忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

新しいことはいつでも不安で、楽しい

 遅刻は常に許されないとはいえ、初日からではあまりにも印象が悪くなり過ぎる。ただでさえ慣れない道を移動せねばならないのだから、時間、そして心に余裕を持っておきたい。

 そんな心境から、4月1日の朝はいつもよりも少しだけ早く起床した。

 

 元々目覚まし時計に頼る睡眠サイクルではないので、すでに目を覚ましていた私はいつも通りアラーム直後にスマートフォンをタップして大人しくさせる。

 アラームの時間設定を変更したのは何年ぶりだろうか。

 アラームは私にとって起床のための道具ではなく、浴室に向かう合図に近い。アラームを止めたらそのままのそりと布団から転がり出てシャワーを浴びることで、身体よりもよほど寝坊助な脳の目覚めを手助けしている。

 車での通勤時は髪が多少濡れたままでも気にしなかったが、さすがに電車で濡れネズミになっていては迷惑だろう。これからは今までよりも少しだけ早くシャワーを浴びることにしよう。

 

 服は珍しく事前に用意してあるので、今回は風呂上がりに服を探し回らなくてもよい。服などいつもは無頓着に扱っているが、これからはスーツなのだから少なくとも帰宅後に吊るしておく程度の気遣いが必要になるだろう。

 

 朝に慌ただしく支度をすると必ず忘れ物をする自信と実績に満ち溢れた私は、さすがに今回ばかりは日曜日のうちにカバンの支度も済ませている。普段はそこまで翌日の支度には気を遣わないが、今日は4月1日の新年度初日であり、新しい仕事場に行かねばならないのだから忘れ物などしている場合ではない。

 

 着慣れないスーツのポケットに家から出る時のいつものセットとして財布や鍵を放り込む。

 そこでふと、車のキーは要らないことに気付いた。愛車での通勤ではなくなったことに思い至り、朝から少し寂しさを感じる。そっと車のキーだけを机に置き去り家を後にした。

 

 見慣れないバス停で、乗り慣れないバスに、使い慣れないPASMOを使って乗り込む。しばらくはいくつかの時間を試して朝の混雑具合の程度を測る必要がありそうだ。

 バスから電車、電車から別の電車に乗り換えて、新たな職場へと徐々に近づいていく。

 

 早い時間だからか、思ったよりも電車は混雑しておらずスマートフォンを弄れる程度に手持ち無沙汰なので、ブログの投稿や巡回でもしてみよう。

 今後出勤の合間にブログ更新をするか、はたまた更新してから出勤するかはまだ不明だ。

 人生初の電車通勤に慣れてきたら、恐らくこの空き時間を語学の勉強に使うだろう。今はイヤホンをするほど電車通勤に慣れていないのでブログに手を出しているだけであり、まだ確定的な習慣ではない。

 ただ、いずれにせよ今まで通り、勤務時間開始前のどこかでブログを更新することになるとは思われる。

 

 ちなみにここまでの文章は電車の中で書いた。思った以上に電車通勤は、退屈だ。

 見出しが一つもないのは、はてなブログのスマホアプリでの見出しの付け方が分からないからだ。

 

このボタンか?

 多分これだ。大か中かは分かりにくいが、多分こうだ。

 太字は多分こうだ

 下線はどう付ければいいのだろう。分からない。

 ごちゃごちゃ調べていたら本社の最寄り駅に着いてしまった。降りねば。

 

ここからはパソコン入力

 どうやらその気になれば通勤中にブログの下書き程度は掛けそうです。スマートフォンでの文字入力の手間を省くために常体の文章になりましたが、慣れてくればいつも通り敬体の文章でも書けることでしょう。

 何はともあれ、しばらくはなんとかなりそうですが、長い目で見ると通勤時間は削減したくなりそうです。早めに引っ越し先を探さねば。

 

結言

 とりあえず、まずは新しい仕事を学ぶことを楽しみます。

 仕事の内容は今までよりも自由度が高いので、個人的には面白がれそうです。

 

 

余談

 当たり前だけど、帰宅の電車が混んでるー。