忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

勉強しているアピールをする時は伸びない

今回は完全に個人の感想であり個人の感覚に過ぎない話をします。データや統計は一切ありません。 内容が刺さってしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、特定の個人を刺したいわけではありません。むしろ自虐を持って自らを刺したい、そんな余計な話となり…

計画通りいかないことを責めると不正が生じる

物事が計画通りに進んでいなかったり策定した当初のロードマップが守られていなかったりすると内外から批判の声があがります。場合によっては計画の修正やロードマップの更新に対しても責める声があがることもあります。 物事が計画通り進まないことに対して…

大抵の場合で心の余裕は物理的な余裕が生み出す

ここのところ堅苦しい記事が続いてしまっているので、そろそろ息抜きが必要です。忙しさに肩肘が張っていると思考や文章まで硬くなってしまって実に宜しくありません。まったくもって宜しくありません。 軽い話として、ブログに関連する話でもするとしましょ…

政治不信をあまり感じないことに対する自己分析

政治クラスタでは政治不信や政治家不信をよく見かけます。 もちろん古今東西で政治に不信は付き物ですので、不信があること自体は自然なことです。 ただ、正直なところ私はそこまで不信を感じていません。 これは何故か、自己分析を交えつつ考えてみます。 …

規範意識の変化とコミュニティとの関係性

ちょっとした思考実験として、道徳や倫理のアップデートに関する思索をしてみます。 「ポリティカル・コレクトネス」「文化盗用」「Woke」「ルッキズム」など様々な新しいアップデートされた規範が日本に限らず世界中のSNSで謳われています。「人々はこれら…

民主的な話し合いの心得と、闘技的思考の排除

話し合いは多義的なニュアンスを持つ日本語ですが、基本的には議論や会話を意味します。 そして議論や会話とは、言い争いや討論とは違って闘争的ではない言葉です。 ただ、残念ながら「話し合い」のことを「果し合い」だとでも誤解しているのではないかと、…

モチベーションが低い時に100点を取ることのススメ

モチベーション(やる気・意欲)を高める方法についてはビジネス誌や情報サイトで様々な手法が述べられています。 モチベーションは高い状態を維持したほうが優れたアウトプットを期待できますので、モチベーションを管理してアウトプットの最大化を図ることは…

異文化に限らず、コミュニケーションで大切なこと

そこそこに趣深い会話だったので、昨日の記事の続きを記録してみます。 会話の続き 【私】 「祖霊が戻ってくるとした表現はアジア的でしたね、理解が足りず申し訳ないです。私の親戚にキリスト教徒の人がいるので、その人からもっと学んでおくべきでした」 …

おしゃべり好きの異文化コミュニケーションと迷子の仕事

あるメールのやり取り。 【営業マン(ラテン系アメリカ人)】 「やあ、連休は楽しかったかい?」 「新しい顧客の情報ですが、この顧客の状況に合った製品を紹介したいです。アドバイスをくれると助かります」 【私(日本人)】 「連休明けは仕事に集中できないよ…

学ぶことによってなぜ心が柔らかくなるのか

このブログでは教養について時々取り上げています。 教養を意味する英語Culture(カルチャー)は多義的で、教養の他にも『土地の耕作』の意味を持っており、田畑の土を耕して柔らかくすることと同様に知識や教育によって心の畑を柔らかくすることが教養の意味…

哲学・宗教・倫理の存在意義

幾度か当ブログでも述べてきましたが、私は技術屋であり応用科学を専門とする工学屋ですが趣味は人文科学と社会科学を学ぶことです。道徳的な話や倫理的な話を時々記事にしているのはまさに趣味の発露というわけです。 少なくともこの趣味が直接的に仕事へ生…

組織の規模によっては人間関係が致命的な意味を持つ

所属する組織の規模によって軽重が変わる話。 情報系のサイトを色々見ている 私も一応は技術畑の人間ですので、情報収集の一環として様々な情報サイトを閲覧しています。日経クロステックはそのうちの一つです。さまざまな産業分野に向けた技術系デジタルメ…

信念に固執することは「ハンドルの無い車」に似ている

世間では強い意志や固い決意、言い換えれば信念を高価値のものとして取り扱うことが多々あるかと思います。学校では結果だけではなく意志や気持ちといった心の態度も評価の対象となるものですし、物語の主人公は多くの場合で強い意志と固い決意を持っている…

三者三様の職場サバイバル術

風評が宜しくないかと思ってあまり語ってはきませんでしたが、私が職場で担当している製品群はそこそこにブラックと言いますか、働く人に厳しい状態となっています。 かつての主力製品だが、市場の飽和に伴い現在は別の製品群を会社として推している リソー…

「お題」の持つ力と問題意識の差異

今世紀のお題「国家の統一、世界政府の実現は可能か」 ・・・いえ、その、はてなブログさんの「お題」的な感じで書き始めてみようかな、と。ちょっとした出来心のジョークです。 とりあえず今世紀中に世界政府を樹立することは無理だとは思います。経済・資源・…

「人様に迷惑をかけるな」について思うところ

日本で伝統的に善いとされる考え方の一つに「人様に迷惑をかけるな」があるかと思います。 昨今ではこれに対して否定的な見解も多く見られますが、個人的にはそこそこに妥当な考え方ではないかと考えています。 健康で余力のある人間の戯言ではありますが、…

技術屋は察することが苦手

実家が嫌いなわけではありませんし、親族を好んでいないわけでもないのですが、帰省をすると少しストレスが溜まります。 これは職場で日常的に接している技術者集団とはまったく異なるコミュニケーションを求められるためです。もう少し直接的に言えば、毎度…

故郷の景色は変わったようで変わっていない

帰省中のある日、目的地に駐車場が無かったために親族を車で送り届けた後に用事が済んだら迎えに行くまでの間、適当に時間を潰す必要ができた。 せっかくなので、地元を少しドライブすることにする。自動車免許を取得したのは地元から離れた後であり、ほとん…

不確かな情報の価値

年に数度しか帰省しない親不孝者のボンクラ息子ではありますが、さすがに盆と正月くらいは実家に顔を出して両親に生存報告をします。 姉と妹が実家の近くに住んでいますので私は別にそこまで顔を出さなくてもいいかな、などと少し思っていたり。まあ、ただの…

とにかくどうでもいい話がしたい

先日、仕事に疲れて帰宅したところ、玄関を上がった通路にヤモリがいました。ドアを開けると自動的に電気が付くので、靴を脱ぐ前から灰色のヤモリが通路の真ん中に鎮座ましましているのが見えます。体長およそ50mm。大きいのか小さいのかは分かりません。何…

変革時の反対意見を恐れないでほしい

世の中は変化していくものであり、前動続行を繰り返すばかりでは停滞です。それは相対的には後退ですらあります。 だからこそ個人や組織が生き延びるためには仕組みや手法などの変革が必須です。環境の変化に合わせて適応することこそが適者生存の理屈に沿い…

自らの人生を生きる上での教養の必要性

教養とは知識や教育によって心を耕して柔らかくすることです。豊かで柔らかい心を育むことで「我」の枷を外して様々な視点を持つことができるようになります。 知識によって耕作地を広げて豊かな草木を育んでいない心は、寒々と荒廃したとても窮屈なものです…

組織エラーはセクショナリズムの隙間から生じる

不定期に上司と揉めるテーマがあります。 それは組織のセクショナリズムに対する考え方です。 私としては組織の過剰な縦割りやタコ壺化を避けることを望んでいますが、上司は自部署のタスクをこなすことを優先的に考えています。 立場によって求められる職掌…

ハラスメントの主張は度が過ぎない程度に

私は人とお酒を呑むことが好きなので職場の飲み会も好きなほうですが、お酒が嫌いであったり、公私をしっかり分けることを好んでいたり、雰囲気が好きではなかったりと、世の中には職場の飲み会を嫌いな人もいるかと思います。 誰にだって好き嫌いがあること…

ヘビィなテーマをなるべく軽く話してみる実験:入管法改正と特別在留許可

昨日の記事は軽い話をすると言いつつ結局はまったく軽くないどころか説教臭い話になってしまいました。どうにも無駄に生真面目で困ります。 記事を書くからには何かしら意味のあることやタメになりそうなことを一つは記事に盛り込みたい、そのためには事実や…

違う意見を聞くのは楽しいことなんだ

油断をするとヘビィなテーマを語り始める当ブログ。 堅苦しい話が連続しないよう、なるべく軽い話を織り交ぜていきたいものです。 つまり、今回は軽い話をします。 とはいえ軽重は人が判断することでもある以上、必ずしも軽い話になるとは限りません。 物語…

知識を活かすことは、何もビジネスには限らない

「知識は持っているだけでは駄目で、活用しなければならない」 このような言説を時々見かけるかと思います。 この言説自体はとても正論です。役立てていない知識は持っていない知識と同義とさえ言えます。 ただ、この正論の曲解とまでは言いませんが、「活用…

SNSは幽霊を殺すか

幽霊とは、なんて、いつものように言葉の定義から書き始めるまでもなく、幽霊は誰もが知っている存在です。この世への未練や執着を断ち切れず、肉体が滅びても成仏できずに現世をうろつき人々の前に姿を現す存在を指します。 物語上では様々な幽霊のあり方が…

うちのブログで日記を書くのは難しい

当ブログは雑記ブログのため、好き勝手思い付くままに思索した事柄を毎日記事にしています。何かしらのキーワードやテーマを主軸としてそれに沿った記事を書くことが多いですが、日記的な記事や思い付きの文章を垂れ流すこともしばしばです。 今回は日記的な…

雑記ブログを書いている効用

いつも巡回している情報系サイトの一つ、そこでは様々なライターがコラムや記事を寄稿しているのですが、その中でお一人だけ、とても苦手なライターがいます。 私は基本的に「誰が」言っているかは気にせず「何を」言っているかを重視しており、また情報が偏…