ビジネス(雑記)
人月は神話であり、銀の弾丸などないのは常識だと思うのですが。 しょうもないやり取り 上司「時間が足りなくて進められていなかった評価試験、試験要員を追加したがその後の進捗はどうなった?」 部下「追加要員は評価試験をやったことがない人なので、まだ…
私「効率がとても悪いので、このようにやり方を変えてもらえないでしょうか」 相手「それは実績が無いので出来かねる」 そんな理屈を持ち出されてしまうと、新しいことは何もできないじゃないか。 科学的思考 伝統的に継続されている事柄には少なくともそれ…
とてもとても個人的な意見なのですが、私は指示をされるよりも指示をされないほうが好みです。自分の思う通り自由に物事を進めたいですし、それに対して横やりが入ることをあまり好みません。 もちろん迷走や暴走を正すための指摘をいただいた場合は大人しく…
例に洩れず弊社も4月を起点とした四半期決算のサイクルで動く日本企業であるため、10月は第二四半期の報告月となります。 年に4回ある四半期の報告ですが、いつが一番大変かは部署や職種によって変わるかと思います。例えば経理であれば事業年度の締めとなる…
仕事中の私はその時の考えが顔にも態度にも出るタイプです。むしろ言葉にも出ます。納得がいかない時は納得がいかない旨を伝えますし、不満な時は不満だと率直に伝えます。 これは先天的なものではなく訓練と習慣によって意識的に行っています。言いたいこと…
まあ、記事タイトルで言いたいことは終わりなのですが、冗長であることを承知しつつも理由を述べていきます。 ビジネス環境の変化 かつての手工業の時代は、現代と比すれば変化に乏しい時代でした。 それは同時に技術の陳腐化が遅かったことを意味しています…
言葉は重要だ。 言語の壁はそこそこに厚い 結局は自身の語学力の無さが根本原因ですので、人様を責める訳にもいかないのですが、先日のタイ出張では言葉でとても苦労しました。 担当者級は基本的にタイ語しか分からないことが多く、私がフワフワした英語で説…
OJT(On-the-Job Training:職場内教育、現任教育)に関しては色々と思うところも言いたいこともあるため、当ブログでは度々取り上げてきています。 ◆組織の成長と衰退~ノウハウ(know-how)よりもノウホワイ(know-why)が重要 ◆OJTは仕事の質を漸進的に劣化させ…
私はタイピングが速いです。以前に職場の若手・中堅で測定してみたところ、上から二番目でした。 ちなみに一番は事務方の女性でしたが、ちょっと異次元の速度だったので勝てる自信がありません。努力の壁を感じました。あの域に到達するまでどれだけ訓練を積…
この駄ブログでは人の性質の一つである『真面目さ』について幾度か言及してきています。 基本的には次のようなスタンスです。 真面目であることは真摯さや誠実さ、親切心といった美徳を出力することがあるため素晴らしいことである。 しかし真面目に悪事を働…
ベテランは退役軍人を意味する言葉でしたが、現代ではそこから派生して経験豊富な人やその道の熟練者を指す言葉になっています。 若手や中堅はベテランから様々なものを見習うことができます。今回はその中でも特に見習うべき能力について考えてみましょう。…
「分からないからできません」 「教わっていないからやれません」 これらは世間一般、様々な場所で聞くことができる言い分です。 まあ、言い分としては理解しやすい内容です。分からないことをサッとできる人はいませんし、教わっていないことまでパパっとや…
言いがかりに近いなにか。 定型句ではありますが 「勉強不足で恐縮ですがご教示願います」 「不勉強で申し訳ありませんが教えていただけないでしょうか」 これらはビジネス定型句の一種で、何かしらの教えを乞う際に自らの無知を恥じる気持ちを提示してへり…
物事が計画通りに進んでいなかったり策定した当初のロードマップが守られていなかったりすると内外から批判の声があがります。場合によっては計画の修正やロードマップの更新に対しても責める声があがることもあります。 物事が計画通り進まないことに対して…
所属する組織の規模によって軽重が変わる話。 情報系のサイトを色々見ている 私も一応は技術畑の人間ですので、情報収集の一環として様々な情報サイトを閲覧しています。日経クロステックはそのうちの一つです。さまざまな産業分野に向けた技術系デジタルメ…
風評が宜しくないかと思ってあまり語ってはきませんでしたが、私が職場で担当している製品群はそこそこにブラックと言いますか、働く人に厳しい状態となっています。 かつての主力製品だが、市場の飽和に伴い現在は別の製品群を会社として推している リソー…
不定期に上司と揉めるテーマがあります。 それは組織のセクショナリズムに対する考え方です。 私としては組織の過剰な縦割りやタコ壺化を避けることを望んでいますが、上司は自部署のタスクをこなすことを優先的に考えています。 立場によって求められる職掌…
情シスだって忙しいんですから、なるべく自己解決しましょう。 今回はそんな見解を述べていきます。 少し辛辣です。 情シスに頼らなくともできることはある 「ネットに繋がらなくて仕事が出来ない!ちょっと見に来て!」 おそらくこのような光景が見られる職…
ここのところ、なんとも生真面目な記事が続いています。 これは生真面目なことを書きたいからではなく、ただの惰性です。仕事が忙しくて疲れているから面白い話を考えることにエネルギーを投入できておらず、ただ思い付くままに思考を出力している状態なだけ…
新人や若手の企業内教育について、私は基本的に楽観主義で挑んでいます。 理工学部で基礎を学んできた若者であっても実務で活躍できる技術屋に育つまでには何年も掛かります。それだけの長期間、新人や若手がこちらの思った通りに育つなんてゼッタイに有り得…
たまの日記要素。 たまの愚痴要素。 リソースとフローの優先度 仕事が忙しくて疲労感が凄いです。 何がなんでも絶対に間に合わせなければいけない納期があり、そのためにてんやわんやしています。 まあそれは仕方がないことですが、どうにも趣味的な部分で上…
企業の管理職は主に3つの役割を求められています。 一つはリーダー。組織のビジョンを伝播してメンバーを牽引し、変化を引き起こすことでミッションを達成する、組織の規範としての役割です。 一つはマネージャー。メンバーを支援することでチームとして成果…
OJT(on the job training)は企業内教育の一種です。実際に現場で実務に携わりながら業務知識を学ぶ手法を指します。OJTは直接的かつ効率的に実務を学ぶことができるため、適切な計画に基づき、充分な教育資源と効果測定、必要な教育を受けたメンターのフォロ…
「管理部署が動いてくれないんです、先日もこんなことがあったんですよ」 「ああ、まあ、それは明らかに君の仕事ではないね。就業規則にある業務分掌にも明記されているけど、それはあの部署の本業だから君がやっちゃいけないよ。とはいえ現実に問題は解決し…
過剰な肉体的・心理的負担は注意力を発揮すべき対象を誤らせ、注意力の持続を阻害し、注意力を分散させます。過剰な負担そのものが注意力資源を枯渇させる原因です。 そして注意力は情報処理能力の一種であり、人間の情報処理能力は酷使すると目減りしていく…
例年、年度の初頭は新入社員研修の講師役として引っ張り出されるため、この時期は仕事や商売について考えることが多くなります。 今回は新入社員や研修に関連する連想ワードとして、いまいち掴みどころのない言葉である「働きがい」について考えてみましょう…
上司「今月末、アメリカの現地法人から現地スタッフが数人ほど日本に出張してくるから対応よろしく」 私(試しに回避してみるか・・・?) 私「・・・昨今、世の中はグローバル化が進んでいます。弊社も例に洩れず、海外の売上がかなりの比率を占めるようになってい…
私「この単純作業、全然まったくさっぱりやる気にならないんだけど」 同僚「黙ってやれよ」 私「誰のためにもならないどころか無駄になるだけのブルシットな作業なんだけど」 同僚「いいから黙ってやれよ」 私「これをやれば飢餓で苦しむ子どもが10万人助か…
今週はいつも以上にやたらとグローバルでインターナショナルでした。 各所の海外現法から外国語のメールが届くこと山の如し。 私のモチベーションは落ちて徐かなること林の如し。 たまったものではありません。 【月曜日】 中国人から中国語のメールが届く …
要約的ですが、以下のような言説、もしくはそれに類する言説を時々見かけます。 「他人にアドバイスをする人間はマウントを取りたいだけ。こちらのことを分かってもいないのにアドバイスをされたって、そんな上から目線は気に入らない」 アドバイスが常に「…