忘れん坊の外部記憶域

主に時事やビジネス、政治経済や興味を持ったことについて書き散らしています。

歴史はキャラクターを中心に覚えよう

 ほぼ趣味に関する雑談記事です。

 私は技術屋ですので専門は工学や自然科学なのですが、趣味は人文学や社会学の勉強です。勤務時間外は気分転換として違う事を学びたいのです。

 特に好きなのが社会科科目に該当する分野です。歴史や地理、政治や経済、公民や倫理といった類のものですね。子供の頃は全然学校の勉強をしない子だったので、学校の成績は控えめかつお上品に言ってゴミクズであり、学年でビリを取ったこともあります。あまりにも勉強しないので三者面談どころか校長先生まで出張っての四者面談を受けたことすら。学ぶことは好きだったのですが、学校の勉強が嫌いだったんです。

 そんなロクデナシのクソガキでも本は山ほど読んでいたので国語と社会科は概ね高得点でした。それだけは先生から褒められていたので好きになったというわけです。実に単純な人間です。「国語や社会科なんて勉強しなくても点取れんだろ?」とほざくようなクソガキだったことを思い出しました、忘れましょう。

歴史の勉強方法(嘘)

 そんな私のおすすめ歴史勉強法は歴史の教科書を暗記することです。はい、嘘です。それができる人は苦労しない人です。学校のテストでは暗記止む無しという勉強をさせますが、あんな呪文みたいな単語を暗記するのはただただ苦痛です。あれでは歴史嫌いを生産しているようなものです。歴史は人類の長い歴史を積み重ねてきたものであり、膨大な情報量があります。それを全部覚えようとするのは脳の無駄遣いでしかありません。

 例えば紀元前300年よりちょっと前くらいのマケドニアにアレキサンダー大王が居た、くらいは覚えてもいいと思いますが、アレキサンダー大王が崩御した後のディアドコイ戦争(後継者戦争)では誰と誰と誰と誰と・・・が争ったか、なんて暗記するだけ無駄です。

歴史の勉強方法(推奨)

 歴史は人々の活動の積み重ねです。そのため西暦何年に何があったというような出来事を暗記するよりも人(キャラクター)に注目して覚えていくのが一番効率的だと考えています。歴史という物語を読み、登場するキャラクターを楽しめばいいのです。特に若者におすすめしたいのは漫画や小説、ゲームや動画などで歴史に触れることです。偉人の伝記漫画でもいいですし歴史漫画や小説は山のようにあります。他にもYoutubeには歴史解説動画がたくさんあります。

 先のアレキサンダー大王を例とすれば、彼をモチーフにした作品は世の中に溢れていますし、何も考えず岩明均先生の「ヒストリエ」を読めと推奨します。「ヒストリエ」はアレキサンダー大王の部下でありディアドコイ戦争でも後継者の1人として争ったエウメネスを主人公とした良い漫画です。

 歴史にはたくさんのキャラクターが登場します。渋い脇役や面白い敵役など様々ですが、まずは大枠のメインキャラクターを覚えてしまうのが全体の流れを理解するのに良いかと思います。そこでおすすめなのが「史上最も影響を与えた人物ベスト100」です。ちょっと西洋史に傾いてはいますが、この100人は歴史という物語における主役と言えます。

◇史上最も影響を与えた人物ベスト100ランキング; M.H.ハート氏の本より 〜aokiuva

 アレキサンダー大王は33位ですね。彼の家庭教師であったアリストテレスはもっと上位の13位にいます。この100人を軸に物語として歴史を学んでいくことが、ただ暗記するよりもよっぽど効率的かつ楽しく勉強することができます。

横断的に学ぶ

 社会科科目の勉強は横断的に学ぶのが効率的です。個別に暗記しようとしても難しいですが、一緒に学べば頭に残りやすくなります。引き続きアレキサンダー大王を例として用いてみましょう。アレキサンダー大王はマケドニアの王様です。マケドニアというと分かりにくいですが、今で言うブルガリアやギリシャの辺りです。西には後に超大国となる共和政ローマ(イタリア)、東にはすでに超大国であるペルシャ(アケメネス朝は広く、トルコ・エジプト・イラン・パキスタン辺り)がありました。アレキサンダー大王は東方遠征によってペルシャを滅ぼし、インドまで到達しています。この歴史物語を地理と一緒に楽しむと中東辺りの地理関係が一緒に覚えられるのでお得です。

 他にもこの辺りの時代で言えば共和政ローマのファビウス、カルタゴのハンニバル、秦の始皇帝とかが好きなキャラクターなので語りたいのですが、語り始めると止まらないのでここでひとまずストップしましょう。ローマの歴史を学べば西欧の地理、始皇帝を知れば中国の地理などが良く分かるのですが、若者は難しく考えずにアド・アストラ(スキピオとハンニバル)とかキングダム(秦の始皇帝)とかの漫画からまずは触れてみて欲しいところです。

最後に

 歴史の教科書では歴史的な事件や人物を無機質な数行の文章で表しています。しかしその背景には生きた人間たちの繰り広げた血の通った物語が存在します。社会科は暗記科目だからつまらないと思わず、ぜひとも物語として楽しんで欲しいです。とりあえずは「史上最も影響を与えた人物ベスト100」から興味を惹かれた人物について調べていくと楽しいと思います。

 歴史はもの凄く面白いのですがどうも嫌いな人が多いので、面白さをなんとか布教したいものです。「史上最も影響を与えた人物ベスト100」を個別記事で書きたいくらいですが、すでにいっぱい本やサイトがあるからそちらを見てもらったほうが楽しめます。