忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

最新記事の5件が真面目な記事で埋まると気落ちするシンドローム

 真面目な顔をして真面目そうなことを語っている自己を自覚することに耐えきれずついふざけた言動をしてしまう症候群、とかどっかに論文や研究結果など無いものですかね。類似の症状の方とか結構いらっしゃると思うんですけど。会議中とかにこの発作が起きると結構危ないのですけど。社会生活に支障を来たす可能性があるのですけど。何あの変な人とか誤解されかねないのですけど。けどけどー⤴

 まあ私は「階段の踊り場はな、踊る所じゃないぞ?」と注意されるくらいには変な人です。いえ、あの時は普通に赤面しましたけどー、まあ変な人であることは誤解ではないということですね。私がおかしな言動をすることは職場や知人にはすでに周知の事実、むしろ羞恥の事実です。今更気にしても仕方がないですし、恐らく受け入れてもらえているのではないかと信じています。空飛ぶスパゲッティ・モンスターの存在くらい信じています。

 そんなわけで、持病のせいで最新記事の5件が真面目ぶった記事で埋まってしまうとどうにも心がざわつくのです。ああ、真面目過ぎる・・・早く戯言を語らねば・・・ふざけたことを言わなければ・・・持病の癪が・・・

ユーモアを大事にする

 一応は多少なりともTPOを弁えてはいますので、さすがに空気は最低限読みます。大人ですので。階段の踊り場で踊る奴は大人じゃあない。

 私がふざけるのは主に「私が管制している空気下」のみです。人の主催する会議や顧客との打合せなどこれ以上ないほど明々白々にふざけちゃあかん空気の所では、さすがに真面目ぶった顔をして真面目くさった発言をするのです。反面、私が講師をやっている時や私が主催する会議とかの時はユーモアを出来る限り取り入れようとします。笑いの無い講義や会議なんてつまらないのです。面白さは必要ないと言われても負けません、必要なんです。必須アミノ酸くらいは必要です。

 例えば設計審査というものがあります。お洒落な表現で言えばデザインレビューです。設計屋にはお馴染みのあんちくしょうです。各所の関係者や専門家を集めて設計に問題無いかを議論する場なのですが、良い表現をすれば批判的思考に基づいた建設的なレビュー、悪い言い方をすれば設計者をみんなで囲んでボコボコに殴る会です。出席者にもよりますが、誰も口を開かずにお通夜のような空気になったり、逆に議論が白熱して懸案事項が山ほど出てきてしまい設計者に莫大な宿題が残されたりする会なので、基本的には設計者にとって面白くない会議です。日経クロステックにこんな記事があるくらいにデザインレビューは色んな意味でお通夜感のある会議なのです。

◆「お通夜」のデザインレビューよ、さらば | 日経クロステック(xTECH)

 

 意味の分からない自慢なのですが、私の主催するデザインレビューではお通夜どころか笑い声が起きます。何故ならば主催の私がボケるからです。一体何を自慢しているのでしょうね。仕事しろ仕事。

 一応意図はあるのです。デザインレビューではシンボルエンカウントの敵キャラよろしくお偉方もゾロゾロと湧いてきますので、若い担当者級が発言しにくい空気が漂います。しかし設計の課題を見つけることができるのはなんで座っているのか分からないお偉方ではなく、実際に現場で働いている担当者達です。彼らに発言してもらわないことにはデザインレビューの意味を成しません。お通夜ムードまったなしです。

 よって私の戦略としてはお偉方を笑わせてゆるーい空気を作り、発言のハードルを下げることを狙っているのです。また、主催の設計者がアホなことを言えば他の人も多少すっとぼけたことを言っても許される空気が生まれます。誰もが発言できる会議のためにはユーモアがひとつまみ必要なのです。ひとつまみで止まらないのはご愛敬。もはやふりかけばりにガンガンユーモアをふりかけます。

 同様に勉強会や新人研修等で私が講師役をやる時はもう10分毎に脱線する勢いでボケます。ボケ倒し、滑り倒します。私の講習内容は熱力学や流体力学の絡んだ工学技術的なことですので、正直内容はつまらないです。睡眠導入剤ばりに余裕で寝れます。しかしだからといって受講生を退屈させるなんてのは講師役の恥であり、名折れです。滑り倒している時点でもはや守る名も名誉も何もあったもんじゃありませんけども、居眠りさせるくらいならば笑わせて可能な限り集中力を取り戻してもらったほうがマシなのです。

 だから私はふざけるのです。これは戦略であり、決して私の頭がおかしいからでは・・・あ、いえ、おかしいことは否定しにくいですね。事実ですし。

 このブログで定期的にボケた記事を書くのも戦略・・・?さて、どうでしょうね。

 

 

戯言

 自分で言うのもあれなので小声で言うのですが、一応抑えるべきところは抑えて尚且つしっかり仕事をこなしてるからの戦略であって、若手とかが真似すると危険ですのでやめておきましょうね・・・?