中国出張だけでなく、日本国内でも中国人と仕事をしています。
会計バトル
中国人は会計の時に誰が払うかでバトルをします。会計をすることは立場が上の人であることを示すステータスであり、目上の人たちが我先にと財布を持って会計をしようとする、そんな中国の文化があるためです。
日本でも若干そういったパターンは生じますが、中国ではほぼ鉄板で発生します。
中国には何度か出張に行っているので重々承知している文化ではありますが、先日は日本のレストランでも生じました。
年上の中国人2人と私の計3人だったので、私としては「御馳走様でした、とても美味しかったです」を言う準備だけして、後は見守ることしかできません。
何も日本でまでやらずともとは思いつつ、まあ文化とはそういうものだと謎の納得感を持って静かに見守らせていただきました。
私は必要か?
先日のお出かけは、中国人の営業部長と、中国人の同僚と、私。
二人とも日本語ペラペラですので、よくよく考えなくとも私は不要な気がします。
ストレートに「私は必要ですか?」と聞いたら「必要だ」と言われたので半信半疑で同行したところ、予想よりは必要だったので安心しました。
言葉の壁は問題なくとも、ビジネススタイルや物事の進め方はお国柄や国民性が出ます。さらには営業職と技術職も水と油。そこに上手いこと落とし所を見つけるには双方の都合を把握した人が必要であり、当ブログで度々述べてきている『中道』が役立つ機会です。
そんなわけで、意外とやりがいのあるポジションでした。
政治の話はちょっと
中国人は政治の話を好きな人が多く、雑談で国際情勢の話をすることが度々あります。
とはいえ、あまり思想の強い話をするとややこしくなりますので、控えめにほどほどな意見を述べるだけにすることが無難です。
共産主義と資本主義の違いや他国の批判は「分かりますよ」と聞き、こちらからはむしろ中国の方向性について聞いてみたりする、そんな距離感で対応しています。
どれだけ政治好きな方でも面白いことに、「中国という国に対する主体性」が無い点が特徴だと感じます。みんな、日欧米の問題点や中国の課題と強みなどは語るのですが、では中国はこのような世界情勢でどのような行動をすべきかが一切出てきません。
例えば「ホルムズ海峡の問題で、中国が間を取り持って解決すれば国際的なポジションを強固にできるのではないか」みたいな振り方をすると、「それは政府が考えることだから分からない」となります。
多少なりとも日本などで政治に関心を持っていれば自国政府にどうして欲しいかの意見を持つと思いますが、それが一切ない辺りに、非民主的な一党独裁の恐ろしさが垣間見えるような気がします。
結言
中国人と日本人は別物と考える人もいるかとは思いますが、欧米人に比べればかなり近いと私は感じます。
同じではありませんので違うところは尊重しつつも、そこまで距離のある対応をしなくてもいいかなと思う次第です。