私はエアコン屋の回し者ではありませんが、エアコンの試運転は4~5月に行うべきだと推奨します。4~5月がエアコンの試運転には最適な時期です。つまり、そろそろ行うべきです。
私はエアコン屋の回し者ではありませんが、夏本番になると業者が込むからです。
もしもエアコンが故障していて修理するとしても、6月以降では下手をすれば数週間待たされることになり、熱中症のリスクが高まってしまいます。
また、外気温が21℃以上であることも重要です。それ以下の気温ですと冷房運転が作動しなかったり、すぐに止まってしまって試運転になりません。
よって4~5月の温かい日が試運転には望ましいとされています。
私はエアコン屋の回し者ではありませんが、業界団体も、経済産業省も、4~5月がエアコンの試運転にはベストだと言っています。
◆夏季を迎える前のエアコン試運転の重要性について (METI/経済産業省)
ちなみにですが、業界団体は4月10日を「エアコン試運転の日」と制定しています。4運10(試運転)という、まあ語呂合わせです。
そのセンスはさておき、ゼッタイ流行らないよと思う気持ちもさておき、4~5月のうち、外気温が21℃以上の日にエアコンの試運転をしましょう。
5月に入りだいぶ暖かくなってきましたので、今がチャンスです。
そして、私はエアコン屋の回し者ではありません。
(エアコン屋の回し者ではないことを主張する記事)
(エアコン屋ではないけど熱力屋ではあることを伝える記事)
HVACについて
以前の記事で、HVACについて説明したことがあります。
昨今、日本の製造業は少し寂しい話題が多いですが、その中でも元気な業界の一つが空調冷熱業界です。世界での売上第1位のダイキン工業を筆頭に、日本メーカーのエアコンやチラーなど空調冷熱分野での製品が世界中で売れています。
この分野はHVAC&R(ヒーバック&アール)とも呼ばれています。
- H:Heating・・・暖房
V:Ventilation・・・換気
AC:Air Conditioning・・・空調
R:Refrigeration:冷凍の頭文字を並べたものです。
先日、アメリカに出張した際にHVACの話をしたところ驚かれました。
私「HVAC(ヒーバック)の話なんだけど」
相手「は?なんだって?」
私「H、V、A、C。ヒーバックだよ」
相手「ヒーバックってなんだよ。HVACはエイチバックって言うんだぜ」
私「そうなの?日本では皆ヒーバックヒーバック言ってるよ?」
相手「よく考えてみろよ、HVACのどこにヒー、Eが入ってるんだ?Hはエイチだろ」
私「確かに・・・」
ということで、本場のイングリッシュではHVACのことを「エイチバック」と言うことをここに記しておきます。
ダイキンHVACソリューション東京株式会社は、空調事業に給湯・換気・暖房事業を加えた「HVAC(ヒーバック)事業」を展開しています。
うーん。
クーラーも、エアコンも、ヒーバックも、全部和製英語です。和製英語に日々振り回されていて、困っちゃいます。