忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【善悪】と【好き嫌い】は意識的な切り離しが必要

家庭や学校の教育では善を為し悪を厭うことを学び、物語によって善を肯定し悪を否定することを刷り込まれることから、大抵の人は善を好み悪を嫌うように育つかと思います。もちろん例外はあるものの、善を好み悪を嫌うことは社会的に正しい定型として存在す…

精神論ではポカミスを完全に防ぐことはできない

ポカミスとは不注意などで引き起こされる様々なミスを指す言葉です。注意していれば防げたはずの間違いや失敗であり、類似の言葉としては「うっかりミス」や「ケアレスミス」があります。 ポカミスを完全に防ぐことはできません。過去にもヒューマンエラーに…

世界は分数で記述されている(過言)

「分数の割り算なんて社会に出てから使わないよ」なんて言葉を時々耳にします。それはある面で正しく、使えば便利なことはありますが別に使わなくても日常生活を送ることはできます。 とはいえ、日常生活で使う・使わない、或いは使える・使えないはさておき…

誰かに助けを求める時は、多数に求めた方が良い

人にはそれぞれキャパシティがあります。器と言い換えてもいいでしょう。コップのような容器です。 その器の大きさは先天的な性格や個性、或いは後天的な環境や教育によって大小が変化し、その器の中身は日常の負荷やストレスの度合いによって変動します。 …

「悪を倒す」よりも「人を救う」ヒーローが好き

頭の中で音楽が強制的に反復されることがあるかと思います。これはイヤーワーム現象やディラン効果と呼ばれる事象です。 不快感の度合いは人によりますが、私は特に不快は感じません。むしろそこそこに楽しんでいます。元気の出る音楽であればなお良しです。…

「教わってないから分からない」「聞いてないから知らない」はどこまで通用するか

「教わってないから分からない」 「聞いてないから知らない」 よく聞く言葉ではありますが、それが実際どこまで通用するかについて技術屋の感覚を述べていきます。 人によっては少し厳しい見解になるかと思います。 聞いて分かる範囲には限界がある 教育にお…

日本は「奴隷」が少ない国である:世界奴隷指数2023(Global Slavery Index 2023)を見る

日本は世界的に見ても「奴隷」が少ない国です。 と冒頭から述べると反発を受けそうな気はしますが、現代の奴隷に関する国際統計を紐解くことで、日本の現状と課題を詳らかにしていきます。 世界奴隷指数(Global Slavery Index) 世界奴隷指数(Global Slavery …

私憤と公憤は容易に混同し得る:他者へ怒りを持つ際の注意点

当ブログでは個人を特定できる形で批判する記事をほとんど作成していません。固有名詞等を出さず「世間で言われている」「どこかで聞いた」「誰かが言っていた」と透明にしています。出すとしてもせいぜいが政党名や団体名までであり、個人を限定しない形で…

新人は簡単な仕事こそ後回しにせずサッとこなすべき:新人とタスクの優先順位

タスクの優先度付けのやり方としてよく語られている方法に、『緊急度』と『重要度』でマトリクス化してタスクの優先順位を決める手法があります。 過去にも記事にしていますが、これは自分でタスクを管理できる立場にあることが前提です。上司や先輩から仕事…

無限にブログを書く方法を思い付いた

気付けば2年以上、毎日ブログを書いています。 好き勝手やりたい放題、自由気ままのゴーイングマイウェイでブログを運営していますが、実は最初の頃は『ブログの書き方』的なことを指導しているサイトで勉強してみようと閲覧して回ったこともあった、ように…

韓国の産業構造と経済複雑性指標

日本の輸出管理厳格化が解除されて韓国がグループA(優遇国)に復帰した際、韓国の産業構造が少し気になったので知識をアップデートするために調べていました。 せっかくなのでブログに書こうと思っていたのですが、書くのを忘れていました。 韓国の企業とは仕…

ネットが繋がらない程度でいちいち情シスを呼ばんでも

情シスだって忙しいんですから、なるべく自己解決しましょう。 今回はそんな見解を述べていきます。 少し辛辣です。 情シスに頼らなくともできることはある 「ネットに繋がらなくて仕事が出来ない!ちょっと見に来て!」 おそらくこのような光景が見られる職…

三現主義への過信に対する戒め:人材の育成こそが重要

問題解決における概念、フレームワークの一つに三現主義があります。これは「現場・現物・現実」の三現を重視して物事に当たることを推奨する標語です。 なにも難しい話ではなく、当たり前のことです。ただ頭の中でだけ考えていては机上の空論に陥りかねませ…

頭が良い人ほど間違いを認められない

人は時に異なる意見を持つ相手を誤った愚か者だと考えてしまうことがありますが、異なる意見だからといって誤っているとは必ずしも言えません。人それぞれに異なる思想や信念を持ち、何を重視しているかは違うことから、同じ情報を受け取ったとしても同じ結…

電車で通学・通勤してる人は、凄い(小学生並みの感想)

まだ疲れていて堅苦しいテーマを扱うほどの余力が無いため、まごうことなき雑談をします。 人混みが苦手 私が仕事で出掛ける際は、5割が車、4割が電車、1割が飛行機です。交通手段は基本的に距離で変わりますが、試作や評価試験を行うために持ち運ぶ荷物が多…

疲労困憊で疲れ切っている時の雑談

大きな仕事の〆としての出張が無事終了し、ひと段落です。 今回の件についてはやれるだけのことはやったものの上手くいくかは確証が無く、しかし上手くいかないと半年以上掛けて費やしてきた諸々のコストが全て無駄になり戦略規模で影響が出ることは分かって…

人々が愚かであることを受け入れなければ民主主義は成り立たない

人には「他人が馬鹿に見える」時があると思います。 それは疲労などによって自身の想像力が衰えていたり、他者の愚かな一側面しか見えていない場合であったりすることが多いものです。 想像力というものは何らかの要因によって一時的にせよ恒久的にせよ衰え…

営業さんには美味しい飯屋を把握しておいてほしい願望

ただの我儘。 技術屋の出張 製造業の技術屋は基本的に設計がお仕事なので職場の事務所に居ることが多いですが、なんだかんだチョコチョコと出張することもあります。顧客との仕様打ち合わせであったり、サプライヤーとの図面打ち合わせであったり、製品不良…

思考は「タダでできる遊び」だと思っている

洗車した 次の日鳥の フンぴしゃり まあ、仕方がないことです。稀にあります。 感情的徒労の悪循環 洗車したばかりのピカピカの車に鳥のフンが付着していた場合、人はどう感じるか。 そこそこ以上にどうでもいい話ではありますが、ちょっとした思索の一助に…

ケアは重要だが、もっと重要なのは自覚

ここのところ、なんとも生真面目な記事が続いています。 これは生真面目なことを書きたいからではなく、ただの惰性です。仕事が忙しくて疲れているから面白い話を考えることにエネルギーを投入できておらず、ただ思い付くままに思考を出力している状態なだけ…

経済関係の深化は戦争を完全に防げるわけではないことを日本人は知っているはず

Capitalist Peace(資本主義者の平和・商業的平和論)に該当する言説をSNSなどで不定期に見かけます。 最近であれば台湾有事が生じる可能性について、「経済的に不合理であり中国が武力侵攻に至る可能性はない」といった類のものです。 経済関係の深化と依存は…

真面目は美徳ではない

美徳を「褒めるべき振る舞いや行い」と定義する場合、当ブログでは何度か言及していますが、真面目は美徳ではありません。 もちろん真面目であることは素晴らしいことです。真面目さは真摯さや誠実さ、親切心や継続力、そういった美徳を生み出す根源だと言え…

「台湾有事は日本有事」とされる軍事的な理由

「台湾有事は日本有事か」と言えば、有事の定義が武力に訴えるような事件や事変が起きることである以上、ほぼ確実に日本有事です。政治や経済ではなく、単純に軍事的な側面からそうなります。 今回は軍事の理屈をなるべくシンプルに整理してみましょう。 兵…

設計が”できる”のレベル感:機械設計者に求めたい技能

大ベテランにはとても敵わない中堅技術者が語るには大上段過ぎるテーマではありますが、今の時点での考えを残してみます。 図面を引ける≠設計ができる 新人には図面の引き方を比較的早期に教えます。設計部署に配属される新人は学校で製図を学んできている子…

教育側の学習性無力感によるデフレスパイラル

新人や若手の企業内教育について、私は基本的に楽観主義で挑んでいます。 理工学部で基礎を学んできた若者であっても実務で活躍できる技術屋に育つまでには何年も掛かります。それだけの長期間、新人や若手がこちらの思った通りに育つなんてゼッタイに有り得…

持続可能な社会のイメージ:永遠性と可変性

人や組織、物事や社会が落ち目になると世間では栄枯盛衰が謳われます。 栄枯盛衰とは「繁栄や衰退は繰り返すものである」ことを意味しますが、盛者必衰と混ざってしまいがちなのか、どちらかと言えば落ち目の際に用いられることが多い言葉です。 栄枯盛衰の…

ありとあらゆるものに余裕(バッファ)を持とう

所詮この世は諸行無常。 全ての物事は流転して変化するものであり、常の形は存在しない。 ・・・なんて仰々しく述べるまでもなく、何事においても決められた通り予定通りに動くことはありません。全ては変化の途上であり、物事は外部からの影響を受けます。 だ…

愛国心は弱者のためのもの:左派が新たな愛国心を提示することの意味

マイケル・サンデル教授へのインタビューが少し話題になっています。記事の前編では『愛国心』がテーマです。 ──左派は、愛国心について語るのを恐れているのでしょうか?その通りです。彼らは、愛国心という言葉にアレルギーのような反応を示します。愛国主…

改革において抵抗勢力をボコすのは下策

物事の変革や組織の改革において、抵抗勢力が生じるのは必然です。 改革に抵抗する人々には様々な理由があります。単純に変化を嫌う気質であったり、改革によって失われる部分への執着心や改革勢力自体への敵愾心、あるいは論理的思考による反対や総論賛成各…

ブログは良い睡眠に役立つ説

やらかしてしまったこと、人から言われて気になったことが頭の中でグルグルしてなかなか寝付けない。 私にはあまりそういう経験はありませんが、そういった話が語られているのは時々見かけます。 寝る時に考えても仕方がないことですので思考から除外すれば…