忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

政治・経済

民主主義国家において暴力革命は推奨されない

主義主張は人それぞれであり、それを人に押し付けさえしなければ、どのような信念や考えを持っていても個人の自由であって他者が構うべきものではないと思います。 信念の押し売りをせず、互いに適切な距離感を保ち、それぞれの主義主張に対して敬意を払って…

沖縄と中国の接近を懸念する人に述べたいこと

選挙期間中は、こう、ネットの政治系クラスタが大荒れしているので触れたくありませんでしたが、選挙が終わったので少し沖縄の話でもしてみましょう。 といっても、申し訳ありませんが美味しい食べ物や綺麗な自然の話ではなく、あまり面白くない政治的な話を…

政治が行われることの是非

普段から堅苦しい話が多いので、いっそ文章まで堅苦しくしてみてはどうだろうという実験。 政治の要否 政治とは複雑怪奇な巨獣と見紛うやもしれないが、その行使において使役される権力や支配、法や自治という実行力の存在がその巨体を被覆しているだけであ…

マーケットインが出来ない政治家は勝てない

マーケティングの用語に「プロダクトアウト」「マーケットイン」という言葉があります。 これらは厳密な定義のある言葉ではなく、また人によって異なる捉え方を持っている和製英語でもあるため安易に取り扱いにくいのではありますが、本記事では大雑把に次の…

民主主義=多数決ではない、に関する考察

たまには他所様の記事を取っ掛かりにしてみましょう。 アメリカの民主主義はどこにいったの? ◆アメリカ人の大半は「内戦勃発は近い」と予感している、8割近くが「暴力OK」と答える世紀末状態 - GIGAZINE (GIGAZINEが引用しているSCIENCEの元データであるプ…

簡単にできる!熱狂的狂信者・カルト集団の作り方!

ひどい記事タイトルだこと。 捻くれ者の穿った皮肉 あまり良い話題ではないので、重くならないよう軽めに語りましょう。 正直好みの芸風ではないのですが、一部のメディアやネット界隈の言動が少し気になるため、ある集団を俗的な意味でのカルト化させるには…

抽選民主主義を実現するための課題抽出

ここ最近、くじ引き民主主義、抽選民主主義という言葉を何度か見掛けました。代表例として朝日新聞デジタルの記事リンクを貼っておきます。 ◆参院議員はくじ引きで 「多様性ある国会への切り札」政治学者の提案 [参院選2022]:朝日新聞デジタル 制度化されて…

現代民主主義における暴力の否定

かつては政治権力者による暴力が横行していた時代があるように、政治権力と暴力は不可分の存在です。しかし現代と過去で決定的に異なることがあります。それは権力闘争における暴力行使の是非です。 権力闘争における暴力行使は近現代においても世界各国で様…

『エンゲージメント』や『働きがい』を経営者は誤解していないか?

日経を見ていたところ脱力するような記事があったので、それに対する私見を述べていきます。記事そのものより、エンゲージメントや働きがいに対して経営者は誤解しているのではないか?という話です。 ◆東京海上日動など「働きがい」測定 組織改善に生かす: …

政治のネガティブキャンペーンに異議を述べたい

選挙の時期は政治系クラスタやメディアが活発化どころか過激化して凄まじい勢いでネガティブキャンペーンが増えるため、眺めているとちょっと疲れてしまいます。とはいえ投票行動のために政治情報を集めるには嫌々覗き込まざるを得ないのですが。 もっとこう…

気分良くお金を出してもらいましょう

どのような社会集団であろうと格差の是正は常に議題とされる社会問題です。社会集団はまったく異なる個々が集まって構築されることはなく、目的なり属性なり何らかのものを共通項として構築されます。よってその構成員に大きな格差がある状態では『同じ集団…

経済学の先生方、今がチャンスですよ!

物価上昇、してますよね。消費者物価指数、上がってますよね。 お金が無いくせにあまり値札を見ないでモノを買う適当人間の私ですら物価上昇を感じていますので、世間様の実感としてはきっと物凄いのだと思います。 「値札を見て買い物しないからお金が無い…

国家や政府に安心を求めても仕方がない:安心と安全の違い

SNSやメディアでは国家や政府に対して何らかの対応や変更を求める声が日々流れていますが、参議院選挙が近くなったためかここしばらくは時にそのような声が多くなっているような気がします。 声を上げること自体には特に否定的ではなく、むしろ肯定的です。…

若者世代は対立を好まない~与党への怒りが世代により異なるのは何故か

今回は普段の論調とは少し異なり、政治的にあまり中立ではない考察を述べてみたいと思います。若者世代と年配世代に分けて世代に関する考察を述べますが、決して特定の世代を貶めたりその世代に属する方々をレッテル貼りして決め付けたいわけではないことを…

なぜ与党を攻撃する野党の支持率が伸びないのか

別に国政に限らず、何らかの意見対立や多数決において普遍的で、特に新しい発想でもなく、むしろ面白くもない普通の話をしましょう。つまり政党政治における支持率は一例に過ぎませんが、まあ例として説明しやすいので使います。 戦略を間違えている 例えば…

憲法の改正に関する私見

5月3日は憲法記念日ということで、各所で憲法改正に関する議論が活発に行われていました。個人的には別に憲法記念日以外に限らずいつでも喧々諤々の議論をすべきだと思ってはいますが、とはいえこの祝日が議論のきっかけとなる良い機会であることは間違いあ…

なぜろくでもない政治家が民主主義でも居座るのか

人それぞれに意見や信念があることから誰がどうだと断定するのは難しく、また個人の名前を挙げるのはあまり好みでは無いため及び腰ながら一般論として語りますが・・・世の中にはろくでもない政治家が多数居ます。権力を乱用したり、汚職をしたり、悪事を揉み消…

中道は積極的には好まれない

政治や経済の分野では保守/革新、右派/左派、全体/個人といった2項での分類を用いることが一般的です。そういった2項での分類を示すツール、政治的スペクトルを点数化して二次元座標に表したものをポリティカルコンパスと言います。 私の立ち位置 ポリティカ…

軍事に関する誤解~軍需産業について

軍需産業についてはすでに識者や専門家の方々が各所で語っておられますので私のような素人が語ることではないのですが、定期的に話題となる軍需産業の陰謀について少し私見を述べてみたいと思います。 そもそも軍需産業の定義は? 軍需産業とは軍隊で使うも…

脱成長に関する議論に求めること~方法論が欲しい

第二次産業に所属するバリバリの工学屋であるところの私としては、経済発展・経済成長ドンと来い、成長こそが繁栄だ!という資本主義的価値観が否応なしにベースでありはするのですが、昨今世間の議論の遡上に上がっている脱成長という考えにも理解を示して…

多数決に関する2つの考え方~対立と協力

「僕は自民党に投票していないので今の政治に責任は無い、僕の選んだ代表じゃない」 先日、後輩と話していて言われた言葉です。まあ言いたいことは分かるのですが、これはちょっと民主主義や多数決の考え方として望ましくありません。 今回は多数決の考え方…

若者の政治離れ?政治の若者離れ?

「若者の○○離れ」という言葉、最近はあまり聞かなくなりましたが一時期流行っていましたね。クルマなり、お酒なり、ファッションなり。 先日、久しぶりの○○離れとして「若者の政治離れ」という言葉を見かけましたので、今回は若者と政治について少し論じてみ…

ポピュリズムの台頭とその是非

政治や宗教、ジェンダーや環境といった党派性の強い話題は記事を書きやすいものの、正直なところ書きにくいです。 これらはそれこそ一人一党のテーマであり、誰しも一家言持っていて一人一人で意見が異なるものですので、思うところを書けばそれだけで簡単に…

なぜ民主化が進まないのかに関する雑感〜リプセット命題に思うこと

ネットの記事を巡回していた際にふとリプセット命題の文字を見かけたので、少し雑感を書いてみます。 リプセット命題(リプセット仮説) リプセット命題(リプセット仮説)とは民主移行論の一つで、アメリカの社会学者であるシーモア・マーティン・リプセットが…

何事も偏食は良くない〜情報源の多様化

好きなものを好きなだけ食べることは一時の幸せを噛み締めることができますが、それが長く続けば栄養のバランスを崩し健康を損なうことになります。心身の健康を保つためには偏食を避けてバランスの取れた食事を取ることが望ましいことは栄養学の知見を引用…

敵を減らすのではなく味方を増やすほうが合理的

保守と革新、急進と穏健 世の中には変化を好む人と嫌う人がいます。政治や経済の世界では保守(コンサバ)と革新(リベラル)という固い言葉で分類されることもあります。互いに相手を抵抗勢力として認識しておりそのせいで争いが起こる場合がありますが、実際は…

若者は政治活動をした方が良いと思う理由

すみません、昨日の記事は私の言葉が不足していたため補足の記事を書きます。 日本は若者が政治活動をしなくても生きていける国ではありますが、だからといって若者が政治活動に参加する必要はないとは思いません。若者の投票率・政治活動への参加率が低いこ…

若者の投票率が低いことは悪い、とは言い切れない

第49回衆議院議員総選挙の投票日が近付いており、各所で選挙について語られています。日本の投票率はIDEAの調査によると196か国中158位であり諸外国に比べて元々低いのですが、特に話題となるのは若者の投票率の低さです。 若者の投票率が話題となる理由は人…

意思決定者に求められるのは結果責任

人の行動には責任が伴います。車で事故を起こせばその責任が、発言が人を傷つければその責任が発生するものです。 責任の所在を難しくしているのは意思の有無です。刑法39条で「心神喪失者の行為は、罰しない。」とされているのはその代表例でしょう。刑法で…

戦犯の区分に関する情報の整理

先日若い子と政治に関する雑談をしていた時に戦犯に対する誤解があることを知りました。各所でまとめられている内容ではありますが備忘録として、戦犯について簡単にまとめてみたいと思います。 戦犯について「どう思うか」は人それぞれであるため、本記事で…