忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

悪いやり方を覚えた

 

 先日、日曜日にカフェで仕事をしてみたらやたらと捗りました。

 

 といった雑談を書き始めたのですが、根本的に労基法的な意味で宜しくないシチュエーションであり、取っ掛かりが引っ掛かってしまう感じで意外と難しいなと思いました。

 成果主義は自主的に過重労働をしてでも結果を出す人が評価される修羅の世界であり社会の健全性を阻害するのですが、まあ『社会的バグである自主的なサービス残業』については別記事で語ることにしましょう。

 今回はカフェの話がしたいのです。

 

ロジカルとフィーリング

 企画書と一口に言ってもこの世には種々の企画書がありますが、要するに企画書とは『何かしら新しいアイデアやプロジェクトを始めるための説明資料』です。

 企画書は関係各位からの承認を得るために具体的な数字を取り扱う必要があることから非常にロジカルな文書です。しかしコンセプトや切り口を理解いただくためにはフィーリングが不可欠となります。ロジックとフィールが混然一体と詰め込まれたもの、それが企画書です。

 

 私の能力上、マーケティングデータの加工よりもキャッチーなフレーズを考えるほうに倍以上の時間が掛かります。ロジカルな部分はひたすらデータを収集して分析して詰め込んでいくだけですのでそこまで難しくありませんが、フィーリングの部分はとても難しいです。

 そのため、書き始めるまでに時間が掛かり、書き始めることさえできればサラサラっと進められます。

 

捗った!

 先日は週明けに急ぎで出さなければならない企画書があるのに全然手をつけられてなかったため、やむを得ず土曜日に家で書いていました。

 しかしどうにも筆が進みません。方向性は決まっているのにちょうどいいフィーリングの文章が出てこず、思考は空回りするばかり。

 あまりにもどうにもならなかったため、日曜日は思い付きでカフェへ行ってみました。普段であればカフェで仕事をする類のお洒落で意識の高い行為は好まないのですが、もはや半分神頼みです。

 

 いや、笑っちゃうほど捗って、笑っちゃいますよね。環境が変わるとここまで思考も整理されるものかと。カフェでちょいっと仕事をしてみたら思った以上にサラッと文章が書けたので、なんとか目先を乗り切れました。

 てっきりカフェで仕事をするのはお洒落のためだと思っていたのですが、認識を改める必要がありそうです。カフェで作業をすると捗るのだと。だから人はカフェで仕事をするのだと。

 

結言

 今後も仕事が行き詰まったらカフェに行って仕事をしようかと思う程度に捗ったのですが、それは悪いやり方なので多用すべきか悩むところです。

 そもそも休日に仕事をしたくない。

 でもすでに仕事量がパンクしているのでどこかで帳尻を合わせなければならない。

 うーん、困った困った。