忘れん坊の外部記憶域

主に時事やビジネス、政治経済や興味を持ったことについて書き散らしています。

ビジネス(雑記)

なぜなぜ分析は難しいから安易に流行らないで欲しい

問題や課題に対して「なぜ?」を何度も繰り返して真の原因を掘り下げていく手法をなぜなぜ分析と言います。元々はトヨタの大野耐一さんがまとめたものです。大野耐一さんはトヨタ生産方式を体系化した製造業の神様のような人であり、そんな人がまとめた手法…

PDCAは便利だが万能ではない

社会人にお馴染みのビジネスフレームとしてPDCAというものがあります。 P:Plan、計画 D:Do、行動 C:Check、評価 A:Action、改善 それぞれの頭文字を取ってPDCAです。これを繰り返し行うことは「PDCAサイクルを回す」と表現されます。 PDCAは実行する物事…

報連相が機能しない一つの理由~仕事の責任はどこにあるのか

仕事は頼み頼まれ、任せ任されるものです。組織に属している人にとっては当たり前のことですし、フリーランスであっても同様です。仕事によって生み出された成果物を買う「お金を出す人」が居なければ商売として成り立たない以上、まったく一人で完結する仕…

人に教えることは難しい~発表・プレゼン・教育の違い

発表とプレゼンテーションの違い 発表とプレゼンテーションは類似の扱いを受けることがありますが、実際は明確に異なる概念です。 発表は表向きに情報を発信することであり、自分主体のものです。相手に情報が伝わったかは問わず、情報を発信することそのも…

昨日までの自分を越え続けるのは不可能

今日はちょっと説教くさい話を一つ。 勉強、仕事、クリエイティブ。何事においてもそうですが、人は昨日までの自分を越えようと努力しています。内容によっては繰り返しの業務や前動続行が必要な場合もありますが、多くはより良く、より早く、より優れた成果…

若者の成長を喜ぶ大人でありたい

今どきの若者は云々・・・と言いながらロクに指導してあげていない大人、オリンピックでメダルを取るような優れた若者に妬みを言う大人、若くして成功した起業家などを侮ったり馬鹿にする大人。 そのような感情を持つことは理解できないことではありませんが、…

仕事したい心理を考える

仕事したくないという心理がある以上、仕事をしたいという心理もあります。仕事したいとか変人かな、と思わなくもないですが、まあ考えてみます。 「仕事をしたい」のは欲求段階説におけるどの段階か 仕事をしたいということは仕事に対する積極的な欲求があ…

組織の質は人事によって決まる

少し前、管理職の方がこっそりと中堅以上に相談してきました。 「最近の若手がなかなか育たない、どうすればいいだろうか。」 私はとても素直な人間なので正直に答えることにしました。 「諦めてください、改善を検討するならばまずは人事部門です。」 組織…

なぜ属人化が発生するのか

先日の属人性に関する記事の続きです。こちらが本題です。 そもそもなぜ属人性が発生するのでしょう?原因と対策を考えてみましょう。 グローバル化による仕事の高度化・高速化 技術の発展により、かつては何日も掛かっていた仕事が今でははるかに短い時間で…

属人性の要否

属人性の要否については様々な書籍やサイトがありますが、今回は簡単に属人性の内容を整理してみます。 属人化・属人性とは 属人化とはある業務が特定の人にしか分からない状態になることを示します。そのような仕事は属人性を持っており、属人化した状態と…

OJTは仕事の質を漸進的に劣化させていく

以前に少し書いたことですが、企業には従業員に教育をする義務はありません。 とはいえ新卒を雇って教育も無しに仕事をさせるのは無理ですので、どのような規模の会社でも多少は教育を施します。まったく教育しないのはさすがにブラック企業くらいです。そこ…

エラーは組織によって引き起こされる~エラーの発生とその防止について

分掌とは 分掌とは仕事や事務を手分けして受け持つこと、つまりは分担のことです。一般的な組織では職務に対してそれぞれが果たすべき職責や必要な職権を明確にするために個別の部門・部署や役職について仕事の内容や権限・責任の範囲を定義し明文化した職務…

組織の成長と衰退~ノウハウ(know-how)よりもノウホワイ(know-why)が重要

組織の成長と衰退 組織は約30年周期で成長と衰退を繰り返すと言われています。 立ち上げ期:ノウハウは無いが、関係者のやる気は高く勢いがある時期。 発展期:失敗は多いが、少しずつノウハウが蓄積されていく時期。 成熟期:ノウハウが確立し、安定した組…

体力よりも気力のほうが限界に達する時代

一日中仕事をしていると体力的にも気力的にも消耗します。体力的なものは実感が湧きやすいですし、酷ければ見た目にも表れますので分かりやすいです。しかし気力の消耗は相当酷くならなければ見た目には現れません。自覚もしにくいため分かり難いです。体力…

馬鹿ほど勉強しなければいけない

私は馬鹿です。(嫌な自己紹介) 馬鹿だからこそ毎日勉強しています。幸い好奇心には不足が無く、勉強は好きなので毎日楽しく生きています。 私にとって理解できない言葉は、同じ馬鹿な人が言う 「馬鹿だから勉強しても仕方がない」 というものです。正直何を…

成功よりも失敗から学ぶべき~技術屋の見解

肥前国平戸藩の藩主、松浦清山の著作「常静止剣談」にある 「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」 は本当に至言です。著名人が座右の銘にしていたり様々なビジネス書で紹介されたりするのも分かるというものです。成功者の自伝や生活習慣に…

好奇心の種類と価値、好奇心の持ち方

好奇心の種類 漫画家福本伸行さんの『天』においてとても印象的な会話があったことをよく覚えています。 「街にバカどもがあふれている――」 「……あいつらときたら……頭悪いのに健康だけは気をつけているんだ」 「わかっちゃいねえよ…無能な奴が体元気になって…