忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

ビジネス(雑記)

仕事の極意は引き算である~教育と廃止

過去に幾度か記事にしていますが、仕事とは付加価値を産むことです。付加価値産出の有無こそが仕事と作業を分ける明確な違いです。 そして仕事の理想は属人性を排除して個人の能力に頼らず付加価値を産める状態にすることです。それは換言すると「貴方が居な…

仕事をしたいのではなく仕事をしないために仕事術を学ぶ

仕事術という言葉があります。具体的な定義はありませんがビジネス誌やビジネス系サイトで毎日のように取り上げられているもので、時間管理やコミュニケーション方法、学びや思考、それらを取り扱う手法、といったものの総称となる言葉です。かっこいい表現…

有給休暇もりもり消化する族の戯言

世の中の一部に喧嘩を売りたいわけではなく、知らない世界なので不思議だと思っていることを伝えたい・・・今日はそういう雑談です。 有給休暇の付与日数 6.5年以上働いた労働者で出勤率が8割を超えている場合、労働者は正社員やパートの区別なく労働基準法に基…

プロ意識に関する諸考察

やる気やモチベーションに依存せず為すべきことを為すのがプロ意識というものです。プロ意識を持っている人は愚痴を言いながらでも機嫌を損ねながらでも必要なことを必要な時に実行します。どれだけやる気や気合に満ち溢れていたとしても為すべきことを為さ…

異文化交流に思う、年長者から見れば若者も異文化かもしれない

概ねほとんどの企業や組織には管理職が居ます。ホラクラシーやティールのように管理職を置かない次世代組織も存在しますが、ある程度の規模の組織では効率性を考慮しなければいけないため管理職を必要とします。 管理職が居た方が効率を損なうのではないか?…

一を聞いて十を知る人は素直だが、素直ではない

素直であることは美徳です。素直な人は自らの誤りや至らないところを謙虚な気持ちで認め、より良くしようと努力することができます。素直な人は他者からの助言や手助けをしっかりと受け取って学ぶことが出来ますし、そういう人には周囲も喜んで手を差し伸べ…

カタカナビジネス用語に思うこと~伝わることが重要

今日はふざけた軽い話。 私の勤める会社は平均年齢の高いまったりとしたメーカーなので、外国語がみんな苦手です。苦手というよりむしろ使えない人のほうが圧倒的多数派です。なのでほぼ全ての会話が純日本語によって進められます。カタカナビジネス用語が飛…

生活向上の機会が無ければ人は努力しない

ビジネスの世界では生産性の向上が声高に語られますが、その多くはやり方やツールといった方法論です。しかしながらその前段階として、どれだけ新しい手法を導入したとしても使う側がしっかりと使えるように態勢を整えておかなければ意味がありません。何も…

若手のタイプによって指導方法を変える必要がある~やる気と向上心

そこそこ以上の規模の組織で仕事をしていれば若手に知識を伝達していく必要に駆られます。製造業では技術伝承や技能伝承などと呼ばれるものです。ベンチャー企業のように小規模組織であれば個の力を発揮することが重要となりますが、組織の規模が大きくなる…

ベテランが若手に配慮してあげましょう

「あれ、今日は道が空いているな、どうしてだろ。まあ通勤が楽でいいけど。あ、世間は祝日か・・・」と察する瞬間が辛いです。私は仕事が好きですが、お休みだって当然好きなのです。休みが嫌いな人なんてこの世に居るだろうか、いや居ない(反語)。いや、居るか…

精神論・根性論は使いどころによる

精神論(根性論)は賛否両論であり、毀誉褒貶、相半ばするものです。これは単純に議論の土台が異なることが問題です。精神論についての土台を整理してみましょう。 個人・現場においては有用である 世の中には様々な手本や傾向、パターンやタイプ、好例や定番…

社会人人生の中で一番しんどかった時期の話

技術者3年生 あれは社会人になってから3年目、まだまだ1人前とは言い難くも多少は仕事が出来るようになり、タマゴの殻を頭に被ってフラフラと危なげに独り歩きが出来るようになった頃のお話です。 技術者にとっては3年くらいが独り立ちの目安です。3年くらい…

サボるのではなく、手抜いて省く

「適当」という言葉はややこしいですよね。ちょうどいいくらいという意味といいかげんという意味があります。いい加減なのか、好い加減なのか、使い処によって意味合いがほぼ真逆に変化してしまいます。 手抜くという言葉も同様です。辞書的な意味では必要な…

生産性は高ければいいのか

ビジネス系のサイトを見ていると週に一度は目にするのが生産性に関する記事です。一昔前は「どうして日本の生産性は低いのか」「本当に日本の生産性は低いのか」というような方向の記事が多かったですが、最近では「生産性を高めるにはどうすればいいか」と…

人と同じことをすべき?違うことをすべき?

よくビジネス書とか自己啓発本で 「成功者は〇〇をしている!」 「成功したければこうしろ!」 みたいなことが書いてありますよね。成功者はどんな考え方だーとか成功者の生活習慣はこんな感じだーとかが代表的です。しかしそれとは反対に、 「人と同じこと…

苛立ちは自らの期待が原因のことが多い

若手に対する期待値 全然怒らない事ということで後輩からは定評のある私です。ごめんね、怒るほど期待してないだけなんだ。怪我しないように気を付けて、悪い報告だけはすぐにあげてくれれば後はまあ、ほどほどでいいよ。 期待値を低めにしているのはなるべ…

残業は無能の証と言われる悲しみ

しょうもない技術屋の言い訳をば少し。 職種によって残業の概念は異なる 所定の勤務時間内に仕事を終わらせるのが有能で、残業するのは無能である。 という言説は社会人であれば聞いたことがあるかもしれません。 いや、まあ強く否定するつもりはないです。…

お金を適切に管理できるかが、頭の良さの指標として分かりやすい

頭の良さという指標はつい気になってしまうものです。別に頭が良ければ偉いというわけではないのですが、頭は良い方が良いという考えを持つ人のほうが恐らく多数派となるでしょう。 頭の良さとは? 脳の役割はかなり多岐に渡るため、一口に頭の良さと言って…

なぜなぜ分析は難しいから安易に流行らないで欲しい

問題や課題に対して「なぜ?」を何度も繰り返して真の原因を掘り下げていく手法をなぜなぜ分析と言います。元々はトヨタの大野耐一さんがまとめたものです。大野耐一さんはトヨタ生産方式を体系化した製造業の神様のような人であり、そんな人がまとめた手法…

PDCAは便利だが万能ではない

社会人にお馴染みのビジネスフレームとしてPDCAというものがあります。 P:Plan、計画 D:Do、行動 C:Check、評価 A:Action、改善 それぞれの頭文字を取ってPDCAです。これを繰り返し行うことは「PDCAサイクルを回す」と表現されます。 PDCAは実行する物事…

報連相が機能しない一つの理由~仕事の責任はどこにあるのか

仕事は頼み頼まれ、任せ任されるものです。組織に属している人にとっては当たり前のことですし、フリーランスであっても同様です。仕事によって生み出された成果物を買う「お金を出す人」が居なければ商売として成り立たない以上、まったく一人で完結する仕…

人に教えることは難しい~発表・プレゼン・教育の違い

発表とプレゼンテーションの違い 発表とプレゼンテーションは類似の扱いを受けることがありますが、実際は明確に異なる概念です。 発表は表向きに情報を発信することであり、自分主体のものです。相手に情報が伝わったかは問わず、情報を発信することそのも…

昨日までの自分を越え続けるのは不可能

今日はちょっと説教くさい話を一つ。 勉強、仕事、クリエイティブ。何事においてもそうですが、人は昨日までの自分を越えようと努力しています。内容によっては繰り返しの業務や前動続行が必要な場合もありますが、多くはより良く、より早く、より優れた成果…

若者の成長を喜ぶ大人でありたい

今どきの若者は云々・・・と言いながらロクに指導してあげていない大人、オリンピックでメダルを取るような優れた若者に妬みを言う大人、若くして成功した起業家などを侮ったり馬鹿にする大人。 そのような感情を持つことは理解できないことではありませんが、…

仕事したい心理を考える

仕事したくないという心理がある以上、仕事をしたいという心理もあります。仕事したいとか変人かな、と思わなくもないですが、まあ考えてみます。 「仕事をしたい」のは欲求段階説におけるどの段階か 仕事をしたいということは仕事に対する積極的な欲求があ…

組織の質は人事によって決まる

少し前、管理職の方がこっそりと中堅以上に相談してきました。 「最近の若手がなかなか育たない、どうすればいいだろうか。」 私はとても素直な人間なので正直に答えることにしました。 「諦めてください、改善を検討するならばまずは人事部門です。」 組織…

なぜ属人化が発生するのか

先日の属人性に関する記事の続きです。こちらが本題です。 そもそもなぜ属人性が発生するのでしょう?原因と対策を考えてみましょう。 グローバル化による仕事の高度化・高速化 技術の発展により、かつては何日も掛かっていた仕事が今でははるかに短い時間で…

属人性の要否

属人性の要否については様々な書籍やサイトがありますが、今回は簡単に属人性の内容を整理してみます。 属人化・属人性とは 属人化とはある業務が特定の人にしか分からない状態になることを示します。そのような仕事は属人性を持っており、属人化した状態と…

OJTは仕事の質を漸進的に劣化させていく

以前に少し書いたことですが、企業には従業員に教育をする義務はありません。 とはいえ新卒を雇って教育も無しに仕事をさせるのは無理ですので、どのような規模の会社でも多少は教育を施します。まったく教育しないのはさすがにブラック企業くらいです。そこ…

エラーは組織によって引き起こされる~エラーの発生とその防止について

分掌とは 分掌とは仕事や事務を手分けして受け持つこと、つまりは分担のことです。一般的な組織では職務に対してそれぞれが果たすべき職責や必要な職権を明確にするために個別の部門・部署や役職について仕事の内容や権限・責任の範囲を定義し明文化した職務…