気付けばブログを始めて約1年5か月。
まったく全然驚くぐらいキリが良くないですけどそれはさておき、人様のブログを毎日読む習慣が付いて1年以上経つということで、その実態から見える自分の趣味嗜好について少し自己分析してみましょう。
「こいつ時々自己分析を始めるよな、就活生か?」と思われるかもしれませんが、趣味の一環なので温い視線で見守っていただけますと。分析癖というか職業病というか、そういう質というだけなので。
まあ、つまり、はてなブログに関する緩い雑談です。
スターの法則
度々となりますが、私は原則として読ませていただいた記事にスターを3つ置かせてもらっています。意図やスターの数に深い理由は無く、人の真似で始めました。
私に刺さった記事にはスターを5個、心を動かされた記事にはカラースターを置かせてもらっています。繰り返し読みたい記事はブックマークします。
これは私の個人的な感性がどう受け取ったかという話ですので、スターの量や色、ブックマークの有無がその記事自体を批評する指標というわけではないです。「優れた記事」という客観的指標ではなく、「その時の私にとって良い記事」だったという意味合いに過ぎません。
例えるならば・・・ええと、唐揚げっぽい記事にはスター多め、フルコースっぽい記事にはカラースターという感じです。前者は「あ、この味付け好きだわー」という感覚で、後者は「満足度高いなー、チップを多く出そう」という感覚・・・
説明が下手すぎる。
まあ、つまりは深い意味なんて無いということです。正直言えばその時の気分とノリですし。
どういう記事が私にとって「唐揚げ」か
・・・違う、そうじゃない。思い付きを引っ張るな。
どういう記事が私にとって「良い記事」か
私は「私は何をどうするとどう思うのか」をなるべく事前に提示することをマイルールとしています。これは私が人の気持ちを察したり理解したりするのが苦手だからです。人の心というのは私にとって難しく、よく読み間違えたりそもそも読めなかったりするので、同じような人のために「私は何をどうするとどう思うのか」をなるべく事前に開示しています。
どちらかというと「製品を出荷する時には取扱説明書を同梱するもの」という機械屋的発想かもしれません。私は私の取説を作りたいのでしょう。
(事例:私に仕事を頼むときは自分なりに私へ依頼する必然性のロジックを用意しておくこと、リソースの差配に関する権限を渡すこと、そうしてもらえればどんな仕事でも引き受けます、それらが無ければ嫌な顔をして断ります)
そのようなルールを提示するためには、まずそもそも「自分が何をどうされるとどう思うのか」という感情を事前に言語化する必要があります。そのため、自己分析をして言語化するという今のこの記事のような行動が不可欠ということです。
そんなわけで、私が思う「良い記事」とはどんな記事なのかを言語化してみましょう・・・そんなわけで、というほど話が繋がっている気はしませんが、それは気のせいです。話の流れを察してください。(前言を翻す)
■思いもしなかった視点・切り口
一応うちの駄ブログの根底部分にあるのは「この物事にはこういう見方もありますよ」という別視点を提示すること、だと思っています。思うだけならば無害ですので許してください。
そんな気持ちがある以上、自らが思いもしなかった視点で物事を見ていたり鋭い切り口で捉えていると感動します。ああ、なるほど、そういう考えもあるのか、と。
■知らない情報がある記事
知識収集オタクなので、知らない情報があると嬉しくなります。意外と物知りに見えて普通に物知らずなので、日々新しい情報に飢えています。
■イラスト・写真
イラストや漫画、風景や料理の写真があるとそれだけで心に刺さる確率が高まります。これは恐らく、自分で作れないものに対する羨望があるのかもしれません。絵は描けないですし、写真は下手なので。
つまり、実は私がスターを多く付ける記事は同意や共感ではない、ということです。それは私にとって「良い記事」とはイコールではありません。
私にとって「良い記事」とは味がある記事ということであり、つまりは「唐揚げ」なのです。(説明放棄)
さらに言えば、必ずしも「唐揚げ」に限るわけではありません。誰だって食べたことのない料理の味付けを好むことがあるように、自身の好みの味付けを網羅的に説明できる人はそうそういませんので。「あ、初めて食べたけど意外とこの味好きかも」という出会いがあるのもまた面白いですし。
結言
この定義に基づくと、私が自分で書いて投稿している記事は一つたりとも「良い記事」が存在しないということになります。なにせ、知っている視点で、知っている情報を、イラストも写真も無しに書いているのですから。
なんだかストイックな気分になってきます。
余談
私の好物は唐揚げです、という前提を書き忘れたことに最後まで書いた後で気付きましたが、面倒なのでそのまま放置します。雰囲気で察してください。(前言を翻す)