忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

誕生日なので恥を晒す方向での雑談

 3月16日、つまり今日は私の誕生日です。わーい。

 ブログを書き始めてから初めての誕生日なので何を書くべきか悩んでいるのですが、誕生日はどうでもいいことを書く日にしましょうそうしましょう。

 ・・・あれ、それはつまりいつも通りということでは?

 

誕生日の思い出

 いかに記憶力が残念であることに定評がある私といえどもさすがに自分自身や人の誕生日についてはいくつか思い出を持っています。が、ブログで語るような内容ではないというか、よく考えるとプライベートやプライバシー的なものが気になるので書けることが無いですね。誕生日の小話をテーマに雑談をしようと思ったのですが・・・止めておきましょう。少し別の話をしましょう。

 

ある友人

 私は誕生日や記念日を覚えることを絶望的に不得手としています。

 しかし自分の誕生日だけは概ね、恐らく、大体は認識できています。子どもの頃は両親や姉が教えてくれましたが、なんと大人になってからはちゃんと・・・ちゃんと?把握しているのです。それが当たり前とか言わないように。

 なぜ認識できているか、それは職場の同僚に同じ誕生日の奴がいるからです。彼が私の誕生日を教えてくれるのでちゃんと認識できているということですね。自分で覚えているわけではないという、なんともしょうもない話です。3月になると「そういえば誕生日が近いな」と思い出し、彼に聞けば日付を教えてくれるのです。良い奴だなー。

 誕生日が同じである彼とはなかなかの奇縁があります。

 まず中学生の頃に同じ学校となり、たまたま同じ部活に所属していたのでよく遊んでいました。高校もたまたま同じ高校に行き、同じクラスで斜め後ろの席でした。同じ中学校の学区ということもあり、帰る方向も同じだったのでよく帰りに遊んだものです。

 大学はさすがに別々になったのでその後は疎遠になるかと思ったところ、何故か偶然同じ会社に就職することになりました。中卒高卒の子が地元の会社に就職するのとは違い、育った土地から離れた場所で違う大学に行っていたというのに就職先が被るというのは、結構な偶然と言えるでしょう。

 私は頭の出来が悪く一回留年して大卒、彼は頭の出来が良いので院卒であり、よって私のほうが会社では一年だけ先輩です。えへん。先輩風とかは別にちょっとだけしか吹かさないですけどね。というか先輩になったのは馬鹿だからであってむしろ負い目に感じてもいいはずですが、そんな小さなことは気にしません。むしろ私が馬鹿なことは彼の方が詳しいくらいですので開き直っています。

 私は現場寄りの技術部署で、彼は離れたR&D部署に配属されましたが、もはやここまで来ると先のことを予感せざるを得ませんでした。

 案の定数年後、彼のチームが開発した新製品がたまたま私の担当する製品に近かったため、新製品の量産立ち上げと共に彼も技術部に異動となり私の隣の席に座ることになりました。まあ、お互いにもはや想定の範囲内だったので驚きなんてありませんでしたが。あ、一応今は数人分ほど離れたところに異動しています。

 彼とは誕生日が同じ、中学高校が同じ、部活が同じ、就職先が同じ、血液型が同じ、あと何が同じだったか・・・ああ、彼曰く高校の入試点数も同じだったそうです。さすがに高校入試の点数なんか私は覚えてないですけど。むしろ自分が進学校に受かったこと自体が驚きで点数なんか見ていなかっただけですけど。

 まあ、そんな記憶力の良い奴が近くにいる奇縁のおかげで自分の誕生日だけは思い出すことができるという、そんな話でした。

 これ、厳密には思い出してないですね、教わっているだけです。ロクデナシか。

 ちなみに彼が近くに居なかった大学時代は自分の誕生日を完全に忘れていたことを正直に告白しておきます。いや、ホント記念日を覚えるのとか苦手でして・・・彼とは大学生の頃にも帰省時には遊びに行くような仲ではありましたが、さすがに誕生日まではいちいち教えてくれませんでした。そこまで馬鹿じゃないと思われていたのですかね?残念、そこまで馬鹿でした。

 

 ちなみに上で引用記事としている四者面談の思い出を書いた記事で

担任の先生が「名前を書ければ入学できる県最下位の高校」に志望校を変えるよう薦めてきたことは友達に散々からかわれたので覚えています。

 からかってきたのは彼、いえ、こやつです。というか未だにからかわれています。記憶力に桁違いの差があるので、下手したら母親並みに昔の思い出でからかってきます。よう覚えてるもんだと逆に感心するばかり・・・

 まあ、ここまで来たらいっそ数十年後、定年後の暇つぶしにも彼には付き合ってもらおうかと思います。

 

 

余談

 数年前、「もーあんたって子はまったくもー!」と小言を言われながら母に聞いて記録した家族の誕生日一覧メモをどこに置いたか、誰か知らないでしょうか?

 いやー、もう一度は聞くに聞けなくて・・・正月に里帰りした際にカレンダーをこっそり覗き見るしかないか・・・