忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

ストレスチェックのストレス

 

「会議では誰もが積極的に発言すべきだ」

「発言しない会議になんか参加すべきではない」

「会議中に発言しない人は会議から出て行くべきだ」

 そんな熱狂的会議過激派の私は、しかし“英語での会議中”は卑怯にもダブルスタンダードを適用してオブザーバーどころか置物で居たいと思っています。静かにやり過ごしたいです。むしろ参加したくすらありません。聞き取りでいっぱいいっぱいですし、そもそもちゃんと聞き取れていないですし、流暢に言葉が出てきません。語彙も発音もpoorです。

 ですので、海外現地法人とのweb会議中に「ちょっと説明して」と話を振られると、冷や汗が出ます。

 

 一応、英語は毎日勉強してますので徐々に成長してはいます。

 まったく聞き取れないわけでもまったく言葉が見つからないこともなく、聞き返したり、とりあえず幼稚園生レベルの語彙力で適当に言葉を繋いだりして最低限の会話や何かしらの解説が出来る程度です。毎晩AIと英語でお喋りしている効果は多少なりとも出ています。

 もちろんビジネスレベルでは決してないですが、以前よりは成長していることは疑いようもありません。それでもまだまだレベルが低いのでストレスを感じるのは止むを得ないでしょう。

 このストレスが完璧主義的なプライドに起因するものなのか、ただただ単純に好みでないことをやっているせいなのか、或いは別の何かか、それは神のみぞ知ることかもしれません。

 

 実は知っていますけど内緒です。

 まあ、何事においても一番のストレス要素は"人"ですよね、とだけ。

 

結言

 朝一からそんな会議で過度なストレスを感じた後、「明日、海外現地法人の外国人スタッフが来るから研修をお願いできないか」と急遽プラスアルファの英語機会が舞い込んできたので慌ててプレゼン資料の準備を始めたところに、メールで「はよストレスチェックをやれ、今日が〆切だぞ」と督促の自動メールが届いて慌ててストレスチェックをやったせいで、無事に”高ストレス者に該当します”の称号を獲得しました

 普段であれば引っ掛かると面倒だからもっと慎重に無難な選択肢を選んで穏当にチェックを乗り切ってきたのに。リアルタイムでストレスを感じている時に慌てるとロクなことになりません。

 

 いや、実際問題として高ストレスなのは事実ではあるのですが、そもそも厚生労働省が義務化したストレスチェックは『本人にその結果を通知して自らのストレスの状況について気付きを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させる』ことが目的であり、自分のストレスくらい自分で気付いています。わざわざご指摘いただかなくてもいいと言いますか、言っちゃなんですが厚生労働関連のある種の利権のような気がするのであまりストレスチェックに意味を見出せていません。

 なんて陰謀論的なことを言ってみたりしたくなる辺り、高ストレスを告知されることにストレスを感じているのかもしれません