忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

どの程度珈琲好きで、どの程度忘れん坊か

 近頃、私の忘れん坊ぶりに疑いがかかっているような気がします。

 ですので、言い訳をしましょう。

 

入出力バランス

 一昨日の夕飯すら思い出せない私は紛うことなき忘れん坊のはずです。

 たしかにちょっとした知見を披露することはありますし一応は色々なことを知っていたりもしますが、それは曲がりなりにも知識で商売している技術屋として人並み程度には頭を働かせているから、です。たぶん。まあ、最近はいよいよ固有名詞が出てこず「こそあど言葉」に頼る率は高まっていますが。

 

 「色々なことを記憶しているのだから忘れん坊ではない」と思う方がいらっしゃるのも自然なことかもしれません。

 

 ということで、説明のために図示しましょう。

 理系のサガとして、こういう時にはホワイトボードが欲しくなります。


 なんて雑な図。

 

 人はインプットされた情報を脳で記憶して、それを用いてアウトプットを行います。そして脳に記憶された情報は全てが保持されるわけではなく一部は失われていきます。

 これらの入出力のうち、他者が観測できるのはアウトプットのみです。

 よってアウトプットが多彩であったり当意即妙である場合はその人の保持された記憶量が多いことを推察できますし、それが多いということは記憶の喪失が少なく効率的に情報を貯蓄できているのだろう、すなわち忘れん坊ではないだろうと推論できます。

 

 なお、実際の私は尋常でないほど記憶を喪失しています

 住所を書く時には郵便番号が出てこないので毎回スマホで検索していますし、誕生日だって忘れます。忘れ物はしょっちゅうです。作った書類の印刷ボタンを押さずにプリンタの前に行くことが何度あることか。

 最近は昨日の夕飯すら怪しいレベルです。今も文章を書きながら思い出そうとしていますがまだ思い出せていません。

 

 ただ、私は知的遊戯や知的快楽が大好きで、知らないことを知ることが三度の飯より好きなので、趣味嗜好に基づいて日常的に大量のインプットをしています。

 よって失った記憶よりもインプット量を増やせばいいだろう、穴の空いた容器であろうと大量に注ぎ込めば内容量はむしろ増やせる、そのくらいの力技で記憶を保持しています。

 だからそういったインプットが行えない時、例えば遊び呆けていたり風邪を引いて寝込んでいたりすると記憶の喪失量が勝ってロクな思考ができず、まともに文章を書けなくなります。風邪を引いた時にまともに記事を書けなくなるのは別の問題かもしれませんが、まあ何はともあれ脳の燃費が物凄く悪いタイプの人間です。

 

 つまり、私が忘れん坊を自称しているのはこの「記憶の喪失の多寡」によるものです。日々記憶をいっぱい失うので、私は忘れん坊です。

 しかしそれは他者が観測できることではなく、他者からすれば「アウトプットの多寡」で見るしかない以上認知にズレが生じる、そういうことです。

 ・・・そういうことで合ってます?

 

珈琲好きの話

 「忘れん坊」考察ついでに、私がどの程度「珈琲好き」か、コーヒーと接する生活をしているか、平日の私の頻度を見てみましょう。

6時頃:出勤前にコーヒーを嗜む。

7時頃:仕事前の一杯でコーヒーを飲む。

10時頃:仕事の一息としてコーヒーを一服。

12時頃:食後のお口直しとしてコーヒーを愛飲。

15時頃:一休みついでにコーヒーを一杯。

17時頃:残業前に体へコーヒーを補給。

20時頃:残業中、或いは帰宅後に関わらず、コーヒーで一息。

21時頃:プライベートの時間、コーヒーを片手に過ごす。

22時頃:ブログ巡回のお供にコーヒーを。

23時頃:寝る前にカフェインを取ると目覚めが良くなるらしいので、コーヒーを注入。

 

 まあ、ざっと大体ですが、10coffee/dayくらい飲んでいるようです。

 胃に悪いし、頭が悪い。

 

結言

 名は体を表すということで、だから私は「珈琲好きの忘れん坊」です。

 

 そうだ、たしか牛丼です。昨日の夕飯は。