え方だと思います。本質や目的は異なりますが、製造業やサービス業で行われている5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)に近いものをなんとなく感じます。
5Sは片付けることが主題ではなく、片付けた結果による無駄の削減やモラルの向上が目的です。断捨離も同様、片付けることが主題ではなく、自由になることが目的なのでしょう。
困ったことに向いていない
断捨離が素敵な行動だということは分かったのですが、困りました。これは私にはまったく向いていないようです。
私は捨てるようなものをほとんど持っていないため、そもそも断行からして出来ません。
元々いらないものはもらわないですし、不要なものはさっさと捨てちゃいますし、必要に迫られない限り物を買わない貧乏性なので、捨てるほど物を持っていません。
洋服ダンスは概ねスカスカ、冷蔵庫は大体空っぽ、床は7割以上が見えるくらいに家具すら置かれておらず、壁はそのままで装飾類は皆無、本棚は電子書籍に移行したのでお気に入りの本だけ、断捨離できるものなんてせいぜい捨てるタイミングを完全に逃して未だに物置部屋に仕舞っている修学旅行で買った木刀くらいなものです。
なにせ我が家の寝室には照明すら付いていない始末。物が無いにもほどがあります。
いや、ほら、寝室は寝るだけの部屋ですので、暗くてもいいかなと・・・引き戸を開けておけば昼間は十分明るいですし・・・
もしかしたら私はナチュラルボーン断捨離人間であり、自然体で断捨離が出来ているのかもしれません。
大学時代の貧乏生活の影響でそもそも物を買う習慣を失ってしまったという後ろ向きな事実は忘れましょう。
お前のそれは断捨離ではない、ただの貧乏だ、と専門家からは言われそうですが・・・
結言
断捨離をするために、まずは不要な物を買うことから始めますか。(本末転倒)