忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

ダブルバインド

 

 時にはサラリーマンっぽい日記。

 

どっちや?

「後で修正してもいいから、とにかくまずはスケジュールを立てなさい」

「自分で立てたスケジュールなんだからしっかり守りなさい」

 うーん、典型的なダブルバインド。

 いや、やむを得ずスケジュールを修正することは許容するものの基本的にはスケジュール通りに動きなさいと言わんとしていることは分かりますが、なかなか現実はよんどころないものです。

 もちろんスケジュール管理やタイムマネジメントは間違いなく必要なことです。

 しかしそれが一般化できるかと言えば否で、個々で動いているかチームで動いているか、開発業務なのかクレーム対応業務なのか、長期計画に対してか短期計画に対してか、などなど様々な要素で管理方法は変わりますし、変える必要があります。

 極論、断りようのない突発的な業務がひっきりなしに飛び込んでくる部署や仕事ではスケジュール管理を維持できるはずもありません。そういったところではアンコントローラブルなタイムベースではなくタスクベースでの管理が必要でしょう。

 そもそもありとあらゆる分野の仕事に使えるパーフェクトな管理メソッドがあるのならばこれほど世間に管理手法関連の実用書は出回らないわけで、そんなものが存在しないからこそ様々な手法が開発されて色々と試されています。

 ですので、猫も杓子もスケジュール管理と言わず、それぞれに合った方法を模索していったほうがいいのではないかと愚考するばかりです。

 

下っ端枠

「気を遣わなくていいよ、自分たちでやるから」

「ん、本部長のグラスが空いてるじゃないか」

 うーん、ダブルバインド。

 まあ、このくらいはよくある事なので大した話ではありませんが。

 いわゆる本音と建前ってやつです。本音と建前は本質的にダブルバインドと相性が良いので、重く受け止め過ぎないことが肝要かと思います。無礼講が本当に無礼なことをしていいわけではないのと同じです。

 

 この手の飲み会ではお偉いさんの近くに座る下っ端枠となることが常の私ではありますが、さすがに先日の飲み会は度が過ぎていました。

 本部長、副本部長、部長、副部長、課長、私。

 私以外の平社員は全員別のテーブル。何故なのだ。

 もういっそ役職者だけのテーブルにして座ったほうが座りがいいだろうに。もはや私がこのテーブルに座っているだけで無礼講に該当します。

 

結言

 今日は半日歩き回ったのでさすがに疲れました。そろそろ海外出張なので体調を整えておきたいところですが、むしろ行く前に仕事を片付けなければならないのでいつもよりも忙しくなるジレンマ。ある意味ダブルバインドです。

 ダブルバインドって言いたいだけです。