得意な人は居ないと思いますが。
もはや毎年恒例
実家が嫌いなわけではないのですが、どうにも実家に帰ると少しストレスを感じて疲れます。
といったことを少し吐露しようと思ったところ、ちょうど1年前の同時期にまったく同じ内容の記事を書いていたことを思い出しました。
実家が嫌いなわけではありませんし、親族を好んでいないわけでもないのですが、帰省をすると少しストレスが溜まります。
これは職場で日常的に接している技術者集団とはまったく異なるコミュニケーションを求められるためです。もう少し直接的に言えば、毎度ミスコミュニケーションで怒られるので少し疲れます。
何も成長していない。
ダブルバインド
ダブルバインドという言葉があります。
難しい表現では「メッセージとメタメッセージが矛盾するコミュニケーション状況におかれること」だそうですが、もう少しシンプルに言えば矛盾した要求を受け取ることで心理的ストレスを感じることです。
雑な例で言えば、「報連相をしっかりとしろよ!」「そんなこといちいち報告してこなくていいから!」と上司や先輩に言われた場合に感じるストレス、これをダブルバインドと言います。
これは子育てや部下の育成など教育シーンで生じがちなので、教育する側が理解して気を付けなければならない心理状態です。状況が異なる場合には都度説明を行うなど指示には一貫性を持たせる必要があります。
あまり言いたくないのですが、我が実家では結構なダブルバインドに直面します。
と言っても個人の問題ではなく、不幸なことにコンビネーションによって生じます。
母はちょっと過保護が過ぎるタイプの親切人間ですので、なんでもかんでもやろうとします。
姉はちょっと度が過ぎるタイプの真面目人間なので、なんでもかんでも自助努力を良しとします。
その間に挟まれる結果から生じるのが、誰も幸せにならないダブルバインドです。
例えば夕食の時。
母は「座ってていいよ、もうすぐできるから」と手伝いを拒み、姉は「座ってるだけで働かないのか」と圧を掛けてくる、そんな感じです。
単体では些細なダブルバインドではありつつもそれがのべつ幕なしに次から次へと襲い掛かってくるので、私はどうすればいいのか困ってしまいます。正直言ってストレスです。子どもの頃からずっとこうですので今更ちょっとしたことでは気にしない程度に慣れ切ってはいるものの、連休前の仕事ラッシュで心身ともに疲れ切っているところにこれをやられるとさすがに辟易します。
去年のお盆に同じような話を書いているのは、まあ、去年も同じ心理状況だったのでしょう。
結言
まあ仕方がないので耐えるしかないのではありますが、ちょっと疲れちゃうのも仕方がないです。