忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

グローバリズムへの個人的な愚痴

 久しぶりに愚痴っぽい記事。

 

先日思い付いたジョーク

「俺の語学力を見くびらないほうがいい、俺は英検三段だぜ」

 

 たぶん勢いで誤魔化せると思います。

 

グローバルへの憧憬・・・の有無

 下らない冗句はさておき、本題に入りましょう。

 

 グローバルな仕事や国際的な職場環境に憧れる人はそこそこいると思います。

 海外企業のwebサイトの写真によくあるような多国籍の人々が綺麗なオフィスで働いているキラキラした仕事風景、各国都市の華美な高層ビルで外国の方と一緒に仕事をしたり、多言語を駆使し世界を股に掛けてグローバルな仕事をする。

 そういった生き様はなんともハイソで、オシャレで、魅力的なものです。

 

 ・・・と書き出しておいてなんですが、私はそういう憧れを特に持っていません。日本語だけを使い日本の中で仕事をして飯を食えればいい、洒落たところでハイソサエティな働き方をしたいとは思わない、そんなせせこましい人間です。海外は旅行で行くくらいでいいやという気持ちです。

 そもそも私は機械設計の泥臭いエンジニアですので、グローバルな働き方よりも大人しく狭いところで机に向かいちまちまと設計をしているほうが好みです。余談として、さすがにやらないですが私はドラフターもちゃんと使えるんですよ。令和の時代に使うものではないですが。

 さらに大人げない話をすれば、食事です、食事。日本のご飯が好きなので海外に長期間留まりたくないとまで思っています。

 

 私はグローバルな国際人とは対極のローカルな人間性ですので、就職先も日本企業を選びました。社内で外国語を使ってもさっぱり通じないような、典型的なジャパニーズトラディショナルカンパニーです。

 

成れの果て

 極めて不思議でなんとも不可思議なことに、今現在の仕事内容は就職当時に想像していた何十倍もグローバルです。各国拠点に勤めている現地の方と毎日英語でメールをやり取りしていますし、作る資料も読む資料も外国語のことが多々ありますし、ユーザーや商社も外国の方がたくさんいます。

 どのくらいグローバルかと言うと、ポーランド人からポーランド語の混ざった英語のメールで送られてきたフランス語の書類を読み込んだ後、ロシア系アメリカ人英語で会話をする、そんな日があったりする程度です。幸いその日はアジアからは来ませんでしたが、来ていたら中国語ハングルタイ語も取り扱っていたことでしょう。

 そんな風に、物凄いグローバルというほどではないですが、そこそこグローバルな感じで働いています。私はそんなグローバルさはさっぱり求めていなかったというのに!日本語だけで生活したいのに!

 こういうのはそういうのが好きなグローバルな人がやるべき働き方であって、私のようなローカルな人間がやるのは違うんじゃないかと思う日々です。

 

慣れの果て

 人生必ずしも思い通りに事が運ぶとは限りません。狙った通りに進まなかったり、思っていたこととは異なる結果になることも多々あるでしょう。

 でも問題ありません。人は適応力の高い生物です。大抵のことであれば慣れます。慣れてしまいます

 ですので、適応できる範囲であれば頑張っていきましょう。適応できない場合は逃げましょう。

 

結言

 以上、久しぶりの愚痴記事でした。 

 先日、北米拠点経由でメキシコの顧客からスペイン語の書類が届いて心が折れ気味だったので、愚痴りたかっただけです。

 

「なんだか単語が読みにくいPDFファイルだなー・・・あ、これ英語じゃないな?うへぇ」

「前置詞からして多分フランス語かスペイン語、単語の感じからスペイン語っぽいなー、ひゃー。知らないよスペイン語」

「とりあえず適当に単語を拾ってみるか。なになに、pulgadasは、英語でinch、わーお、ヤード・ポンド法!?ただでさえスペイン語で、さらにはヤード・ポンド法!?ふぁー・・・」

(奇声を上げることでストレスを緩和する技術)

 

(補足)ヤードポンド法:滅ぼすべき単位系。

ヤード・ポンド法とは (ショアクノコンゲンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

 

余談

 コロナ禍が落ち着いてきたため、数年ぶりに短期の海外出張が決まりそうな気配を感じる今日この頃。仕事云々よりも海外出張中に現地からブログを更新できるかのほうが気になる、そんな私は駄目人間。