忘れん坊の外部記憶域

興味を持ったことについて書き散らしています。

未来を予知する能力が欲しい

 

 困ったことに、まったく習慣が戻らない。今日も今日とて夜に慌ててブログを書いています。

 

具体性が無いことに慣れない

 いつもであれば通勤中に「今日はブログに何を書くかな」くらいのことを考える余裕があるのですが、近頃はどうにもそこまで気が回りません。今日やる会議の資料を今日の午前中に作り、今日やった会議の始末を午後にやり、明日の会議の資料を明日の朝作り。そんな困ったループに陥っています。

 

 いや、もう、今居る部署の仕事の都合上仕方が無いとはいえ、会議が多すぎるのは閉口です。去年までの『依頼される側』から『依頼をする側』になった以上、人に動いてもらうためには様々なお膳立てと形式的な儀式が必要なことは分かっていますので否応なしにやりますが、まだまだ慣れておらず上手いこと回せていません。

 

 また、上への報告頻度と質が変わったことも大きな要因です。

 設計時代、何かしらを上に報告するのは主にひと段落付いた場合でした。報告内容はどのようなスペックでいくらで作れるかが焦点であり、やってきたことを自信を持って報告するだけです。そこまで高頻度に報告することはなく、一種の通過儀礼でした。

 現在は企画職のため、開発部署に頼んで作らせた製品が本当に売れるか、どこに売れるか、いくらで売れるかが報告の焦点となっています。誰も未来予知なんてできない以上、正直言ってそんなことなんて正確に分かるはずがありません。何をどこにいくらで出せば売れるかが分かっているのであれば世界中のビジネスマンは誰も困らないわけで。このように報告の質が「過去の結果」ではなく「未来の予測」についてとなったため、本当に正しいかどうかを自信を持って報告することが経験不足の私にはなかなか難しいです。

 また報告はかなり頻繁です。会社経営の方針を逐次微調整するためか、設計報告と比べてはるかに多い回数の報告が必要になります。これは単純に、負担です。

 

 結局のところは慣れと実績に基づく自信の問題なのでしょうが、まだまだ足りないと感じるばかりです。

 

結言

 本社に異動して経営層に近いところへ座るようになって思うことは、会社経営って大変だな、です。

 企画した製品の未来予測一つで困っている私からすれば、先の見えない未来に対して会社全体の舵取りをしなければならないのは極めて重責であり、大変そうだなと思っています。

 そんな、小学生並みの感想でした。