忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

飲酒をすると怒られる

 夢の中で。

 

飲酒との付き合い

 幸いかどうかはさておき遺伝的なアルコール適性はあるようで、私の血筋は皆大酒呑みの蟒蛇ばかりです。実家に帰ると日が暮れて以降に口にする飲料は全てアルコール類になります。

母「お風呂上りには何を呑みたい?」

私「じゃあコーヒーで」

母「え、なんで?ビールも発泡酒もあるよ。ワインだって日本酒だって焼酎だってウイスキーだって全部あるよ?」

私「そっかー」

 アルコール以外を選ぶと不思議がられる実家です。

 

 そんな家で育ってきたにも関わらず、もう恐らく5年以上になりますが私自身は自分で呑むためのお酒を買わなくなりました。深い理由があるわけではなく、むしろくだらない理由でお酒を買っていません。

 ここ4,5年くらいほとんどお酒を買っていません。呑み会があれば呑みますし居酒屋に行くこともありますが、最近は居酒屋にも行っておらず、コロナ禍以降は数回しかお酒を呑んだ記憶が無いです。

 昔の私を知っている人がこの話を聞くと大層驚きます。毎日ワイン一本以上空けていて日本酒を水のように呑んでいたお前がなんで酒を止めたんだ、肝臓でも壊したのか?ストレスは大丈夫か?お金に困ってるのか?と。

 真剣に心配されるのでこちらも回答に困るのですが、理由は本当に大したことないのです。ただ、空き瓶や空き缶を捨てるのが面倒になったというだけなので。ストレス解消でお酒を呑むこともしないため呑まなくてもまったく平気であり、むしろお酒を呑まないことでゴミ捨てのストレスを軽減できています。

 

 他にも理由を考えると、実のところ私は人と呑むお酒が好きなのであって、一人で呑んで酩酊するのは別に楽しいわけではないことに気付いただけかもしれません。ですので誰かと呑む機会があればお酒を買ったり飲み屋に行ったりもします。お酒が嫌いになったわけではないということです。

 

お酒の強さに関する自論

 飲酒習慣が無くなったせいか、お酒に弱くなったと思っています。

 もちろん「お酒は呑めば呑むほど体質的に強くなる」といった考えは誤解でありアルコールへの耐性は遺伝要素が支配的だとは思っていますが、お酒を呑めば強くなるのはある種の結果としては事実だと考えます。

 日常的にお酒を呑まなくなった結果から分かったこととして、自身にとっての適量やペースが把握できなくなります。そのため最近はとても酔いやすくなりました。これはお酒に弱くなったと言っても良いでしょう。日頃から飲酒習慣がある人であれば自分がどのペースでどれだけ呑めば酔い潰れるかどうかを把握しているものであり、それがはた目から見ればお酒に強くなったように見える、そういったことだと考えています。

 

お酒と悪夢

 そんなわけで近頃はお酒に弱くなり、呑む度に眠気に負けてすぐ寝てしまうのですが、飲酒後は夢を見るようになりました。私は日頃の夢を覚えていないタイプの人間ですので、飲酒後に見た夢を覚えているのはなかなかに特徴的だと言えます。

 なぜか夢の中身は説教です。痛いところを的確に突かれてひたすら反省をさせられる厳しい説教を夢の中で受けます。

 これは恐らくですが、飲酒機会が減って実家での飲酒比率が高まった影響だと思っています。実家では夜にお酒を呑みながら母から説教されているので、説教と飲酒が頭の中で関連付けされてしまっているのではないかと・・・

 なんとも、夢の中でまで説教を受けたくはないので飲酒習慣がより遠ざかるばかり。

 まあ、それは別に悪いことではないのですが。