ブログのアクセス数に関して考察するシリーズ、第三弾。
まあ、はい、つまりはいつも通り、たわけた話でございます。
逆にしてみるという思考
各所で散々語られている通り、ブログのアクセス数を増やす方法としては人が読みたいと思うことを書けばいいでしょう。それは人の役に立つ情報であったり、皆が話題にしている話であったり、個人の体験であったり、そういったものです。私は実践していないので本当かどうかは分からないですけども。アクセス数が増えなくても苦情は受け付けかねますので悪しからずです。
さて、ここであえての逆転の発想、アクセス数を減らすにはどうすればいいかを考えてみます。理由は特にありません、ただ考えたいから考えるだけです。
一応この記事を書き始める前にネタ被りを気にして検索してみましたが、『アクセス数を減らす方法』で検索しても全然そういったことを書いているメディアやブログが見つからないんですよね、不思議なことに。どこもかしこもアクセス数を増やす方法ばかり。まあ不思議でもなんでもなく、まさしくそれが世の需要ということなのでしょうけど。
まず何はともあれ、人が読みたいと思わないことを書けばいい、はずです。人の役に立たない情報であったり、誰も話題にしていない話であったり、汚い話や面白くない話、読みにくい話や当たり前の話といったものですね。
つまりこの記事はすでに『アクセス数を減らすための記事』という要件を満たしているわけです。なにせ役に立たないですし、誰も話題にしていませんし、面白くないわけですから。どうりで検索しても見つからないわけです、まさに道理です。
アクセス数を減らす方法としてこの記事をどうぞ参考にしてください。あ、違う、参考にはしないでください。参考にされたら役に立ってしまうので。この記事のアイデンティティが崩壊してしまいますので。
具体例
もう少し具体的に、どういう内容であればもっとアクセス数が減らせるかを考えてみましょう。
まずはそうですね、やはり人の目を引くようなアイキャッチ画像を使ってはいけません。きっちりとしたアイキャッチ画像があると人はついついクリックしてしまうものですからね。
写真も論外です。美しい風景の写真や可愛らしい動物の写真、美味しそうなスイーツの写真や面白い写真など、そういったものは人の興味を惹いてしまいます。これはイラストや漫画も同様です。
綺麗なレイアウト、分かりやすい文体、大きな見出し、魅力的な記事タイトル、そういったものも排除する必要があります。それらはブログの訪問数を増やし、回遊率を上げてしまうものです。
後は役に立たない情報を満載にしましょう。ちょっとした、何とはなしの思い付きや深く練りこまれていない思索を、だらだらと読みにくい長文で書くことがおススメです。文章構成は出来る限り分かり辛く、結論は曖昧に、時に話題転換、急に閑話休題、興趣尽きず思わず腰が浮くような話どころかあまりの徒爾ぶりに腰を上げるようなことを語りましょう。
・・・さっきから私はなぜ自分のブログの説明をしているのでしょうね?
マイナス×マイナス=プラス?
自虐はこの辺りにして、さらに思考を逆転しましょう。『人が読みたいと思わない話』に『人が読みたいと思わない話』を組み合わせれば、もしや正負が反転して好転、マイナス×マイナス=プラスになるかもしれません。
ええと、そうですね・・・例えば個人の癖、これはそこまで人の興味を惹かないどころか別に聞く必要もないマイナス情報と言えそうです。ついつい長袖の袖をまくる癖があるとか、そういうのはどうでもいい話ですよね。書いたことあるんですけどね。
(需要を探すほうが難しい記事)
後は・・・ただの日常、日々のルーティン行動をただただ並べるだけの記事、それも需要は無さそうです。朝起きて何をして、その後に何をして、それから何をして、という情報は特に役立つものが無いためマイナス記事と言えます。まあ、書いたことあるんですけどね。
(このブログ、マイナス記事ばっかりだ)
この二つの記事を掛け合わせて何か記事を書けばもしかしたらプラスになるのでは?という思考実験なのですが、実験するまでもなく、冬であろうとも袖をまくったまま寝るので組み合わせようがないのですよね。「朝起きたら、少しよれた袖をまくり直す」とせいぜい文章を並べるくらいしかできず、マイナス+マイナス=大マイナスという、掛け算ではなく足し算、そんな結果になることは火を見るより明らかです。山無しオチ無しです。
でもこんなどうでもいい話が続いてしまっているおかげで『アクセス数を減らすための記事』というこの記事のレゾンデートルがちゃんと満たされているので満足です、はい。
結言
意識して『アクセス数を減らすための記事』を書こうとすると案外と難しいことが分かりました。どうりで検索しても出てこないわけです、これはもしかすると高等な技術が必要だからかもしれません。
・・・嘘です、需要が無いだけです。