私はそこそこに恥ずかしがり屋なのでブログを書いていることを人に話していません。一人でこっそりひっそりまったりもっそりと投稿しています。
時々疑問に思うのですが、ブログを書いていることを人に話す比率はどのくらいなんでしょうね?気になるところです。
そんなわけで今日はオチの無い話を勢いのみで徒然なるままにしてみます。
人に話すことのハードル
独身であれば時間の自由度が高いため誰に話すこともなくブログを書き続けることができますが、ご家庭をお持ちの方であればブログはそこそこの時間を文筆に取られることからご家族への説明と理解が必要になる場合があるかと思います。これは心理的ハードルや恥ずかしさ云々では無く時間的な制約の問題ですので、また少し別の話ですね。
知人に話すというのはなかなかに高い心理的ハードルだと感じています。もちろん書いている内容如何ではあります。学術的なものや知識・教養といった個人性の低い情報を扱っているのであれば紹介するのに恥ずかしさはあまり無いでしょう。
しかし感情や生活、思想や思考を赤裸々に記す人もいるのがブログであり、そういったものはほどほどに胸襟を開いているものです。それを見知った知人に紹介するというのは、私はどうにもなんとも気恥ずかしさを感じます。
閲覧者の多寡はあれ知人どころか世界中に公開してるじゃないか、何をいまさら言っているんだ、というツッコミがあるのはもちろん分かります。分かるのですが、こう、見知った人と見知ってない人では違うじゃないですか。知人の前で馬鹿をやるのと大衆の面前で馬鹿をやるのはまた別であり、職場でかく恥と旅先でかく恥もまた違うものです。
ちなみに「旅の恥は掻き捨て」の正しい意味合いは「旅先では見知った人もいないのだからどんなことをやってもOK!」という意味では無いので注意です。旅人が恥をかいてしまった時に現地の人が気にしなくていいよと慰めるために使ったのが始まりです。旅先だからと開き直ったり良心に恥じるような行いを推奨するものではありません。旅人側から使うのはNGです。
赤裸々に語ることは特に恥ずかしくない
閑話休題。なぜ見知った人にブログを書いていることを教えるのは恥ずかしいと私が感じるかの理由です。このブログでもそこそこの思想や思考を垂れ流しているため、それを見知った人に開示することを恥ずかしいと思っているのではないかと一瞬考えました。しかしそれはまず間違いなく理由ではありません。
何故ならばこのブログに書いている内容は知人や後輩と話した内容をまとめたものが多々あり、つまるところこのブログに書いているようなことは大体を見知った人にすでに話しているのです。だから今更胸襟を開いてみせることを恥ずかしいと思うわけもないのです。
むしろ能動的である限りにおいては私は恥ずかしいことなんてまったく気にせず平気でやります。演劇部に居た経験からそういった類の恥じらいは全てゴミ箱にぽいっと投げ捨てました。訓練の成果です。地獄の鬼すら逃げ出すほどの音痴であり人前で歌う事を死ぬほど恥ずかしがる私ですが、苦手意識を取り払う練習をした結果舞台上で歌ったことだってあります。今思い出しても微妙に恥ずかしいですけども。
先日もアンパンマンのマーチがどれだけ優れた歌詞であるかについて熱のこもった演説をして後輩をドン引きさせたほどです。赤裸々に語ること、積極的に恥をさらすことを恥ずかしいと思う繊細な気持ちははるか昔に焼却炉の灰となりました。あの頃の純朴な私はもう死んでしまったのです・・・誰か湖に私を放り投げてくれませんかね、そうすれば女神様の2択で純朴な頃の私とトレードできるかもしれません。
真面目が恥ずかしい
あ、唐突に分かりました。おちゃらけるのは得意なのですが、真面目なのは気恥ずかしいと思うことが原因です。一応世の中に公開できる範囲、許容できるレベルの文章であるべきだと考えてこのブログは真面目に書いています。・・・真面目に書いているんですよ?これが精いっぱいというだけで。この程度の文章で真面目というと怒られるかもしれないですけど。
そのため「何真面目ぶってるんすか?」とか言われるのが嫌だから教えないのです。思った以上にガキのような理由でした。「テスト勉強やった?」「全然勉強してねえよー」と騒いでいた子どもの頃から何も成長していないということが良く分かります。ちなみに本当に勉強してないタイプの子どもでした。
結論
そんなわけで理由がはっきりしたのですっきりしました。恐らくこれからも知人には教えずこっそりとブログを更新し続けることでしょう。出来る限り真面目な文章で、出来るだけ真面目なことを、そして出来るだけ赤裸々に。
オチは無いです、大晦日元旦と久しぶりにお酒を呑んだため、脳が働いていないのです。たまには徒然なるままに筆を走らせるのもいいかなと思いました。自宅呑みを絶って早数年、なんともアルコールに弱くなったものです。