忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

肩の力を抜いて記事を書く(勢い余って脱臼ぎみ)

「ここ最近の流れに乗ってもう1つ2つ統計データでもまとめようかな、報道の自由度ランキングとか旅行・観光開発指数とかがいいかな」とか考えている自分に、ふと恐怖を覚えました。恐れおののくばかりです。ぶるぶる。わなわな。なんでこんな真面目な記事ばっかり書いているのでしょう?

 

今日は肩の力を抜く

 人はもっとこう、時々でいいので、親しみやすい、ラフで、適当な、さっぱりとした話をすべきです。真面目一辺倒ではつまらないというものです。「人はパンのみにて生くるものにあらず、ワインとサーカスも寄越せ」です。色々混ざり過ぎていて何が言いたいかは分からないですけども。マタイと聖餐とユウェナリスが混ざってもうめちゃくちゃです。そして意味合いはどのネタ元とも被っていないという自由度の高さ。これが不真面目というものです!

 

 ちなみにですが、私、パンが苦手なんですよね・・・なんていうか、口の中がモソモソとか、パサパサするじゃないですか。モチモチしていたりフワフワしている菓子パンならなんとか食べられるのですが、モソモソパサパサしたパンはどうにも苦手なのです。オノマトペが多くて何が言いたいか分かりにくいかもしれませんが、分かる人には分かる感覚だと思うんですよね、モソモソよりモチモチの気持ち。モソモソを食べた時の口の中がウヘェってなる、あのモゾモゾしたくなるような、ゴクゴク水を飲みたくなるような、モヤモヤする感じ。フニャフニャな文章であれですけど、伝わるといいなあ。

 

 ところで、私は思ったことをついそのまま口にしてしまう悪癖があります。口を開かなかった方がマシだというような事態に陥ることもしばしばです。口は災いの元らしいので、だからこのブログでは口ではなく文字によって自分の意見を述べています・・・そういう意味じゃないかもしれません。

 文章の良いところとして非同期性が挙げられます。対面でのやり取りや口頭での議論はどうしても一呼吸置くということが難しく、思ったことがついそのままオブラートで包まれずに飛び出てしまいがちです。まあ、TwitterなどのSNSでは本当に時間を置いて推敲したのか怪しい文章が各所で散見される気もしますが・・・それはさておき、少なくともブログは非同期であり、多少冷静な意見や議論を展開しやすい場だと思っています。

 この駄ブログも私見垂れ流しの赤裸々な内容に見えて、結構言葉を選んでいるのです。選んでこのレベルかよ!というツッコミはあるかと思いますが、今はこれが精一杯。ちなみに今日はご存じの通り、ダラダラのドロドロに垂れ流しです。

友人と海外旅行に行った時の思い出

「あ、吉野家だ!」

「ああ、ホントだ、こっちにもあるんだな」

「あ、日本車だ!」

「まあ、世界中で売れてるからな」

「あ、駐車場だ!」

「・・・お前いい加減にしろよ!目に付いたもん全部口に出してんじゃねぇよ!駐車場なんてどこにでもあるじゃねぇか!」

 

 そんなわけで・・・どんなわけだかは自明として証明を飛ばすとして、このブログも常日頃はせかせかとオブラートに包んで文章を書いています。なるべく丸く、できれば軽く、可能な限り呑み込みやすく、そんな具合です。

 ただ、これは固有の感覚かもしれませんが、人間って疲れているとオブラートの在庫が切れますよね?

 一日に使えるオブラートの枚数はその日の体調で決まり、在庫の補充はされないような気がします。寝てようやく発注で、朝の体調次第で補充数が変わる、そんな感覚です。

 私も歳を取ったせいか補充担当者が仕事をよくサボるようになりました。平日は残業時間になるともう在庫切れ、機会損失待ったなしなわけです。だから私はオブラートの在庫が残っている朝のうちにブログを書くようにしています。

 最近なんて人にオブラートを頼むようになりましたからね。

営業「顧客からこんな質問が来てます」

私「馬鹿め、データが足らんぞ、出直せ、という意味合いをオブラートに三重くらいで包んでビブラートを効かせて返しといてください」

営業「分かりました」

私「え、分かるんだ」

 

 若かりし頃の文章は、なかなかに尖っていました。職場で散々作ってきた資料も、それを読んだ後輩からは「トゲがあり、毒があり、コブシがきいている」と好評でした。多分好評でした。好評だったはずです。好評だったかもしれません。好評ではありませんでした。

 なお、上司や先輩からは確実に不評でした。「お前これ社会人として許される表現じゃないぞ、書き直せ」という指摘を何度受けたことやら。

 今もトゲや毒がある文章を書けないわけではないのですが、まあ、そういうのは単純にあまり好まなくなったというか、芸風では無くなったというか、老化が進んでいるというか、そんな気分ではあります。

 

 今のところ一番トゲと毒がある記事はこちらです。

 これを10倍くらいトゲトゲしく毒毒しくしたのが若かりし頃の文章でした。まあ、大人の書く文章ではありませんでしたね。大人とは大きい人のことであり、何が大きいかと言えばそれはもうなんじゃないかと思う次第です。

 

結言

 真面目な記事ばっかり書いていると思ったら、見返してみると案外ふざけた記事も投稿していて驚きます。数日前に投稿した記事のことすら忘れる自身の記憶力にも驚きます。毎日に驚きと発見がある新鮮な生活というのは、実に素敵ですね。