朝にブログ記事を投稿したいと言った矢先に二日続けて夜にブログを更新する、そんな日もあります。
まあ、普通に体調を崩して寝ています、はい。相変わらず寒暖差に弱いのだ。
組織人の距離感
「大企業」は一般的な言葉ですが、その実、厳密な定義があるわけではありません。中小企業基本法で中小企業に該当しない企業や、もっと単純に知名度が高い企業を大企業としている人もいるでしょう。
弊社もまあ一応は大企業と呼んでいいのでしょうが、BtoBを主とする地味な分野の製造業なのであまり大企業面はしていません。
というよりも中にいる人間として弊社は大企業感は正直さっぱり無く、本来組織の規模が拡大する際にやるべきだった組織再編を適切に実行できず図体が大きくなっただけの中小企業だと思っています。
小動物のサイズをそのまま大きくしても体がちゃんと動かないのであり、大型動物になるのであればそれに相応しい構造が不可欠です。同様に、組織が大きくなった時はちゃんと骨格を作り直して関節をしっかりと準備しないといけないのですが、うちは色々と小手先で後付けした組織構造になっていてセクションが上手く機能しておらず動きが鈍い、そんなありがちな組織です。
そうは言っても人数だけは一丁前に居ますので、偉い人は本来雲の上です。若手であれば課長がせいぜい、部長クラスになるともうほとんど会話したこともなく、本部長や役員クラスになればまず顔を見ることすら稀、そのくらいの距離があります。
秋はどこへ行ったんでしょうね
さて、私もまだまだ役職を持たない下っ端です。うちは年功序列の昭和スタイルなので管理職になるにはまず40歳前後になってからとなります。
そもそも今年から企画職に異動して技術系のエキスパート路線から外れたルートに立っているため管理職になれるかすらさっぱり分かりませんし、今時の若者ではありませんがそこまで管理職への欲求は無く、やれと言われたらやりますがやらせてくださいと言うまでではない、そのくらいの温度感ではあります。
なにはともあれ、ただの下っ端です。
そんな下っ端からすれば本来お偉いさんは雲の上なのですが、困ったことに何故か本社に来てからお偉いさんとの距離が近くなりました。
企画職自体が経営へ直接的に関わる部署ですのでそんな距離感になるのもやむを得ないですし、そもそも部署は役員エリアのすぐ隣に配置されているため逃げようもありません。こっちに来る前は話したこともない社長とすら、週一くらいで話す距離感です。
下っ端にはしんどいところ。せめて管理職になって経営サイドに就いてからにしてもらいたいものです。一応組織人なので、お偉いさん相手にするとちょっとは気を遣うのですよ。
ちなみに社長自身は気さくな方ですので、雑談でよく天気の話をしています。天気の話題は社会人の困った時トピックナンバーワンなので、使い勝手が抜群です。
最近は「秋はどこへ行ったんでしょうね」と軽い話をしています。
結言
寒暖差が激しくて辛いと書き始めたところ、社長のことを思い出したので書いてみました。実に雑記です、はい。
社長とよく天気の話をするようになったのも、部署異動という”転機”のためかもな、なんて。