私(今日の午後は語学研修の一環として英語で外国人講師に電話しないといけない。最近忙しくて英語の勉強できてなかったから気が重いな。ヒアリングもスピーキングも自信無い。そもそも電話自体が苦手。とりあえず午前中は英語に触れて英語脳に切り替えないと・・・)
上司「ちょっといい?一か月後くらいに中国に出張行ってもらえる?」
私「はい、分かりました」(あれ、英語で電話する時ってそもそもどんなフレーズを使うんだっけか・・・)
私(・・・ん?)
油断していたら、ノーウェイトで海外出張が増えました。
出張の大まかな区分と忙しさ
出張と一口に言っても、打合せや現地作業、研修や視察などその実態は多種多様ではありますが、適当に区分するのであればプル型とプッシュ型に大別できそうです。
プル型は何かしらを持ち帰ってくることが主で、プッシュ型は逆に装置なり情報なりを持ち込んで置いてくるようなことが主です。例えば視察や研修受講の出張はプル型で、現地作業や研修開催はプッシュ型だと言えます。
忙しさの比較で言えば、プル型は楽で、プッシュ型は大変です。プル型の場合は極論手ぶらでも何とかなることすらあります。対してプッシュ型は必ず持ち込みアイテムが必要になるため、必然的に事前準備で忙しくなります。
私の仕事は残念ながらほとんどプッシュ型です。そのため出張が一つ増える度に仕事量がそこそこ増えます。特に海外出張だと色々と面倒事が増えるので、準備が大変です。
何でも屋
詳細をボカして大雑把に言い換えてしまうと、今回のお仕事は中国のユーザー企業を集めてお勉強をするのでその講師をやってくれ、とのことだそうです。
新商品のプレゼンであればまだしも、お勉強会の講師となるとそれは企画ではなく営業か広報かエンジニアかその辺りがやるのが筋のような気もします。実際、去年までの技術屋時代では時々講師役を頼まれていました。
まあ、企画部に居る人間は会社の仕事を一通り把握していることが求められますので、依頼する側からすれば何でも対応できる一番依頼しやすい部署であることは間違いないのですが。
「企画部 何でも屋」で検索すれば山ほど事例が出てくるように、企画部はその業務範囲の広範さと知見の広さからどうしても何でも屋として使われがちです。職務記述書(ジョブティスクリプション)に基づいて採用が行われるジョブ型と異なりメンバーシップ型の日本企業では特に代行業務が横行しがちなものであり、必然的に何でもできる企画部のような部署が何でも屋を担うことになります。
事業所にいた頃は設計職として購買・品質管理・製造などを一通り把握しており、そのため当時から何でも屋として働いていましたが、今や会社の何でも屋をかき集めて作った何でも屋の部署にいるのですから、そりゃ仕事内容は何でも屋になるわけだと一人納得しています。
結言
今度のお勉強会は半日から一日かけてやるそうなので、そこそこ資料を作っていかないといけません。うーん、面倒。