今週は珍しく出張が無く、会議もほとんど入っていません。中国出張も12月へ延期されたため少し時間に余裕ができました。
これでようやく落ち着いて書類作業を進めることができそうです。やらねばならぬもの、作らねばならぬものがたくさんあるので、ちゃっちゃか進めることにしましょう。12月はまた忙しくなりそうですので、今のうち今のうち。
一時期は朝食を食べられないくらい精神が疲労していましたが、ここ最近はおにぎりやパンを食べられる程度に持ち直しました。飯が食えるならセーフ理論に従い、今は安全域に戻ってこれたと言えるでしょう。
変更できない計画は悪だと思う
とはいえ中国出張は結構ヘヴィな追加タスクのため、余裕綽々になったというほどではありません。当初の予定では遅延している年度行動計画の様々を11月中になんとか進めるつもりだったのですが、すでに暗雲が立ち込めています。というか普通に無理です、どう考えてもそちらへ手を回すだけの余裕はありません。どれかしらは諦めて遅延させる他なさそうです。
設計屋時代の時から思っていましたが、数週間から数か月レベルの仕事が飛び込んでくるタイプの職種では、年度の計画に相当なバッファを設置することが認められるか、或いは飛び込み業務に合わせて当初計画の大幅な変更を許容してもらいたいものです。
一年間の間にどのような飛び込み業務があるかを予知することは不可能です。
それこそ数か月は掛かる大型タスクが飛び込んできたら当初計画なんて容易に消し飛びますし、消し飛んでもらわないとどうにもなりません。
特に、異動してきたばかりの私が年度の頭に立てた計画なんてまさに机上の空論と言う他なく、想定外の飛び込み業務が溢れんばかりに舞い込んできている以上、計画の元首になんてこだわらず優先度の高い業務へ注力させてもらいたいものです。
PDCAサイクルを回そうよ
ホント、現実よりも計画の墨守を重視する人はよく分かりません。三現主義(現場・現物・現実)に勝るものなど無いというのに。
さらに言えば、ビジネス界隈が大好きな言葉のPDCAサイクルだってそうです。Plan-Do-Check-Actのサイクルである以上、Planは状況に応じて柔軟に変更すべき対象です。
計画は現実に勝るものではありません。現実を捻じ曲げる無駄・或いは悪質な努力をするくらいであれば、計画を変えたほうがよほどマシです。
服に体を合わせるのではなく、体に服を合わせるべきでしょう。
結言
計画通りにいかず、お役所や企業が計画を見直した際に責める人が世間にはいらっしゃいますが、あれは宜しくないです。
計画の見直しを責めると、人は責められることを避けるために計画ではなく現実を捻じ曲げようとします。つまりは偽装や捏造、嘘やごまかしが生じます。
それらは計画が予定通りに進まないことよりも、よほど悪いことです。
誰しも予知能力は持っていないのですから、予測が外れたからと言っても責めてはいけません。