過去にも述べたことがありますが、この駄ブログにおける大抵の記事は雑な書き方をしています。
- 思い付いたテーマをタイトルにして下書きに保存する
- 頭の中でテーマをこねくり回す
- 内容がまとまってきたら構成も考えず書き始める
- ざっと書き切ったら誤字脱字をざっと確認する
- 誤字脱字を見落とす
- タイトルの編集すらせずにそのまま後日投稿する
だから記事のタイトルが雑で、構成が雑で、文章が雑なんですね。納得感。
良く言えば省エネです。物は言いようです。
そんな書き方をしているので、思い付いただけで中身のまとまらなかったテーマや、書き始めたはいいものの上手く構成が定まらなかったり結論が出なかったテーマは下書きからゴミ箱へ直行することになります。
とはいえせっかくのテーマ、ゴミ箱の肥やしにしておくのもなんとなくモッタイナイので、最近どんなテーマを思い付いたかをここで開示して供養することにします。
この企画で記事を書くこと自体が凄く雑な発想・・・いえ、省エネです。
品質は設計で保証するのか、試験で保証するのか
ボツ理由:結論が明白だから
設計です。
議論の余地無しです。
試験で保証する派の人がいたので職場で揉めました、という愚痴っぽい記事の流れになってしまったため、グチグチと愚痴を書き綴るのは書いていて面白くないので消しました。
劣化ウラン弾
ボツ理由:ヘビィ過ぎるから(ダブルミーニング)
イギリスがウクライナに劣化ウラン弾を提供するニュースを見た時に書こうかと考えたテーマです。専門家の記事を翻訳して紹介しようと思っていましたが、センシティブでヘビィ過ぎるため途中で止めました。これはアマチュアが触れていいテーマではありません。
2位じゃダメなんですか
ボツ理由:現役の政治家が頭をよぎるから
世の中には1番を狙わないと駄目だといった論調があります。
もちろん1番を狙うことは必要ですし、重要なことです。
ただ、「1番を狙うこと」と「2番以下を否定すること」は別の話です。1番ではない人や事柄には価値が無いまでの極論に至ってしまうと息苦しい世の中になってしまいます。1番は素晴らしいことですが、そう成れなかったとしても結果は結果として受け入れられる風潮や心構えも大切です。
といったことを述べようと思っていたのですが、どうしても2009年の行政刷新会議の事業仕分けが頭をよぎったため、泣く泣くボツにしました。
日本の教育は本当に鋳型なのか
ボツ理由:馬鹿がバレるから
日本の教育は画一的で没個性的だとよく批判されていますが、実際のところ、皆そんなに真面目でしたか?先生の言う通りに従っていましたか?私は先生の言うことなんか全然聞かないバカタレだったので、学校教育を経て丸く成形された記憶がさっぱり無いです。
個性とは案外強固なもので、学校程度で補正できるようなものではないと思っています。
といったことを書こうと思ったのですが、当時の自身の馬鹿さを赤裸々に露呈するだけになりそうだったため止めました。
そもそも私が馬鹿であることはすでに周知の事実ですが。
ドイツの脱原発の実態に関する考察
ボツ理由:他所で見かけたから
2023年4月にドイツが国内の原発を全て停止しました。それに対して、「フランスの原発から電気を買っているのだから脱原発とは言えない」といった意見、それに対する「その情報は古く、現在のドイツは電力輸出国だ」といった意見があります。
機械や農産物と違って電気は「必要な時に必要な分を生産調達する」特性を持つ以上、ドイツは電力輸出国であっても輸入国でもありどちらの意見も同時に成り立ちますよ、と書きたかったのですが、他所の記事でそんな内容を見かけたため書く気が無くなりました。
日本学術会議は自然科学と人文学を分けるのでは、駄目?
ボツ理由:揉めている話題だから
日本学術会議に関しては2020年から論争が継続されています。
個人的にはこういう時こそ海外を参考にすればいいと思っています。政府の主な主張は「イデオロギー問題」であり、学術会議側の要求は「政治不介入」ですので、アメリカやイギリスを真似すればどちらも解消が可能です。
つまり「法律を変えて政治が人事に介入できないようにする」「税金からお金を出す」「会員は推薦」「自然科学(社会学)と人文学を分けて別のアカデミーにする」とすればいいのではないでしょうか。
要はアカデミー機能が一つの組織に集中することでイデオロギー的な利権化していることが問題の一因であって、諸外国のように複数のアカデミーに分割してそれぞれ助言や提言をするような形にすればいいと思います。それは政治側にも都合がいいでしょうし、学者側も自由度が高まってやりやすくなるでしょう。
と、簡単に思っているのですが、何年も揉めている事案の解決案を軽々しく述べるのは避けるべきかと思いボツにしました。
結言
以上、ボツ記事のリサイクルでした。
毎日記事を投稿している背景にはこのようなボツの山があるのです。