本日から短期の海外出張です。コロナ禍の影響で出張案件が消えに消えたせいで、何年ぶりだか忘れてしまったくらいの久しぶりの海外です。
フライトは夜なのでまだまだ時間はありますが、空港への移動やチェックインなどを考えるとそこまで余裕があるわけでもない、そんな土曜日。
・・・定休日なのに仕事のための移動なんて、悲しい話だこと。
時差の損得と、暇への期待
土曜夜に出発して12時間以上飛行機に乗りますが、現地着は時差の影響で土曜夕方の予定です。夜に出るのに夕方に着くのは、なんとなくお得感を感じますね。
その反面、帰国時は木曜の朝に出て金曜の昼過ぎに到着なので、一日損した気分になるのですが。
飛行機に12時間以上乗るのはそこそこの苦行です。恐らく暇を持て余すと思いますので、最近忙しくて出来ていなかったブログ巡りなどに時間を使いたいところ。でもネットワークはちゃんと繋がるかしらと心配です。
ブログの心配
なんだかんだ毎日ブログを更新してきて連続投稿も650日以上なのですが、時差の影響や出張の忙しさで途切れるような気がしています。
まあ、途切れたら途切れたで仕方がないと諦めましょう。
何事もある程度積みあげていくと実績が重荷に変わるものですので、いっそ一度途切れさせてしまったほうが気が楽になるかもしれません。とりあえずは出来る範囲の出来る限り、自身の能力と容量を自覚しつつやっていきます。
少なくとも出張中はヘビィなテーマで文章を書く余裕はないと思いますので、ストック記事を放出するか、現地での感想や写真をアップする日記的記事を投稿したいです。
一週間分の予約記事を書いておこうかとも一瞬思いましたが、そげな暇さどこにもなかんべ。
無理への挑戦について
個人的な信念ですが、無理なことは無理だと理解することが肝要、そう考えています。
これは「無理なことはやるな」ではなく、「無理なことを無理なままやっても無理」だということです。
無理なことをやるのであれば「無理を無理で無くす事前準備」が不可欠です。現時点で無理なことを成し遂げるためにはそれなりの資源投入なり時間調整なりの下準備が必要であり、そうした努力をせずに無理へ無謀な挑戦をするようなことは避ける必要があります。
「無理なことは無理だと理解し、無理じゃ無くしてからやろう」が私の方針です。インパール作戦のような根性論は好みではありません。
もちろん個人の尽力や現場の健気を否定するものでもありません。無理なことにも立ち向かい、無理な指示でも頑張って成し遂げようとする人の努力は否定すべきではないです。
ただ意思決定者がその献身に胡坐をかいて平気で無理な指示を出すような行為、人の努力を当てにして自身の責任を果たさない行為を唾棄すべきものだと考えています。
個人にせよ、組織にせよ、意思決定者は無理を無理なまま意思決定を行ってはいけません。無理を無理で無くしてから指示することが意思決定者の仕事であり、無理を無理のまま指示するだけであれば子どもにだって出来ます。
皇軍は食う物がなくても戦いをしなければならないのだ。兵器がない、やれ弾丸がない、食う物がないなどは戦いを放棄する理由にならぬ。弾丸がなかったら銃剣があるじゃないか。銃剣がなくなれば、腕でいくんじゃ。腕もなくなったら足で蹴れ。足もやられたら口で噛みついて行け。
---インパール作戦失敗後の演説---
こんな演説は論外だということです。
指揮官、すなわち意思決定者の仕事は「無理でもなんとかしろ」と人に命令することではなく、必要な資源である兵器・弾丸・糧食の準備をすること、すなわち無理を無理で無くすことなのですから。
余談
一つの記事に二つの話を詰め込むとよく分からない記事が出来上がる典型。