忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

海外出張も前向きに捉えればお得

 

 会社のお金で海外へ行けるなんて、とてもお得!

 そんなポジティブシンキング、あるいは現実逃避。

 

 こんなブログ記事を書いている時点で現実逃避です。

 

海外渡航時の私的な心得

 海外へ行くときは最低限その国の挨拶とお礼の言葉を覚えていけば大体なんとかなると考えています。自己紹介まで覚えていればもう完璧でしょう。

 実際、礼儀は大切です。少なくとも今まではそれでなんとかなりました。悪い成功体験ですのでいつか痛い目を見ると思います。

 

 でも、海外からの来客がたどたどしい発音であっても「こんにちは」「よろしくお願いします」「ありがとうございます」と日本語を喋ってくれると、私は嬉しいですし好印象を覚えます。

 人にされて嬉しいことはこちらもやらねば不作法というものです。ですので私も同じことをしたいと思っています。

 

 そんなわけで行く国の言葉をできればたくさん覚えてから渡航したいのですが、なかなかそうは問屋が卸さないのが現実です。今度の出張も時間が無いので「アンニョンハセヨ」と「(チョンマル)  カムサハムニダ」だけで乗り切る予定です。

 イントネーションはよく分かっていませんが、まあ言語能力を期待されているわけではないのでちょっと間違えているくらいでも大丈夫でしょう。

 

謎のポジティブシンキング

 海外へ行くにはなんだかんだお金が掛かるものです。

 よって仕事で海外へ行けるのはむしろお得なことではないでしょうか。

 たとえメジャーな観光地へ行く時間などなくとも、食事や人々とのコミュニケーションや空気を感じることはできますので損はないはずです。

 そんな前向きなポジティブシンキングで乗り切ります。

 

給料をもらって筋トレできるなんて最高だな!

 この言葉が私に与えた影響は、思いのほか大きいのかもしれません。

 

海外渡航に対する男女の意識差

 ちなみにイギリスのコンドルフェリー社の調査では世界の旅行者の64%が女性だと発表しており、その他の旅行会社や国家機関の調査でも海外への渡航は女性のほうが高い比率を示しています。

 「なぜ女性が海外旅行を好むのか」については旅行会社やジャーナリストによって様々な理由が考察されています。なにせビジネスのためには旅行に興味を持っている女性のニーズを調査する必要がありますので、マーケティングが行われているのは必然です。

 対して「なぜ男性は女性ほど海外旅行を好まないのか」はあまり明瞭ではありません。これも必然的な流れとして、興味を持っていない人々がなぜ興味を持っていないかを調べても言語化が難しいですし、その市場を調査してもお金にならないためです。

 

Unfortunately, there is much more data available about why women travel, alone or in groups, than about why men don’t. 

残念ながら、女性が一人又はグループで旅行をする理由については、男性が旅行をしない理由よりもはるかに多くのデータがある。

 

The inescapable conclusion is that it’s hard to come between a man and his couch.

避けがたい結論として、男性とソファの間に割り込むことは難しい。

 

Statistically, men like to return to places they liked, and women prefer new adventures.

統計的に、男性は気に入った場所に再び行くことが好きで、女性は新しい冒険を好む。

 

And to those who thought women were the homebodies, one women noted, “My husband loves where we live and doesn’t like to leave.”

 女性は家庭的なものだと思っている人たちに対して、ある女性はこう言った。 
「夫は自宅が大好きで、離れるのが嫌なんです」

Why Women Travel More Than Men, According To Experts

 

結言

 実際、私も「海外旅行」となるとそこまで強い関心を持っていません。人によっては本心から楽しいであろう「海外出張」も、私が楽しむには心理的なハードルを越える必要があると思っています。

 そんな人間が前向きに海外渡航をするためには仕事という目的があることをはっきりと自己認識する必要があります。

 それさえできればそれに付随する各種体験を込みで楽しもうと前向きになれるものです。

 

 以上、海外渡航をそこまで積極的に嗜好していない一部の男性に役立つかもしれない意識ハックの小技説明でした。

 

 

余談

 男性が女性よりも旅行にそこまで関心を持っていない理由は人それぞれでしょうが、私は「そもそも仕事であっちゃこっちゃに行くので、別にプライベートで行かなくてもなぁ」なんて思っています。

 この考え方は、どこを向いているのか分かりません。たぶん少なくとも前向きではないとは思いますが。