忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなすものは他人なりけり

 週に一度くらいの頻度で軽い話をしたいシンドローム。

 

平和な職場でのコミュニケーション

私「はい、もしもし」

営業「変なこと聞いていいか?」

私「度合いによりますよ」

営業「時計回しって、どっちだ?」

私「正気ですか?」

営業「いやさ、取扱説明書にはねじを時計回しって書いてあるんだけど、これってねじの頭を正面から見てだと右じゃんか。でも、反対から見たら左じゃん?」

私「ああ、聞きたいことを察しました。てっきり時計が読めないのかと」

私「ねじとかボルト、それに回すためのドライバーやレンチは尖ったほうが進む先なんです。その軸線に対して時計回しや反時計回しを判断します」

私「ええと、まず、工具を持ってる手を前に突き出して時計回しにします。それが正しい時計回しの方向で、手を捻る方向はその向きで完全に固定です。たとえ工具を逆さにして自分へ向けて回すときも、手を捻る方向は変わりません」

私「つまり、自分の視点から見てどっちに回っているかで判断するのではなく、ねじや工具の進行方向の軸に対して時計回しにしてください」

営業「おお、なんとなく分かった気がするわ、サンキュー」

 

 日常的なコミュニケーションです、はい。

 いえ、まあ、なんとなく混乱するのは分からなくもないのですが、何が怖いって時計回しについて聞かれるのはこれで二人目なんですよね・・・技術屋に聞くようなことでもないだろうに。

 

灯台下暗し

 大学時代、研究室、とある日。

後輩「先輩、オシロスコープの画面が付かないんです」

私「うん」

後輩「どのボタン押しても反応無いですし、壊れちゃったみたいで」

私「そっかー」

後輩「今日中に取らないといけないデータがあるのに、困っちゃいますよホント」

私「コンセント抜けてるよ」

後輩「え、あ、あっはっは」

 まあ、微笑ましいミスですよね。笑って済む範囲だからヨシ!

 

強メンタル

私「このニュース怖いなー。毎日エナジードリンクを飲んでたら、死んじゃったりドクターストップがかかったりするんだってさ。君も毎日エナドリ飲んでるけど、少し控えたほうがいいかもね」

後輩「大丈夫ですよ、今のところ大丈夫なんで」

 恐れを知らない強さ。

 

強メンタル、その2

私「あんまり納期のことで上司を怒らせないほうがいいぞ?信用に関わるんだから、ちゃんと守らないと」

後輩「はい、分かりました」

私「なるべく納期前に終わらせることができるよう、何事もすぐに着手するのがいいんじゃないかな」

後輩「そうですね、すぐにやろうと思います」

私「あと、机の上はもう少し片付けたほうがいいと思うよ」

後輩「はい、後でやります」

 前言撤回の速度は早いかな、うん。

 

面白きは人間なり

 この世に存在する面白いことは全て人間が生み出したものです。

 芸術も然り、娯楽も然り、私たちが日常的に触れて楽しめるものの多くは他の人が生み出したものですし、雄大な山脈や広大な草原といった自然を美しいと楽しむ心も人である自身が生み出したものです。

 人間が感じられる喜怒哀楽などは全て人間の範囲内である、という当たり前の話ではありますが、しかしそれを意識してみるとまた違う景色が見られるかもしれません。

 なにせ面白さの根源は人間なのですから、人間そのものが面白くないはずがないのです。

 

 

余談

 なぜ毎週の土曜日頃になると軽い記事を書きたくなるのか自己分析してみたところ、土曜日に投稿する記事は木曜日か金曜日に書いているのできっと週の後半で疲れてるんだろうな、という結論になったことをここで報告しておきます。

 特に深い理由のない話でした。