最近は未了の仕事が溜まりまくっておりどうにもストレスフルな状況ですので、休日はなるべく情報を遮断して現実逃避をするようにしているのですが、まだ現実逃避する時間があるだけの余裕はあるなと思っています。
実際は現実逃避をする余裕すらなくなってからが本番です。
あるいは終着点です。
行きつく先まで行く前に、現実逃避をしましょう。
業務の範囲が広い
何がそんなに忙しいのかと思いますが、今の部署は根本的に代行業務が横行していると言いますか、求められる幅がやたら広いせいでてんやわんやです。
去年までの技術職をやっていた時の忙しさは、ローンチまでの納期であったり品質保証のための無駄とも思える大量の評価であったり資料作りであったりライントラブルのフォローであったりと、やることは山ほどあるものの一連の流れではありました。少なくとも技術職としての領分は保持できていたと思います。
現在は商品企画を担当していますが、職務は明らかにそれで説明が付く範囲ではありません。経営企画的な業務も行っていますし、広報ライクなタスクもありますし、国際営業部のような仕事もしています。そりゃあ手も回らなくなるというものです。本業たる商品の企画へ割く時間が全然取れない程度に。
企画系の部署は元々幅広い知見を必要としており部署の立ち位置としても経営に近いことから曖昧な隙間業務を投げ込みたくなる気持ちは分からなくもないですが、単純に一部署へ求めすぎですし、そもそも商品企画がやるべきことかすら疑問です。
もちろん仕事とは常に変化するものであり、同じことを前動続行していては停滞するばかりとなります。新しい仕事は常に生じますし、既存の仕事だって変化していくのが常です。
ただ、そういった時は専門とする部署の規模を拡大するなり部署を新設するなり、いずれにしても状況に応じた組織改編を臨機応変に行うべきであって、何もなしに既存部署に既存以上の職務を次々と追加していくことは悪手でしょう。それは単純に非効率であり、さらに言えば増加した業務量にスタッフが対応し切れるとは限らないのですから。
歯車が100個ある機械と10個で足りる機械があったとして、どちらも結果として同じ動きをするのだとしても、整備性や故障率を考えれば後者のほうが優れた設計だと言えます。最適ではない構造は長い目で見れば明らかに不合理です。
組織も同様に、目先回っていれば放置していいわけではなく、常に最適か、無意味な摩耗は生じていないか、無理な部分はないかを注視する必要があります。
結言
組織改編が為されぬまま気付けばやたらと手広くなんでもやる部署、それが今私の居る職場です。
聞くところによると私の人事異動はやたらと上の方のご意向が働いていたらしいので、なんでもやれると見込まれての異動だったのだとは思いますし、一応なんでもやれますけども、そこまで体力や持久力があるわけではないのでもう少し仕事を分散してもらいたいものです。